遊子川もりあげ隊・地域振興部では、主に防災対策に取り組んでいますが、
その取り組みの一環として、地域内の避難経路整備事業を去年に引き続き実施しました。
去年は日浦〜下遊子地区間で行いましたが、今年は下蔭〜柳沢地区間で実施。
遊子川地区は中央谷底を走る県道から枝葉状に集落が点在しているわけですが、
中央の県道が寸断された場合は一気に避難路がなくなってしまいます。
そこで、昔ながらの山道を定期的に整備して、いざという時のために備えます。
山道は文字通り森の中を切りとおして作られた道であり、
放置していると木や竹が繁茂して、道が使えなくなってしまいます。
支障木・支障竹を伐採し、道路に積もった不要土をユンボで掻き出す作業を
もりあげ隊地域振興部と地元受益者の人たちが集まって半日がかりで実施しました。
天気も良くてまずまずの作業日和。
しかし花粉が飛びまくっていて、花粉症には辛い一日でした。
下蔭集落。
雨包山の樽の滝ほどではないですが、美しい滝があります。
作業前の状況。
竹が道路上にあふれ出ちゃってます。
まずはチェーンソーで支障木・支障竹を伐採。
そして伐採した木や竹を道路の外へ運び出します。(トップ画像)
最後にユンボで不要土を掻き出し、道を均します。
山の中で見かけた猪らしき骨。
たしか去年もこういう骨に遭遇したなあ。
作業後。
すっかりキレイになりました。
こうした作業は防災のみならず、地域美化にもなっているわけで、
地域がキレイになれば地域を誇る心が芽生える。
そして自分たちが暮らす地域は自分たちで守ろう、という自立の心も。
ゆくゆくはこういう作業も市の補助に頼らずやっていけるようになったら。
そしてこういう動きが日本全国に広がったら。
日本はもっと良くなる。
日本だってまだ捨てたもんじゃない。
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