シュガー&スパイスで残された「どうにもできないやるせないさ」を払拭すべく、
「涙そうそう」観てきました。
しかし...
...やっぱり複雑だった。
まあ、シュガー&スパイスほどの後味の悪さは残らなかったけど。
ぶっちゃけ愛の物語。
兄妹愛、家族愛、友愛、そしてそれらを超えたところにある究極の「愛」...
がテーマらしいです。
実際みんな泣いてた。
でも僕は泣けなかった。みんな泣くから。
逆に泣くのをこらえる方法をまたひとつ覚えてしまった。
鼻をつまむと本当に泣くのを我慢できてしまいます。
僕はまた「涙そうそう」にはなれなかった...
僕はひねくれ者なので、ひねくれた見方をすれば、
「あの結末はちょっとベタじゃねーの」
とか、
「ベタ過ぎてなけねーよ」
とかいろいろ心のどこかでケチをつけている。
でも最初の感想で「複雑だった」と言ったのは、
この映画と僕を結び付けているものが「家族」だと感じたから。
やはり僕が心の壁として抱えているものが「家族」だからなのかもしれない。
泣きたい。
自分のことしか考えず、
ただ一人の妹になにもしてやれなかったことを悔いて。
泣きたい。
自分のことしか考えず、
養母を忌み嫌い、実父を恨んできたことを恥じて。
泣きたい。
自分のことしか考えず、
自分を愛してくれた人を愛しきれなかったことを詫びて。
なにより、自分のことばかり考えているくせに
自分を愛せない自分が悲しくて。
泣きたい。でも泣けない。


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