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HDDに録れてたので観たのですが...
妻夫木聡&SAYAKA主演。
他に山田孝之、藤木直人などが出ています。
SAYAKAって松田聖子の娘のあのSAYAKAなのかな...
物語は地殻変動だかマグマ爆発だかで壊滅した日本で
生き抜こうとする二人の高校生の様子を描いたもの。
生きている人間より死体の出番のほうが多いんじゃないかというくらい
荒んだ社会が舞台となってます。そして正直見てて気持ちのいいもんじゃない。
ただ、何かしら考えさせらるものはあります。
窮地に追い込まれたとき、人間はその本性を出すものか。
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山田洋次+藤沢周平三部作のうちの第1作目。
三作目「武士の一分」の公開を記念してのTV放送なのかな。
以前にも観たことがあったけどおおかたのあらすじは忘れてしまってた。
で、再度観なおしたわけですが...
やっぱいいねえ、藤沢周平は。
真田広之&宮沢りえもイイ。二人の子役もカワイイ。
例のごとく東北の一藩、海坂藩(架空のものですが)の一平侍のお話。
藤沢ヒーローはけしてずば抜けた才知を持ったヒーローではありません。
外見は限りなく地味でありながら、その心うちは芯のしっかりした、
情愛あふれる、それでいてさりげなく武芸に秀でたヒーローなのです。
そこがスゴク好き。
自分もそんなサムライでありたいと思う。
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早くもTV放送。
HDDレコーダに録れていたのですが個人的にはあまり興味がなくて
しばらく放置していて、何気なく観てみると...
すっげー面白いじゃないか!!
戦後復興に沸く東京タワー建設中の昭和三十年代。
鈴木オート一家と"センセー"と飲み屋のおかみを中心に繰り広げられる
どたばた人間ドラマ。笑いあり、感動あり。
なにげに当時の時代背景をCGを駆使して再現しています。
時代的には僕の親の子供の頃ですがなぜか懐かしく感じる。
堀北真希はやはりこのような田舎の純朴娘の役がよく似合う。
Dr.コトーといい、吉岡秀隆はすっかり味のある役者に成長したなあ。
意外に意外の名作でした。
「武士の一分」観てきました。渋谷シネパレス。
時代劇で平日昼間ということもあってか、観客の多くが年寄りでした。
別に年寄りに偏見を持ちたくはないのですが
年寄りというのはどうしてああもじっと黙っていることができないのでしょう。
映画が始まってもごそごそしたり、おしゃべりしたり。
自分もいずれは年寄りになるわけですが、黙するところは黙する。
場をわきまえることを忘れない老人になりたいものです。
これも「武士の一分」のひとつなのかな...
さて、映画のほうは...
劇的に感動する、というものではないけれど、全体的には良かった。
藤沢文学独特の人生遠回り的なつれなさ、やるせなさがよく出ていると思った。
原作(隠し剣シリーズ、『盲目剣谺返し』)は読んでないのだけど。
蝉しぐれを観たときの感覚と似ていたからそう思ったのだと思う。
そして意外と笑えるところもあった。
ジョークも利いていて、しんみりさせるところはさせる。
実に抑えるところは抑えている、そんな感じでした。
キムタクは役者的には?と個人的には思っていました。
彼が出る月9ドラマはどうにもみる気がしなかったし、
草なぎ君の演技のほうが僕はずっと好きだったのですが、
この映画では主人公の持ち味を好演してたなあと感じました。
キムタクも良かったのだけど僕がなにより気に入ったのは檀れい。
元宝塚トップスターで宝塚卒業後初の出演作ながら
キムタクの妻というヒロインを立派に演じきっていました。
どこかとらえどころのないやわらかさを持ちつつ、
芯のしっかりしている女性...役どころによるものとは思いますが
いやはや一目ぼれです。
えがったー...
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HDDレコーダに録れてました。
以前にも一度観たことがありました。
日本ビクターのVHS開発物語。
日本ビクターをはじめ松下電器、ソニー、日立、三菱電機など
実在の企業名がそのまま使われていますが、物語はあくまで
フィクションのようです。
西田敏行演じる主人公の日本ビクタービデオ事業部長、加賀谷静男は、
ミスターVHSこと元日本ビクター、故・髙野鎭雄氏をモデルとしているとか。
この物語ではライバル企業にあたる会社の元社員としては複雑な気持ちですが、
理想の会社像を描いた素晴らしい物語だと思います。
ソニーはこのベータでの失敗があったからこそ、この後
次世代の音楽メディアであるCD(Comapct Disc)の立ち上げに成功し、
エンターテインメント企業としても確固たる地盤を築くことができたのです。
夢があるから頑張れる。
自分を必要としてくれていることを感じさせてくれるから頑張れる。
働く幸せ、ってそういうことじゃないでしょうか。
『手紙』見てきました。
ここのところ原作先読みで落胆ばかりさせられていたので、
映画公開前に原作は買っていたのだけど読まず、
映画を観てから読むことにしました。
そのせいかどうかはまだ原作読んでないのでなんともいえないけど...
...よかった。泣けた。
今まさに油がのってきている、
山田孝之&玉山鉄二&沢尻エリカの熱演が光った。
場所は「ただ、君を愛してる」と同じ渋谷TOEI。
ただし「ただ、君を愛してる」はTOEI1、「手紙」はTOEI2。
TOEI1は音がかなり悪いなあと思ったのですが、TOEI2のほうは
それほど悪いとも思わなかった。TOEI2はやはり新しいのかな...
自分のために殺人を犯してしまい、服役する兄とその周囲の物語。
犯罪は被害者とその周囲にばかり同情が集まるけれど。
それは当然のことなのだけれど。
犯罪の全てが悪意によるものじゃない。
それで苦しむ加害者とその周囲も被害者と同じく確かに存在する。
犯罪はけして許されるべきことじゃないけれど。
人のもつ「弱さ」も時として人を傷つける。
「ただ、君を愛してる」を観てきました。
原作「恋愛寫眞 もうひとつの物語(市川拓司)」にすごく感激して、
すごく楽しみにしていた映画なのだけど...
最後のほうはもう激冷め。
...僕は思い込みが激しくて、ひねくれもので欲張りなのか。
それとも自分の中の感情センサーが鈍くなってきてるのか。
とにかくこれからはもう原作先読みはやめよう、そう思った。
原作者の市川さんはこの映画をみて、
「後半は嗚咽をこらえるのに必死だった」と言ってますが、
僕にはどうしてもそれが本意に思えない。
映画は概ね原作に忠実なのですが、
細かいところで設定を変えていて、そこが物語のリズムを狂わしていたような気がする。
例によって思い入れが激しい作品だけにネタばれ的なところがあるので
これから映画を観ようと思っていて、あんまりあらすじを事前に知りたくない、
という方は以降は読まないことをお奨めします。
観終わった後、どう感じたか、あらためてコメントなどいただけると嬉しいです。
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藤岡琢也さんの遺作だそうですが、
DVD発売日が2004/11/12となっているのでけっこう前の作品なんですね。
しかもこの作品でも藤岡琢也演ずる源さんは早々に死んでしまう、という
なんとも皮肉な感じ。
しかし作品自体はコミカルかつシニカルでもあり、
高齢化社会が進む中で老後をどう過ごすべきか、
人間として一生を全うするとはどういうことなのか、
を考えさせられる感慨深い物語でした。
星野真理の水着姿も拝めますっ!
スタイルいいんだなあ、この娘。
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『天使の卵』観てきました。
この記事は内容を暴露することが目的ではありませんが、
いかんせん観終わった後の感想であるがゆえに
一部ネタばれ的な部分もあります。
また僕は原作を先に読んで、その上でのレビューです。
小説、映画をこれから観よう、読もうと思ってる方は
ネタばれ前提で語られることを了承の上でご覧ください。
ネタばれしてほしくない人は以下は読まないでください。
では。
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木更津キャッツアイ ワールドシリーズの公開にあわせ、
木更津キャッツアイ 日本シリーズがTV放映。
ドラマ版がまずスタートしたみたいですが僕は観たことなし。
以前日本シリーズをTV再放送していたのをチラッとだけ。
...で今回じっくり観たわけですが。
...面白過ぎる。
ドラマを観てなくとも十分楽しめました。
ワールドシリーズもすごく観たくなった。
ドラマ版を知らないのと、速すぎるテンポ。
正直細かいストーリーは把握できていない部分もあったけど。
でもそんな細かいことはどうでもイイ。
この映画の面白さはテンポの速さとノリ。
このリズムに乗れないとつまらないと感じてしまうかも。
実際、Amazonのレビューでは賛否両論多数入り乱れてました。
豪華キャストでパワフルでノリノリ。
僕は好きですけどね、このノリ。
テーマの深い映画もいいけどたまにはこういう軽いノリもイイじゃん。
やるじゃん、クドカン。
シュガー&スパイスで残された「どうにもできないやるせないさ」を払拭すべく、
「涙そうそう」観てきました。
しかし...
...やっぱり複雑だった。
まあ、シュガー&スパイスほどの後味の悪さは残らなかったけど。
ぶっちゃけ愛の物語。
兄妹愛、家族愛、友愛、そしてそれらを超えたところにある究極の「愛」...
がテーマらしいです。
実際みんな泣いてた。
でも僕は泣けなかった。みんな泣くから。
逆に泣くのをこらえる方法をまたひとつ覚えてしまった。
鼻をつまむと本当に泣くのを我慢できてしまいます。
僕はまた「涙そうそう」にはなれなかった...
シネママイレージがたまって無料で1本映画が観れる。
ちょっと気になるけどお金払ってまで...という映画ということで
この映画を観ました。
ちょっと陰のある表情がいい感じの柳楽優弥と、
ただいま人気急上昇中の沢尻エリカコンビ。
サブタイトルの「風味絶佳」とは原作のタイトル名ですが、
一般用語ではないみたいですね。辞書にも載ってないし。
森永キャラメルの箱に書かれているキャッチコピーらしい。
ベタな恋愛映画そうだったのでカップルだらけだろうな...
と思ったら案の定両隣カップルでした;;
こういうとき一人身の寂しさをより感じてしまう。
ただ、観終わって、僕なら彼女と二人で観たい、とは思えませんでした。
「あらゆる世代の女性から圧倒的な支持」だそうですが、
男の僕には到底受け入れられるものじゃなかった。
できればこの映画を観た男性諸氏からの意見が聞きたいです。
女ってこーゆー生き物なの?
僕的にはとても「イタイ」映画でした。
観終わった後、とても胸が痛かった。
自転車から転倒して号泣する志郎の姿が痛かった。
そこには感動はなかった。
「誰も知らない」「星になった少年」に続き、
またしても報われない少年を演ずる柳楽君。
どこか影のある表情はこーゆー役柄がはまり役なのでしょうか...
絵的にはダイアモンド富士とグランマのお店においてある
犬のスタンドが気になりました。
富士山山頂から上る朝陽(または沈む夕陽)。
みてみたいなー。
あと音楽は良かった。サントラは欲しいかも。
映画の前売り券って、当日券より安いんだな。
ということで今度観ようと思ってる「天子の卵」の前売り券を
買いに渋谷Q-AXへ。いくついでにどうせなら何か観ようかな、
ということで一番面白そうなのを選んだのがこの映画。
だいぶ前(6月ごろ?)に公開されて、
もうDVDも11月に発売が決まってて、
もうドラマ版も終盤(1回も観てないけど)にさしかかっている?
...のにまだ上映してたんだ~...ってな程度で。
あと、主題歌がなんかよかったな~...ってな程度で観たら。
...めっちゃよかった。
ストーリー自体は25歳の新人監督というのもあるのか、
少々荒削りな感じがしたけど。
ヒロインを普通の女優さんがしてたらどこか物足りない映画になってたと思う。
だからドラマはやっぱり見ないかな...
ぶっちゃけ。
この映画のレベルをぐんと引き上げてるのはヒロイン演じるYUIの声。
見た目もカワイイのだけど、ストリートライブのシーンでぶっ飛んだ。
上手すぎ。
声を聴いただけでぞろぞろ人が集まるシーンがあるのだけど、
演技だけじゃなく、実際にそれだけ人を惹きつけるパワーのあるボイス。
即ファンになりました。
塚本君もなかなかいい味出してたな。
「結婚できない男」で注目し始めたんだけど、さえない軽めの男、
という役柄のせいか、ぱっとしねーなー...と思ってたんだけど
なんのその。ちゃんと純朴な好青年も演じられるんじゃん。
ストーリー自体はセカチュー、いまあい、僕生きに通ずる病気もの。
感動ストーリーの王道です。
太陽光の下では生きられないという奇病のギター少女と
下手だけどサーフィン大好きなサーファー少年の恋物語。
生きることの価値はその長さにあるわけじゃない。
どれだけ真剣に、どれだけ自分の望むように生きたか、だ。
こういう映画を観るたびにそのことを学ぶ。
大切なことだから自分の芯に叩き込んでおきたい。
だからこういう映画を何度も何度も観たいのだと思う。
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前記事「ニライカナイからの手紙」と一緒に衝動的に買った作品。
とはいっても作品自体は二年前から知っていて、
一度テレビで流れてるのを観たことがあります。
どこにでもいる大学生恒夫と足の不自由な女の子、ジョゼとの物語。
どこかぶっきらぼうで、でも愛着のあるジョゼを池脇千鶴が好演。
ぶっちゃけ。
妻夫木君と池脇千鶴とのラブシーン、
妻夫木君と上野樹里とのキスシーンがみもの。
なかなか濃厚。
最後にジョゼと別れた恒夫がモトカノのところへ向かい、
一緒に歩いてる途中で恒夫が号泣するシーンがすごく切ない。
そしてエンドロールで流れるくるりの「ハイウェイ」。
切なさに拍車をかけます。
恒夫はジョゼの人生を背負いきれなかった。
人の弱さを、自分の弱さを写し出されたような気にさせれらる
ところに人は共感するのでしょうか。
全体を通してすごく感動する、とかすごく盛り上がる、
とかいう物語ではないけれどなぜかあとに余韻を残す。
そしてみんなこの映画を薦める。
そんな目立たないけど、存在感のある物語。
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最近すごく感傷的になることがある。
そういう時、すごく心に響く物語を観たり読みたくなる。
このDVDもそういう時、発作的に購入したもの。
蒼井優が好きなこともあって、Amazonのオススメ商品に何度となく
リストアップされていて前から気にはなっていたのですが。
小さい頃、離れ離れになった母娘。
母親は東京に、娘は生まれ故郷の沖縄は竹富島に。
娘は毎年母親から送られてくる手紙を心のよりどころにして育つ。
そして娘が二十歳になったとき、すべてが明らかになる...
昨年、初めて沖縄に行きました。
そのときいった島々の中で一番のお気に入りが竹富島でした。
小1時間あれば自転車で一周できてしまうほど小さな島、
素朴でこれといって派手な観光地もなく、
でも一番沖縄らしい沖縄がある島。
その美しい自然と東京との相対が印象的。
東京ではただひたすらに時が流れる。
一方竹富島ではひたすらのんびり時は流れる。
蒼井優の「泣く」表情は本当に心惹かれる。
これほど泣き顔が魅力的な女性は他にみたことがない。
母からの手紙。
僕にはいつ届くのだろう。
もう望みを持つべきではないのだろうか。
UDON観てきました。
うどん大好き、コニタン超好き、ユースケそこそこ好き、という理由で。
夏休み最終日の平日昼間、というせいもあったのか、
公開1週間というのに六本木ヴァージンシネマはがら空き。
でも。
思ってた以上に豪華キャストで、面白くて、感動した。
キャプテンUDONサイコー!
家族愛あり、友情あり、恋愛...はまあほろっと程度に。
この映画を観ると香川へ讃岐うどんめぐりがしたくなります。
香川県は人口100万人の日本一小さな県です。
この香川県にはうどん屋さんが900件あるそうです。
日本一人口の多い東京にはマクドナルドが500件ほどだそうです。
いかに香川県がうどん王国かが分かります。
香川へはイサム・ノグチの庭園美術館、セカチューの舞台、と
この秋に訪れてみようと思っていたのでうどんめぐりもしてこようかな。
主要劇場ではすでに上映を終えつつあるこの時期に
ようやく「嫌われ松子の一生」を観てきました。
はじめて行ったよ、新宿コマ劇場。
この映画サイコー!
「下妻物語」以上に磨きがかかってる。
笑い、涙、感動、リズム感、音楽、映像の美しさ...
この映画にはすべてのエンターテインメントが詰まっている。
「有頂天ホテル」がライトポップな感じだとすれば、
この映画はダークサイドで攻めている、といった感じ。
松子はけしてハッピーエンドを迎えないけれど、
僕たちにパワーを与えてくれる。
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たぶん嫌われ松子の一生の公開に合せてのテレビ放送でしょう。
ロリータにもヤンキーにも、
深キョンにも土谷アンナにもそれほど興味はなかったけど。
映画はマジでオモシロイ。
そして深キョンロリータはまりすぎ。
アンナヤンキーはまりすぎ。
それでいて、なぜか二人ともキュートに見える。
これぞ女性の魅力を生かしきる中島哲也監督の手腕でしょうか。
嫌われ松子ますます観たくなりました。
まんまと関係者の策略にのせられる単純者。
しかしいいものはイイ。
絶対観にいくぞ。
スゴ録に録れてました。
いわずと知れた井筒監督の代表作。
もうサイコー!
JBの曲にのってストーリーが流れるように進みます。
西田敏行、常盤貴子はじめ豪華キャストが思う存分その個性が
活かれてるって感じがします。
愉快痛快笑いあり、そしてキメるところはばっちりキメる。
常盤貴子の娘役の子がいい味出してるなと思いました。
子供の頃、親は絶対的な存在かつ偉大な存在でした。
でも自分が大人になってみて、
親には欠点もあれば弱点もあるってことが分かる。
ときには過ちを犯すこともある。
それでも子を愛する心には関係ない。
それが理解できれば親を許すことはそんなに難しいことじゃない。
自分を許すことはそれほど難しいことじゃない。
...はずなんだけどね。
世の中そんなにうまくいかないもんすね。
いまさら、ですが「博士の愛した数式」を観てきました。
六本木ヒルズではやってなかったのでやむなく品プリシネマ。
うーんマイル貯めたいのに。
ま、それはともかく。
映画はサイコーでした。
まさに今僕が観なければならない映画でした。
数学は苦手だ。
苦手なくせに理数系の学校へ進み、エンジニアとして
働いている今でもその苦手意識はなくならない。
数学って難しい。
そんな僕でも。
この映画を観ると「数学って暖かいんだ」って思えた。
自然数、素数に完全数、友愛数。
数字の不思議をこれほど人の温かみにくるんで表現した
物語がかつてあっただろうか。
数学の不思議な「温かみ」に人の「温かみ」を加え、
さらに自然の風景の美しさがバランスよくかみあって
心打たれる。
人にものを教える上で大切なこと。
それは技術云々よりもまずその「楽しさ」を伝えること。
一番最初はそれが大事なんじゃないかな。