ユスモク木工教室第5回。
前回が2回分(45分×2回)の時間をとってもらったので、実質6回目。
最初はどうなることかと思ったこの教室も今回で最終回。
前回2回分の時間をとってもらったおかげで、前回でほぼ完成し、
今回はボンドの乾燥を確認し、最終的な完成を確認するだけでした。
出来・不出来はあるにせよ、とりあえず全員無事完成させることができました。
記念撮影の後、今回の木工教室についての感想を発表してもらいました。
みんな概ね前向きな感想をくれました。
それとは別にあらかじめみんなで手紙を書いてくれていて、
終わり際に記念写真と一緒にいただきました。
一人一人完成品を持った写真入りの手紙で、
学校ぐるみでサポートしてくれたことがとても嬉しかったです。
手紙の一部を抜粋します。
「...ユスモクを開いていただいてぼくはとてもうれしいです。
ぼくは遊子川が大好きなので、たくさんの人が集まり、にぎわうことを願っています。
これからももりあげ隊にがんばって取りくんでください」
「...最初は木で作る宝箱を見たことがないのでおどろきました。
初めての体験で、木材がずれてしまったり、失敗もあったりしたけど
気に入った宝箱を作ることができました。木でできた宝箱はめずらしいので、
大事に使いたいと思います。」
「...檜垣さんのアドバイスをうけ、作ったら
『こ、これが私の実力!?すごい!!』
と言うほどきれいにできました。」
「...宝箱の中に、大切な物を、たくさん入れる予定です。
あのカギがついていれば、中の物をとられなくて安心です。」
「...一番おもしろかったのは、のこぎりで、切ったのです。
わたしは、のこぎりを使うのが、二回目だったから、あまりできませんでした。
けれど、2人で協力したら、できました。また、のこぎりをつかうときは、
2人で協力してやりたいです。」
「...宝箱を作っている時、むずかしいところがあったけど、
とても楽しい時間をすごせたし、宝箱ができたときは、とてもうれしかったです。
...(中略)...来年も、おもしろくて、楽しい物を作れたらいいなと思いました。」
「...ぼくは0.1mmもずらさないようにしていたけど、ちょっとずれました。
でもさいごまで作れたのでよかったです。
ぼくは、かぎがあったのでとてもとてもうれしかったです。」
...嬉しいじゃないですか。
なんども言いますが、この木工教室では技術や知識を覚えることより、
モノを作る「楽しさ」を知ってほしかった。
作ることは大変だけど、工夫する楽しさ、物を仕上げる喜びを知ってほしかった。
その目的は十分果たせたように思います。
いろいろ反省点もあるけれど、
今回の経験を踏まえて、今後はもっともっといいものにしていきたいと思います。
とりあえず、無事終わってよかった、よかった。
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