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アクリル・フィン6【所感】

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大学が春休みに入りました。


春休み、夏休み、冬休み。
トータルすると1年間のうち3ヶ月以上が休み。

自分で学費を払っていると、正直こうした休みも惜しい。
授業はなくとも、せめて自主的に利用できるよう休みの間も
学校を開放して欲しいものです。

根がぐうたらなので家にいるとさまざまな誘惑に負けてしまう。
さらに引きこもり大好き人間だからなおさらぐうたらしてしまう。
大学という場所はまさにこういうぐうたら人間を更正してくれる、
最適の場所なんだけどな。


...とまあさっそく家でぐうたらしているわけですが。


見たい展示がたまってる。
卒業シーズンで卒制展も目白押しの季節。

嬉しいことにしなきゃいけない仕事もそれなりに。


ぐうたらしてるヒマはない。

が。

...その前にこれまでの学校生活をいささか振り返るのも必要かと。

アクリル・フィン5【最終プレゼン】

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本日プレゼン。

...いよいよPDコース最後の日。

立つ鳥跡を濁さず、で締めくくりたいものです。

...というわけでプレゼン覚え書き。


機能的には「照明器具」としたけれど、後でとってつけた感じになってしまった。

あくまで造形美、構造美を追究することを第一の目的として今回は(も)制作しました。

アクリル・フィン4

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一気に集中して、一気に疲れるタイプです。


2年生最後の課題。
先生に助けられながら、気合いを入れて一気に作りあげました。

今週はハンズと学校の往復でした。
月・火と根詰めたら、水曜どっと疲れて1日寝込み、
木・金・土の後半3日で根詰めて、なんとか完成のめどが見えました。
日曜日はゆっくり休めそうです。
たぶんバタンキューだろうけど。

週明け月曜日に最終調整&写真撮影&プレゼン資料作り、
そして翌火曜が最終プレゼン。


今回も充実してたけど。

ものづくりってホント楽しいけど。

一方で、やればやるほど難しさを痛感する。

アクリル・フィン3

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課題の製作が進んでます。

なんと言っても時間がない。

アクリルのパーツを先生がNCで切り出してくれました。
切り出し面をせっせと磨いて透明度を出します。
2000番の耐水ヤスリで磨き、さらにコンパウンドできめ細かく磨く。


地味だけど、地道な作業で素材が光っていく。


...ものづくりのこういう過程が好きです。

アクリル・フィン2【無用の用】

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作るものが決まって。

次のステップ。
どんな素材を使って、どのように加工するか。


一口に樹脂といっても自然素材の特性を生かしたものから、
プラスチックなど科学の粋を活用した人工素材までさまざまなものがありますが、
今回僕はアクリル(プラスチック)を使おうとしているので
後者の人工素材としての側面について主に取り上げます。


先生も認めていたけど、樹脂という素材は魅力ある素材とは言い難い。
自然からは遠く離れ、再利用も難しい。
木のような使えば使うほど味が出る自然材と異なり、
使えば使うほど薄汚れていくけれど、自然分解させることもできない。

プラスチックはまさに20世紀近代化のために、
目の前の利益に囚われて生まれてきた素材で、
人間のエゴを象徴する素材だと僕は思う。

身の回りには樹脂製品があふれているけど、
長く愛着を持てるものは実に少ない。


21世紀以後残っていく素材をものづくりの人間は
これから考えていく必要があるけれど、
それには20世紀の素材を知っておく必要がある。

...それが今回のセッションの存在意義のような気がする。


アクリル・フィン1

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2年生最後の、PDコース最後のセッションがはじまってます。

「素材を学ぶ/カタチを学ぶ」というタイトルで、
テーマは「作りたいモノ」。

作らされるのではなく、自ら作りたいモノを考え、製作します。

材料に樹脂素材を使うことが与条件となっています。
(他の素材との組み合わせ可)


担当講師はものづくり系のお三方、と豪華。
PD系最後の授業としては申し分ないセッションなのですが、

...いかんせん時間がない。
あと10日ほで完成させねばならない。


しかし作りたいモノは決まった。
...今回も全力で頑張ります。


できごとのデザイン 【終了】

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本日最終プレゼンが無事終わり、
第4セッション「できごとのデザイン」の授業が終わりました。


「モノ」のデザインではなく、「コト」のデザイン。

最初は個人課題。
次にグループワーク。

悩みながらもみんな最終的にはちゃんと結果を残した。
先生の評価も概ね好評だった。

その後の打ち上げも大盛り上がりだった。
なんたって年4回の飲み会だ。


でも。


朝まで騒いでの帰り道。

ふと空しくなった。


...なんなんだ、この後味の悪さは。

3Dレンダリング【最終プレゼン】

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毎週水曜の「3Dレンダリング」の授業が終わりました。


3Dレンダリングソフト、Rhinocerosを使って造形した後、
Framingo(ライノのプラグインとして使用)、CINEMA 4Dで質感をつけて仕上げます。
ガラスの質感はフラミンゴのほうがキレイに出るので、
レンダーにはFramingoを使いました。

モデルは前のセッションで作成した香水瓶のモックアップを使います。

5カットのレンダリングデータ+この3Dデータを使った広告を課題として提出。


自分的には満足いく出来だったと思います。
シンプルな造形だったので他の同級生よりも早めに完成したけれど
そのぶんクオリティを上げることに集中できたかな、と。


CINEMA 4D

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[CINEMA 4Dによるレンダリング]


水曜日の3Dレンダリングの授業も大詰め。

今日はCINEMA 4Dを使ったレンダリングの学習。

FramingoはプラグインとしてRhinoの中でレンダリングができるけど、
CINEMA 4Dの場合はRhinoでDXF形式に書き出して、
CINEMA 4Dで読み込みます。

CINEMA 4Dという製品名からして本来はCG動画を作るのが
本筋のソフトなんだろうけどここでは質感を与えるためだけに使います。


3Dレンダリング

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毎週水曜日は3Dレンダリングの授業。

3Dソフト、Rhinocerosの学習です。
課題としては前のセッションで作成した香水瓶のモックを製図します。


前にインテリアデザインの授業でShadeを使い始めたのですが、
4画面構成は同じなのですが少々使い勝手が違っていて、
慣れるまでが大変です。


Shadeはどちらかというとお絵描きソフト、
Rhinoは造形用CADという性格のもののようです。


ただ現時点では基礎的な操作を覚えるのが精一杯で、
CADとして使いこなすまでには至ってませんが。


できごとのデザイン Day-2.

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[僕が選んだ1枚]


見えないものは分かりにくい。
しかし本当に大切なものはたいがい見えないものだ。

だから真実を学ぶのは難しい。
だから僕は言葉で形にする。


見えにくいものはまめに言葉にして形にしなくちゃ。
たとえ今は内容がよく分からなくてもね。


今日のテーマは「無意識に撮った1枚の写真」。

1枚の写真には無数の「できごと」のレイヤーが積み重ねられている。
それをグループでディスカッションすることによりイベントドリブンする。


...そしてデザインをドライブする。

できごとのデザイン

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芸祭前ですが新しいセッションスタートしました。

プロダクトデザインは大きく分けて造形系と情報系に分かれるのですが、
今回はどうやら情報系です。


先生はデザイン学科の教授に加えて、
日立のデザイン部で働く現役バリバリのデザイナー二人。
なかなか濃密な授業になりそうな予感。

高度情報化社会である現代社会においては情報デザインはなにも
プロダクトデザインだけのものではなく、あらゆる分野のデザインに
おいて重要なデザイン要素だといえます。


それは分かる。
...分かるんだけどね。

...やっぱり僕は造形が好きです。

Perfume完成!

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本日第2課題のプレゼンが行われ、第3セッションが終了しました。

第2課題は「夏」をテーマにした香水のボトルとパッケージのデザイン。
第1課題と同じくスタイロフォームでモックアップを作成します。


...というわけでプレゼン内容覚え書き。


商品名は「Bitter&Sweet」。
世の中の「酸い」と「甘い」を表現したもの。
対象はこれから新社会人になるフレッシュマン。
ユニセックスで男女兼用です。

フレッシュマンなら季節は春、というところですが、
春のうちは試用期間、研修期間でまだ社会がよく分からない。
3ヶ月ほど経って、いよいよ夏がはじまる、というときに
本当の社会人生活がスタートする。

暑い時期にスーツを着て出歩くのは苦痛です。
少しでも清涼感のある香水を提供したい。


これが僕の「夏」をテーマにした香水のコンセプトです。


戸惑い

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[今回の作品。全容は明日のプレゼン後のお楽しみ...]


気がつけば10月ももうすぐ終わり。
夏休み明けて専門コースに分かれてから最初のセッションも
明日のプレゼンで終了です。

今回は自分としては比較的ハイペースで作品作りが進ました。
今の時点で作品はもちろん、プレゼン用のボードまですでにほぼ完成。
...といっても全く苦労がなかったわけでもないし、妥協したつもりもない。
これまでの課題と同じく誰よりも時間をかけて全力で取り組んでいるつもり。


...という自負がある一方で。

やはりこう早く完成してしまうと、本当に自分は十分デザイン検討を重ねたのか、
無難な線で妥協してしまっていないか、という疑問がむくむくと沸き上がります。


これも自分の弱さなのだろうか。
もっと自信を持て、自分。


Perfume

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「生活デザイン」第2課題は「夏」をテーマにした香水の瓶と箱。

自分の人生に縁のないものだけに苦労しそうだな...
と思っていたのですが。


まずは中に入れる香水のイメージを決める。

自分が香水をつけないので、
そういう人間が香水をつけたくなるものをデザインしたいなと思いました。

わけの分からない横文字の成分より、
身近にあるもののほうが取っつきやすい。

夏は暑い。ただでさえ匂いがこもる。
つけたら涼しくなる爽快なものがイイ。


...ってな具合で考えついたのが「シトラスミント」。
...安易だけど。


Salt&Pepper【プレゼン】

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「生活デザイン」第1課題、「Salt&Pepper」のプレゼンが終わりました。
この歳になってもプレゼンは苦手です。
いまだに緊張して伝えたいことの8割くらいしかしゃべれず、
残り2割を後悔する。


...その後悔を無駄にしないためにブログで再整理するのです。


作品名: 「HUG」

ターゲットは一般的な家庭の食卓。
テーマは「手間を楽しむ」。
この手間という言葉には2つの意味を込めています。


Salt&Pepper【試作】

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生活デザイン、第1課題「Salt&Pepper」もいよいよ大詰め。
今週木曜日に最終プレゼンです。


プレゼン後に最終完成品のアップと自分なりの講評をまた書きますが、
その前の直前について思うことをば。

造形作業はほぼ終了し、ただいま色付け作業の真っ最中。
画像はその色付け前のものです。

スタイロフォームに直にペインティングすると溶けてしまうので、
ジェッソというものを塗って、下地作りをします。
ジェッソを塗ってはやすり、を2,3回繰り返したあといよいよペインティング。

日曜日にカラースプレーを買いに渋谷のハンズへ。
そこで梅宮アンナとアンナママを見かけました。
普通に歩いていて、意外に誰も注目せず。
芸能人も普通に生活してるんだなあ...

...と思いながら一階の塗料コーナーでひとしきり悩んだあと、
油性でありながら発泡スチロールにも塗れるというハンズセレクトの
カラースプレーのグロスブラックとグロスホワイトの二色をチョイス、
陶器の感触を出したかったのでツヤありタイプを購入。
さらに二色が混ざらないように塗料用のマスキングテープも併せて購入。

...んで現在せっせと色をつけているわけです。
塗っては乾かし、の繰り返し。


Salt&Pepper

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[『Hug』 by Alberto Mantilla]


PDコース第3セッションの授業は「生活デザイン」。
第1課題はSalt&Pepperをデザインします。


デザインやエンジニアリングの究極の目標は幸福な社会の実現だと思う。
しかし「幸福であること」=「便利なこと」ではないと思うのです。
もちろん世の中を便利にすることは幸福な社会の実現の一端を担うものだと思う。
でもそれが全てではない。

逆にあまりにも効率化しすぎて、便利にしすぎて見えなくなった幸福というものが
現代社会では増えてきた気がする。


その見えなくなった「幸せ」を再発見する。
手間を楽しむ。

...それが今回自分がSalt&Pepperのデザインで表現したいことです。