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もりあげ隊オリジナルTシャツ販売開始!

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遊子川に来て、はじめてやったデザインの仕事が、
遊子川の地域づくり組織「遊子川もりあげ隊」のロゴデザインでした。

そして、もりあげ隊のスタッフウェアとして、
そのロゴをあしらったTシャツを作って活動のアピールをしてきました。

このたび、より地域の内外へのアピールを目的として、
このTシャツを一般販売します。

一着1,500円。
サイズはS〜5Lまで、6色からお好きな色をお選びください。
(ロゴの色はすべて白になります)

ご注文は遊子川公民館まで。


水生生物調査2013

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遊子川を流れる川のキレイさを知るための水生生物調査を行いました。
小学校ともりあげ隊との連携のこの活動も3回目。

1回目は小学校そば、2回目は下流域、ということで
3回目の今回は上流域を調査することにしました。

外部より水生生物の専門家の先生を迎え、
地元の川で水生生物を採取、その後採取した生物たちを観察します。

自分たちが暮らす地域の川の水がキレイだ、ということを自覚する。
それは自分たちが暮らす地域を誇る心を育てます。

故郷を愛する心。
それが故郷を守り、故郷をもっと良い場所にしていこう、という心を育みます。


地域を活性化するのにまず一番に必要なのは、
大々的な施策でもなければ、奇抜なアイデアでもない。
地域を誇る心を育てるために、地域の魅力をそこに住む人が自覚することではないでしょうか。

そのためにできることは必ずある。


ふるさと遊子川盆踊り大会'13

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毎年8月14日は遊子川地区盆踊り大会。

三度目ともなれば慣れたもん...とはならず、
今年はプリンターメーカーのEPSONさんの協力を得て、
新たな取り組みをすることになり、
また、盆踊りの前後でユスモク関係のイベント準備も重なって、
結局てんやわんや。


でもまあ、頑張りました。
その甲斐あって、任期最後の盆踊りに相応しい良いイベントになった気がします。


雨包山春満喫ツアー

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GW連休初日。
遊子川でのイベント「雨包山春満喫ツアー」が開催されました。

遊子川が誇る霊峰・雨包山で旬の山菜を摘んで、
その場で調理して食べちゃおう、というイベント。
去年に引き続いての2回目の開催です。

去年の反省も踏まえて今年はいろいろバージョンアップしてます。

無料だった参加費を今年は300円徴収しました。
城川町全体にイベント告知ビラを配布し、地域外からの参加を呼びかけました。
去年同様、自然植物に詳しい先生に来てもらい、雨包山の植物解説をしてもらうと同時に、
今年はグループ毎に植物探しを競い合う、というゲーム性を取り入れました。
わがユスモクもフォトフレームづくりで参加。

...といった感じでもりだくさんの企画となりました。

去年同様天気も良く、気持ちの良い山での一日でした。


遊子川パンフレット

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年度末、追い込みで仕上げた遊子川もりあげ隊をアピールする印刷物その3。
その1その2


遊子川のパンフレット。
遊子川の名景・イベントスポットを紹介するパンフレット。

かねてより作りたかったものをようやく作ることができたのだけど。
いかんせんバタバタしすぎてやっつけ感が否めない。
もっとじっくり検討して作りたかったなあ。


美大でデザインを勉強していた頃。

重さのないグラフィックデザインをどこか軽視していました。
重さのある「モノ」でのデザインであるプロダクトデザイン、
「モノ」の組み合わせで構成される空間デザインにばかり目が行ってました。

でも、人間は自分の中に入ってくる情報の七割は視覚によるもの。
デザインのなかで視覚デザインの果たす役割は決して小さくない。
...最近やっとそう思うことができるようになりました。


まだまだ発展途上のパンフレットだけど。
遊子川の魅力をつめこんだこのパンフレット、
できるだけ多くの人に見てもらいたい。


2013年度遊子川カレンダー

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新年度に入りました。
昨年度末、追い込みで仕上げた遊子川もりあげ隊をアピールする印刷物たちをご紹介します。

まずは去年に引き続き遊子川の名景を写したカレンダー。

今回は掲載する写真を一般公募する予定でしたが、
結局バタバタして公募することができず。
去年と同じく自分が撮った写真を使うことにしました。
去年と同じくもりあげ隊で予算をとって印刷会社に印刷してもらいました。

なんとか3月度の遊子川地区内全戸配布に間に合わせることができました〜

今年も遊子川の魅力を詰め込みました。


トマト加工班視察

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遊子川のトマト加工班で宇和町の新城生産組合と宇和島の企業組合津島あぐり工房の
二箇所の視察に行ってきました。

メインの目的は新城生産組合にある大型乾燥機の見学だったのですが、
フタを開けてみれば、起業者自身による起業の心得を学べた刺激的なものでした。

起業というと、とかくその方法にばかり目が行きがちなのですが、
結局のところは「なにがやりたいか」「なんのためにやるのか」といった明確な目標と、
その目標に向かって突き進むための「勢い」が絶対的に必要、ということを
参加者一同感じたと思います。

強い想いがあれば、その想いを達成するためのパワーは自然に生まれるもので、
方法とか技術といったものは必要に応じて身についてくるものである。
よしんば自分自身がそういったものを手にしてないとしても、
強い想いは強い発信力を伴うことで自然と第三者の助けを引き寄せるものである。

...二人の起業家の話を聞いていて、つくづくそのことを感じました。


避難経路整備【下蔭〜柳沢】

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遊子川もりあげ隊・地域振興部では、主に防災対策に取り組んでいますが、
その取り組みの一環として、地域内の避難経路整備事業を去年に引き続き実施しました。
去年は日浦〜下遊子地区間で行いましたが、今年は下蔭〜柳沢地区間で実施。

遊子川地区は中央谷底を走る県道から枝葉状に集落が点在しているわけですが、
中央の県道が寸断された場合は一気に避難路がなくなってしまいます。
そこで、昔ながらの山道を定期的に整備して、いざという時のために備えます。

山道は文字通り森の中を切りとおして作られた道であり、
放置していると木や竹が繁茂して、道が使えなくなってしまいます。
支障木・支障竹を伐採し、道路に積もった不要土をユンボで掻き出す作業を
もりあげ隊地域振興部と地元受益者の人たちが集まって半日がかりで実施しました。


もりあげ隊組織化勉強会

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遊子川地区の地域づくり組織「遊子川もりあげ隊」。
僕が着任する前年の2010年に立ちがあり、一年かけて活動計画を立て、
僕の着任と同時にその活動をスタートしました。

事務局のある遊子川公民館を中心に精力的に活動を進めてきましたが、
地域づくり活動というものは、その活動が順調に展開していくならば、
どのような経緯をたどるにせよ、また、意識していなくていなくても
自然と経済活動へと帰結していくもの、
ということがこの二年間の活動の末に見えてきたことでした。

もりあげ隊は遊子川地区全住民で構成される任意団体ですが、
市から支給される補助金が主な活動資金であること、
活動を推進する事務局が公民館となっていること、
などまだまだ行政主導の色が強く、
もりあげ隊を母体とした経済活動をしていくにはなにかと不都合な部分があります。

その一方で、活動が順調に進めば進むほど、
活動を継続的・発展的なものにするには経済活動が必要、という気運が高まります。
そこで出てくるのが経済活動を行っていくための組織結成の話題。


...というわけで組織化についての勉強会。

地域産業の起業サポートを行なっているえひめ産業振興財団の方に来てもらい、
組織化の必要性、最適な形態、方法などについてレクチャーしていただきました。


魚成地域づくりフォーラム

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遊子川のお隣り地区・魚成地区で開催された魚成地域づくりフォーラムで、
遊子川もりあげ帯の事例報告をさせていただきました。

今の仕事をするようになってから、
ちょくちょくこういう講演や事例報告をするようになりました。
もともと話すことはそれほど得意ではなく、
ましてや大勢の人の前で話すなんてもってのほか、という感じだったのですが、
美大でのデザインの学びでプレゼンをする機会が多かったことから、
人前で話す、人に想いを伝える、ということについて、
下手は下手なりに考えるようになりました。
そして地域おこし協力隊になって、
図らずもその学びの成果を実践していくことに。

得意・苦手、上手い・下手はともかく、
伝えたい想いがあれば、人はそれなりに伝える工夫をするもの。
いくつかこなすうちに緊張はするものの、
それなりに話せるようになってきたのかな...

...と思っていた矢先に。

やっちまいました。
気の緩みがあったのかなあ。

まあ、失敗を重ねて人は成長する、
ということで前向きに捉え...

...たいけどやっぱり凹むわあ。


クリーン作戦&三世代交流

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時の流れは早く、はや師走。
2012年ももう終わりです。

今年の汚れは今年のうちに。

遊子川では毎年12月に「クリーン作戦」と銘打って、
地域をあげて幹線道路である県道端の清掃活動を行っています。
同時に地域内の親・子・孫の三世代交流イベントも実施しています。
さらに今年は地域内でイルミネーション展示をやろう、ということになって、
もりだくさんの週末になりました。

遊子川の地域づくり組織「遊子川もりあげ隊」、公民館、老人会、小学校、PTA、
遊子川の若者グループ「新泉組」などなど遊子川の中のいろんな組織が一同に介して、
にぎわいました。

とてもいい形で遊子川は盛り上がっているように思えます。


田舎はリソースが少ない割には組織がやたらと存在しています。
しかし、普段はその組織間でのやりとりはあまりない。
まあ、リソースが少ないからだいたい顔見知りの間柄か同じ人が掛け持ちだったりで、
あえて交流しなくとも、ということなんだろうけど、
その認識が、組織活動の煩雑さを増していくものになり、引いては活動が停滞する元になる。

組織は内部活動だけでなく、外部との活発な交流があってこそ
健全に発展していくものではないでしょうか。


遊子川小祭り2012

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遊子川というのは一つの小学校区であって、
地域内には小学校が一つあります。

一年生から六年生まで全校生徒数は11人。
小学校だけで学校行事をしていくにはなにかと心細い。

しかし遊子川では、地域を上げて学校行事を応援する機会がなにかと多い。
PTAはもちろん、奉仕作業による清掃活動、運動会、愛護班活動、
そして公民館による社会教育活動。

地域ぐるみで子どもを見守る社会っていいものです。

小学校ではそんな地域の日頃のサポートに感謝の気持ちを込めて
毎年遊子川小祭り、というイベントを開いて地域の人を招待します。

学校の先生、PTA、そして子どもたち自身が出店を開いて地域の人をもてなします。
遊子川もりあげ隊も出店して、このイベントを盛り上げます。

それぞれが互いを思いやり、感謝の気持ちを示す。
より良い社会規範がこういう活動によって培われていくのではないでしょうか。


トマト勉強会

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遊子川もりあげ隊では、遊子川の特産品開発に取り組みます。

地域づくりにおける特産品開発はどのように位置づけられるのだろうか。
一言で言えば、開発した商品を売ることにより、地域を経済的に活性化すること。
では、お金が地域に入れば、地域は自動的に元気になるのだろうか?

社会の基盤を経済においている以上、お金は確かに重要です。
しかし、金を得ること以上に、どのようにして稼ぎ、稼いだお金をどのように使うのか、
さらに言えば、特産品を売ることで、どのように地域が活性化するのか、
どのように地域住民が地域に対して誇りを取り戻すのか。
これらの問いに対する明確なイメージを計画した上で、
商品を売って資金を獲得し、そのイメージを現実のカタチとして実現してはじめて、
特産品開発により地域が活性化できたと言えるのではないでしょうか。

ただ「売れる商品」を考えることが特産品づくりではない、と思います。
「地域が誇れる商品」を考えることが本当の特産品づくりではないでしょうか。
そのような商品ができれば、地域は自立的に商品を売ることを考える。
そこから本当の活性化がはじまる。

繰り返しますが、地域内へ潤沢な金を得る行為が地域活性化ではない。
地域が自立して活動するための資金を自力で得ようとする行為が地域活性化なのである。
行政の役割はそのための仕組みづくりをサポートすることではないでしょうか。


まずは遊子川の主要産物の一つであるトマトに着目し、トマト加工商品を研究します。
遊子川のトマト農家を中心とした人たちが立ち上がりました。

まずは現状把握のために、商品開発に興味のあるメンバーで久万高原町へ視察に行ってきました。


ふるさと遊子川盆踊り大会'12

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8月のメインイベント、盆踊り大会。

前日までの晴天がウソのように朝から雨。
それでも昼頃には雨は上がったのだけど、
いつもの会場である小学校のグラウンドの状態が悪く、
盆踊り実行委員会で検討した結果、
今年は場所を変えて公民館前の駐車場で開催することになりました。

物品の搬送が楽になったとはいえ、
いつもとは段取りが違ってしまうので、なかなかてんやわんや。
それでもなんとか準備を整えていざスタートというときになって、

またもや雨。

やはりだめなのか...とあきらめムードが漂いはじめるものの、
そこは誰かさんの普段の行いが良かったのか、
ほどなく雨は上がり、予定より少し遅れてなんとかスタート。

その後は雨も降ることなく、なんとか無事終えることができました。


今の仕事に就くまで、
なかなかイベントを企画したり運営したりする経験がなく、
性格的にもそういうのはちょっと苦手だったりするわけですが、
やはり経験してみると、いろいろ勉強になったりするわけで。

これからずっと、と言われると困りますが、
何事も食わず嫌いはいかんですな。
ものごとの良し悪しの問題ではなく、
視野を狭めることで損な人生をおくるより、
最初は気乗りしなくても、何事もとりあえずやってみる、
というスタンスでいるほうが楽しい人生をおくれるのではないか。

...という当たり前の真理をこの歳になってようやく感じる今日このごろ。


雨包山清掃活動

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「...まさにエデンの園だったな。うん、あの場所の魔法のような美しさを、ぜひ君にも見せてやりたいものだ。この世から完全に隔離されていて、頭上には青い空、周囲にはうっそうとした木また木だ。色彩の宴だな。芳にして涼。言葉では、あの天国を言い表せん。そんな場所にあいつは住んでいた。世界のことを忘れ、世界からも忘れられ、ひっそりと住んでいた...」(モーム『月と六ペンス』)


早いもので2012年も半分が過ぎ、7月に入って初日。

昨年に引き続き、もりあげ隊環境部主催で雨包山の清掃活動を行いました。

雨包山のツルアジサイ・ヤマアジサイをアピールするために、
これらの群生地周辺を草刈り、手入れをするもの。

去年ももりあげ隊の呼びかけで地域の主たる人員に声がけして実施ました。
去年は50人くらい集まったのですが、今年は30人程度と減ってしまいました。

僕みたいに他所から来た人間にしてみれば、普通に雨包山を遊子川の基調な地域資源、
と普通に認識するのですが、長年この地で暮らす人たちにすればそうでもないみたいです。

木の価値自体が長年かけてどんどん目減りしていったことで、
山そのものへの価値認識が薄れていった。
見ていてただ美しい、というだけでは普遍的に価値を認識し続けるのは難しい。
だからユスモクのように木の価値を再認識させるための活動に意味があると思うのです。


素晴らしい場所を素晴らしい場所にしておくためには、
誰かがその場所を素晴らしい、と言い続けなければならない。
そこに人が接し続けるのならば。


ホームページ運営委員会始動!

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  遊子川もりあげ隊


今年の2月より遊子川もりあげ隊のオフィシャルサイトがオープンしてます。

このブログはあくまで個人の記録。
どんなに僕が遊子川について知らなくて、遊子川を客観視できたとしても、
それは一方向からの単一的な、一側面的な記録に過ぎない。

本当の情報発信とは、多面的な地域の魅力を地域の意志によって発信すること。
このブログとオフィシャルサイトとの違いはそこにあります。
その違いを僕だけでなく、地域住民、しかも地域おこし活動の中枢にいる人間が
理解してくれていることが、都会に比べてITの価値理解が遅れている田舎での
IT活用に希望が持てる。


都会の真似ではなく、田舎ならではのIT活用ができたらいいなと思います。

Googleだの、Facebookだの、どんなにIT技術が進化しても、
あくまでそれは副次的なものだと思う。
人間の構成原子が有機体である以上、別の有機体を摂取して生きている以上、
そして人間が自然の一員である以上、食は根源的なものである。


食を作ることがパソコンが出来ることよりも軽んじられるようなことがあってはならない。
たとえどんなに人間が進化しても。


雨包山で新緑を食べよう!

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こどもの日。

遊子川でイベント「雨包山で新緑を食べよう」が開催されました。
遊子川が誇る霊峰、雨包山で旬の山菜を摘んで、その場で調理して食ちゃおう、というイベント。
4月のとある飲み会で公民館スタッフさんたちのほぼ思いつきではじまったこのイベント。
あれよあれよと具体化して、本当にやっちゃいました。

とはいっても、しっかり事前のプランニングは念入りに準備してきました。
一週間前には現地で下見を行い、必要なものの買出しを行い、
安全面とより山に興味を持ってもらうために動植物に詳しい先生にもきてもらいました。

とはいっても、僕自身は愛媛大での研修だったり、体調不良だったりで、
ほとんど準備を手伝うことができず、当日の記録係をするので精一杯でしたが。

イベント告知直後はあまり応募者が集まらず、人が集まるか心配でしたが、
蓋を開けてみると、ほぼ定員の40名が集まり、とても盛況なイベントとなりました。
前回の川津南との交流会に引き続き、ケーブルテレビも取材にきてくれました。


遊子川の財産は山そのものだとつくづく感じます。
山の幸を楽しみ、山の魅力に触れることは、
地域の財産を再認識し、その財産を守る意識を高める。
ひいてはその財産をもっと豊かにしたい、という願望に繋がる。

これを地域おこしと呼ばずして、何を地域おこしと呼ぶのだろう。


地域防災マップ

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期末です。
続々ともりあげ隊の今年度の活動も収束に向かっております。

地域振興部での取り組んでいた防災マップが完成しました。
防災マップとは、その名のとおり有事の際の避難経路などを記したマップです。
地域に長年住んでいて、地域のことを知ったつもりでも、
いざ、というときに実は知らない道もあった、ということもなくはない。

万全には万全を期すのが安全の鉄則。
そこにこのようなマップの存在意義があります。

遊子川に来たばかりの人間に土地勘があるわけもなく、
地域の人たちで話し合った結果をマップに落としこむのが、
僕の主な作業でした。
そのマップも、あらかじめExcelで作られたベースがあったので、
新規デザインというわけでもありません。

それでもそのベースを外注できるようにイラストレータ形式につくり直すことは、
決して簡単な作業ではなかったし、意義あることだと思うわけで。


どんな作業も、その先にあるゴールがイメージして、
そのイメージが良いものならば、取り組む価値はある。
たとえ目の前の仕事が一見つまらなさそうなで、役に立ちそうにないものであっても。

だから先を見越す、先をイメージするって大事。


遊子川アピールポスター配布版

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カレンダーと同じく、去年の年末に軽いノリで作った遊子川アピールポスター

最初はオフィスプリンターで印刷したA3版を公民館前に貼っていましたが、
あれよあれよという間に、二種類A2版を100枚ずつする運びになりました。
枚数が枚数だけに、予算をかけて業者に印刷を発注して、
紙もすこしばかり良いものを使うことにしました。

図柄はテスト版の4種類の中から公民館主事さんと話しあって、
夏バージョンと秋バージョンを選択。
紙の大きさを変える以外は基本的にテスト版と同じデザインにしました。


最初は合計で200枚もの紙をさばけるのかな、なんて思っていましたが、
さすが行政のネットワーク。
あとは行動力ある公民館主事さんのおかげで、気づけば7割くらいはさばけてました。


遊子川に集客するのではなく、
遊子川の存在を、遊子川の魅力を、遊子川のしている地域づくりを、
さりげなくアピールするものを作ったつもりですが、

さて、どのように受け止められることやら。


2012年度遊子川カレンダー

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去年の暮に遊子川の手作りカレンダーを作成しましたが、
これが好評(?)で、予算をとって全戸配布することにしました。

遊子川にはおよそ160戸ほどなので、さすがに手作りというわけにもいかず、
業者にデータを渡して印刷してもらうことにしました。

基本的には手作り版と内容は同じですが、
いろいろ関係者に相談したら、少変更する部分が出てきて、
手作り版とは若干異なるものになりました。


まず、発行時期がずれるため、どうしても1月スタートが厳しくなるため、
4月スタートの年度カレンダーにしました。

また、手作り版はA3版でしたが、配布版は省スペース化のため折りたたんでA4版としました。
各カレンダーは広げて使うためA3版のままですが、表紙と裏表紙はA4版になります。
また折りたたむことで枚数の都合上2ページ追加する必要があり、
各月の写真一覧をサムネイルで見せるページが追加されました(業者提案)。
頼んだ印刷会社の人が親切で、けっこう助かりました。

その他、写真の一部入れ替え、曜日や祝日を日本語表示、
各月の遊子川の行事を表示するようにしました。


おかげさまでより良いカレンダーになったと思います。