久々の更新です。
毎日のようにテレビは見ているけれど、
その大半を「くだらない」と思いながら見ている。
歳をとって、やたらと流行を追う番組に嫌気がさしたのかもしれない。
若い頃はNHKなんて一番見ない局だったのに、
今では一番見ている局になってる。
なんにせよ、世の中を「くだらない」と思いながら過ごすことほど不幸なことはない。
良い感性を磨いて、日々感動を味わいながら過ごしたいものです。
そんな中、久々に感動したドラマ。
毎回涙を潤ませながら見てます。
「大地の子」から14年。
再び中国残留孤児をテーマとしたドラマ。
「大地の子」は原作者山崎豊子さんが綿密な取材の上に書き上げた
完全なフィクションですが、こちらは実話に基づくものだそうです。
僕の心を一番捉えてはなさないのは、
主人公の久枝(原作者の木戸久枝さん)でもなければ、
残留孤児だった父・玉福でもない。
玉福を引き取り、我が子のように育てた義母・淑琴。
日本にいる実父母の存在を知り、日増しに日本への想いが募る玉福。
その様子をそばでせつなそうに見つめる淑琴。
次回はいよいよ二人の別離。
次回予告で駅のホームでの別れのシーンを見るだけでも胸が詰まりそうになる。
「葉落帰根」。
人は故郷を求めるものなのか。
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