宇宙に夢はあるのか?

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「まず言われるのは、必要なことだけをしろ。そして最後に言われるのもそれだ。ほかにはない!」「するとその間の授業では、必要なこととは何であるかを学ぶわけですね。」「そうだ。わしらは均衡というものを考えなくてはならん。それが破れると、人は他のいろいろなことを考え出す。真っ先に考え出すのは迅速さだ。」 ~中略~ 「みんな持っていた術や芸をなくしてしまったのに、あなたはちゃんとご自分のものを失わずに持っておられる。どうしてそれがおできになるのです?」「自分の術以上のものを望まないからさ。」(ゲド戦記Ⅲ さいはての島へ)


  米スペースシャトル「ディスカバリー」、打ち上げ延期 ガス漏れを発見


とくにこの手のニュースに興味があるわけではないけれど。


小さい頃なら誰しも宇宙に、宇宙飛行士に夢を抱くものではないでしょうか。

人間は「夢」という言葉が付け足されると、なんでも美化する傾向がある。


...そう思いませんか?

近寄れない家族

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母と子の絆を証明するものは、ただ1枚の写真だけだった...


遠い昔に妹を失った兄と、母を失った子が、
かつて世間を騒がせた異国の工作員と涙の面会を果たしていた。

彼らの心中はどのようなものだったのだろう。


トップニュースで流れる画面を見ながら、
自分の状況と重ね合わさるものを感じた。


彼らのように日本国民全員が注目を寄せる悲劇のスターじゃないけれど。

妹との時間を失い、母の顔を知らないんだもの。
ちょっとくらい共感したって良いじゃないか。

伊勢-滋賀小旅行 【2日目】

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伊勢-滋賀小旅行2日目(1日目はこちら)。

朝八時起床。
朝食を急いでかき込んで、早々にチェックアウト。

外は小雨。
しかし伊勢は十分堪能したので早々に次の目的地、滋賀県は守山駅へ。

伊勢-滋賀小旅行 【1日目】

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大学が休みにはいると無性に心をリセットしたくなる。

...というわけで旅行してきました。


今回は伊勢-滋賀地方。

伊勢へは富士山と同じく日本人なら一度は行っておきたいお伊勢参り、
滋賀へは佐川美術館見学が目的で行ってきました。


懐事情がとても厳しい時期なので、
極力予算を切り詰めた貧乏旅行。

行き帰りとも深夜バス利用、現地でのホテルもビジネスホテル。
三泊二日の強行スケジュール。


そんな中でもささやかな贅沢をするのが貧乏旅行のささやかなる楽しみ。

けして贅は尽くせないけど、こういう旅行も悪くない。

貧に足る...【最近の食生活事情】

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久々の食ブログ。

つましい生活が続いています。
自炊を心がけ、一食500円以下で収めてます。
3日に1回の外食は松屋の定食メニューがささやかなる贅沢。

好き嫌いは多いのだけれど、
もともと食には無頓着なほうなので、
お気に入りのメニューであれば同じメニューが続いても苦になりません。


他人に料理をふるったことはないので、
自分が料理が上手いのかどうかはよく分からないけど
幸いにして自分で作った料理を不味いと思ったことはない。

...といっても僕が作れるのは、炒めもの系だけど。

スパゲティ、野菜炒め、チャーハン、ポテトサラダ...


...最近のマイブームは「うどん」。

僕が旅に出る理由

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ただいま春休みのまっただ中。

課題の最終プレゼンが終わって休みに入る度に、
ぐったりぐうたらモードのスイッチがONになる。
それでいて部屋にこもっていると息が詰まりそうになる。

4月の授業開始までが気の遠くなるような長さに感じ、
なにもかもうっちゃってどこか遠くへ行きたくなる衝動に駆られる。


...ってなわけで今月末に旅してきます。
まあ旅と言うほどのものでもないですが。

祖母からの電話

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故郷の祖母から電話があった。

正月にも帰省せず、連絡もしなかったから心配された。

祖母の声は怒っていた。
...でも愛情のこもった声だった。

遠く離れ、ろくに連絡もしない僕を今でも息子として扱ってくれる。


父母から愛を受けられなかったぶん、
僕はこの人からずいぶん愛を受けたんだな、と今更ながら感じた。

この歳になってなお、その祖母に恩返しをするどころか、
いまだに心配かけている。


日々思う。


  「これでいいのか」


...と。

こんな生活を続けてていいのか、と。

朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり。

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人間は十歳で「けだもの」、二十歳で「狂人」、三十で「しぞこない」、四十で「ペテン師」、五十で「罪人」-ということがある。おそらく彼はついに禽獣たることをやめないが故に、罪人となるのであろう。われわれにとって真に在るものは飢餓だけなのだ、神聖なのはわれわれ自身の欲望だけなのだ。(岡倉天心『茶の本』)


...今、三十路の僕はなにを仕損なったのか。

かつて十代の僕は愛に飢え、
かつて二十代の僕は身体を鍛練することで「強くなること」に狂った。

そして三十路。
...たぶん僕は人生を仕損なったのだろう。

朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり。


...まだ僕は死ねない。

あけおめ

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あけましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。
今年もよろしくお願いします。


恒例の年初の目標設定。

今年の反省

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大晦日です。

恒例の1年間の反省。
今年の初めに立てた目標を振り返ります。


今は人生の回り道。
通常なら妻を持ち、子を持ち、家庭的にも、社会的にも責任ある立場として
活躍していなければならない世代なんだろうけど。

一人さびしく年の暮れを迎えなければならない今、
たまらなく劣等感を感じるけれど。


それでも回り道しなければ見えないものが見えはじめている。
それはかけがえのない体験。かけがえのない風景。


だから胸を張って言える。


  「今年も良い1年だった。」


...と。