ついに完結。
これまでの謎が一気に解決される。
しかし最後の最後まで引っ張りますね、相変わらず。
付録2冊にまで引っ張ったということは通常版ではこの最後は見られない?
しかし大胆なりメイクをした割りには最後はオリジナルに忠実でしたね。
しかしまたそこが良かった。
ロボットという偶像を通して人間の本質に迫る。
人間は対極を通してでしか自分自身を理解できない。
人のふり見て我がふり直せ
ついに完結。
これまでの謎が一気に解決される。
しかし最後の最後まで引っ張りますね、相変わらず。
付録2冊にまで引っ張ったということは通常版ではこの最後は見られない?
しかし大胆なりメイクをした割りには最後はオリジナルに忠実でしたね。
しかしまたそこが良かった。
ロボットという偶像を通して人間の本質に迫る。
人間は対極を通してでしか自分自身を理解できない。
アニメは日本の文化という。
そのことを否定する気はないけれど、
マスプロ時代のスピード化、効率化の過程で生まれてきた
奥行きの浅い文化だと思う。
アニメを美術館で展示されても僕は見に行く気がしない。
以前ジブリアニメの美術担当だった男鹿和雄さんの展示を見に行ったけど、
あれはアニメの時間を止め、セルに載る前の絵自体に美術性があるから
成立したのだと思う。
だから政府が今度建てようとしている巨大なアニメ美術館みたいなものは
ナンセンスに思えてならない。
短い時間で、しかもメディアが思考のタイミングを握るようでは、
美術的な奥行きを持つのは難しいのではないだろうか。
情報量は多くなるけどそれ故に美術としての奥行きが薄くなってしまうのは
現代文化のジレンマではないでしょうか。
僕も昔はアニメが大好きだった。
今でもそんなに嫌いじゃないけどその熱は昔ほどじゃなくなった。
僕のアニメ熱はガンダムで終わった。
エヴァとデスノートは極力見ないようにしていたのだけど、
何の気まぐれか、少し疲れていたのか、
HDDレコーダに録れていたのをつい見てしまった。
見だすと止まらず、全部見てしまった。
それでももう、僕のアニメヒーロー時代が終焉していることに変わりはなかった。
一度三次元の魅力に気付くともう二次元の世界には戻れない。
二次元は単なる通過点になってしまう。
近未来。
人の生涯は遺伝子で決定される時代。
自然の選択ではなく、人自らの操作で優秀な遺伝子を作り出すことのできる時代。
自然の選択により劣等遺伝子として生まれたヴィンセントの夢は宇宙飛行士。
しかし劣等遺伝子、というだけでその夢ははるか遠いものだった。
夢をあきらめきれないヴィンセントが選択した道は...
とても美しい映像に仕上がっていて、映像美だけでも見る価値があります。
この映像美に出演しているイーサン・ホーク、ジュード・ロウ、ユマ・サーマンが
またぴったり合うんだな。
しかし映像美に輪をかけて扱っているテーマが素晴らしいと思った。
冒頭で表示される訓戒。
「自然は人間の挑戦を望んでいる-W・ゲイリン」
...自然は人間の挑戦を望んでなどいない。
自然がそのすべてのメンバーに望んでいるのは「調和」だ。
久々の更新です。
毎日のようにテレビは見ているけれど、
その大半を「くだらない」と思いながら見ている。
歳をとって、やたらと流行を追う番組に嫌気がさしたのかもしれない。
若い頃はNHKなんて一番見ない局だったのに、
今では一番見ている局になってる。
なんにせよ、世の中を「くだらない」と思いながら過ごすことほど不幸なことはない。
良い感性を磨いて、日々感動を味わいながら過ごしたいものです。
そんな中、久々に感動したドラマ。
毎回涙を潤ませながら見てます。
上下二巻構成。
文庫本ではなく単行本をずいぶん昔に買ってました。
北朝鮮拉致被害者、田口八重子さんの家族と金賢姫との面会のニュースを見て、
久しぶりに読み直してみました。
1991年10月1日に日本語版初版が出版されて、
僕が購入したのが1992年1月15日の第12刷版。
いかにこの本がベストセラーだったかが伺えます。
1987年11月29日。
バグダッド発ソウル行きの大韓航空858便がビルマ上空で爆破、
乗客乗員115人全員が死亡した。
乗客のほとんどが中東方面に出稼ぎに出ていた韓国の労働者だった。
実行犯は日本人父娘に偽装した二人の北朝鮮の工作員だった...
二人は中継地のアブダビでKAL858便から降機、
バーレーン-ローマを経由して平壌に戻ろうとするが、
バーレーンで事件が発覚、二人を拘束しようとしたところ、
あらかじめ用意していた毒薬により自決しようとする。
男は即死。しかし女はかろうじて命を取り留める。
その女性工作員が金賢姫であり、韓国へ護送され、
一度は死刑宣告を受けるが韓国政府により特赦される...
国家のエゴに翻弄され、
殺人者となってしまった美人工作員の数奇な運命。
レミオロメンベスト。
久々にCDというものを買った。
実に2年ぶりくらいに。
CDなんて買ってる場合じゃないほどの貧乏生活なんだけど、
レミオロメンが死ぬほど好き、ってわけでもないけれど、
ライヴやコンサート、クラブなんて行ったことないけれど、
そんな僕でもやっぱり"No Music, No Life."なわけで。
「粉雪」はよくカラオケで歌ったなあ...
これも「おくりびと」ブームに乗っかったテレビ放映なんでしょうけど。
「おくりびと」の監督、滝田洋二郎氏の最新作「釣りキチ三平」に主演の
須賀健太くんが出演...というこじつけですが。
原作は読んでません。
壬生義士伝を読んでから、
浅田作品には激しく感情的、というイメージを持っていたので、
正直ちょっと拍子抜けでした。
コミカルで、笑える部分が多かった、という点では面白かった。
シリアスな場面もなぜか笑ってしまった。
伊東美咲と西田敏行、というギャップも良かった。
まあストーリー的には死後の世界やある人間の人格が別の人間に宿るとか、
ありきたりといえばありきたりです。
この映画が僕を惹きつけたのは椿山課長と一緒に現世へ戻った子供、
雄一が幼い頃自分を捨てた両親に言った一言。
「生んでくれてありがとう」
いかにも親に捨てられたことのない人間が作りそうな展開。
無神経で軽薄さというものを感じ、腹が立った。
...単なる僻み根性だってことは分かっているけど。
「おくりびと」オスカー受賞記念記念でテレビ放映してましたね。
東野圭吾は好きだけど。
広末涼子も好きだけど。
原作を読んでないからとか、じゃなくて。
ストーリーが現実的じゃないから、とかじゃなくて。
役者の演じ方とか、脚本のクオリティ、とかじゃなくて。
...ただある部分において、気持ち悪かった。
親と子を同一の器に入れる、というその設定が。
「いきもの」としてどうしてこういう発想ができるのか、不思議でならない。
親子は血縁的には最も近い存在だ。
しかし限りなく近くてもけして交わることのない関係。
...それが親子というものだと思う。
まだDVDがない頃のドラマなんですね。
ストーリー自体は古臭さを感じさせないけれど、
携帯電話が一切登場してこないことや、
やけにバカでかいビデオカメラが時代を感じさせます。
倦怠期の夫婦。
ある日そんな妻の前に現れた白馬の王子。
愛ってなんだろう。
家族ってなんだろう。
昼下がりの午後。
フジテレビのドラマ再放送枠。
...こんな時間にテレビ見てるなんて我ながらいいご身分だ。
妻夫木聡に深津絵里。藤木直人に広末涼子。
美男美女二組とその周囲の恋愛騒動...
...ってなものに今更興味なんてないけれど、なぜか見ちゃう。
とくに小林麻央扮する歩実ちゃんにキュンキュンくる。
姉の麻耶と区別がつかないくらいだからそれほど興味があるわけでもないんだけど。
きっと男はいくつになっても、...というより歳をとるごとに
こういう女の子に弱くなるのかもね。
恋人を選ぶときの基準ってなんなんだろう。
容姿や性格や才能がどうのこうの言ったって、
そんなものは歳と共に変化してゆく。
そんな基準で選ぶ限り、恋愛なんてけして上手くいかないんだろうな。
...ぼけーっと画面を眺めながらふとそんなことを思った。