HDDに録れてたので観たのですが...
妻夫木聡&SAYAKA主演。
他に山田孝之、藤木直人などが出ています。
SAYAKAって松田聖子の娘のあのSAYAKAなのかな...
物語は地殻変動だかマグマ爆発だかで壊滅した日本で
生き抜こうとする二人の高校生の様子を描いたもの。
生きている人間より死体の出番のほうが多いんじゃないかというくらい
荒んだ社会が舞台となってます。そして正直見てて気持ちのいいもんじゃない。
ただ、何かしら考えさせらるものはあります。
窮地に追い込まれたとき、人間はその本性を出すものか。
このような事態を予測して政府は地下にシェルターを作るも、
迫り来る恐怖でパニックによる混乱を回避させるために
食べるとあらゆる感情を排除してしまうという保存食を用意していた。
飢えと恐怖から逃れるために人々は...
...なんか先日読んだ「二十八光年の希望」と感触が似てます。
はたして自分がそのような状況に出くわしたとき、
僕はどんな選択をするのだろうか。
冷静に考えられる今の状況ではもちろんそんな恐ろしい保存食に
手を出そうなんて思わない。
しかし追い詰められた状況で同じ選択がはたしてできるだろうか...
強くありたい。死ぬ直前まで。
どれだけ長く、ではなく、どれだけ納得したか。
それが自分の人生の価値を決めるのではないだろうか。
コメント