タグ「松山」が付けられているもの

地域マネジメントスキル修得講座【第6回-2】

shinmin_museum.jpg
【坂村真民記念館】


愛媛大学地域マネジメントスキル修得講座第6回1日目。
いつもの農学部キャンパス。


午前中は森賀先生の「地域マーケティング論」、
午後はプロジェクト研究の検討でした。


計算が苦手。
計画をたてるのが苦手。
計略を練るのが苦手。
およそ経営者たる資質は持ち合わせていない自信はあります^^;

しかし。
僕は、組織の中で生きる道を捨てた。
誰かから分け与えられる作業をして生きて行く道を捨てた。
苦手だからやらない、なんて甘いことは言ってられない。

マーケティングとはなんぞや。
まだよく分からないけれど、これからの自分の道を追求する過程において、
おさえておかねばならないポイントであることは確かなようです。


地域マネジメントスキル修得講座【第6回-1】

plantplant.jpg
[愛媛大学の植物工場]


愛媛大学地域マネジメントスキル修得講座第6回1日目。
いつもの農学部キャンパス。

午前中は胡柏先生の「有機農業の経営と環境マーケット」、
午後は仁科弘重先生の「新たな食料生産システムとしての植物工場」。

有機農業と植物工場。
どちらも現代農業の主流とは一線を画し、両極端に位置するスタイル。


田舎は農林漁業の第一次産業の舞台です。
僕自身は、第一次産業に従事したいから田舎に来たのではなく、
第二次産業である「ものづくり」をしたくて田舎に来たわけですが、
田舎で暮らすにあたり、主要産業である第一次産業を理解することは
とても重要なことだと思っています。

第一次産業は人類最初にはじまった産業であり、
今もなお、人間の生活基盤を支える重要な産業であるはず。
それがどうしてこんなに異質な構造で、
現代の経済システムにそぐわないものになってしまっているのか、
部外者としてはとても不思議に感じてしまいます。

今も昔も、食の摂取が生命維持の基本である以上、
第一次産業は時代遅れであってはならないはず。
20世紀の都市集中型社会が、田舎の末端社会を軽視したことは、
最大の過ちではなかったか。


科学的には、日本の農業は世界のトップクラスをいってると言われてるそうですが、
田舎の現実を見るにつけ、経済システムはその科学力にマッチングしていない。

第一次産業の最重要視化。
それが六次産業のめざすところではないでしょうか。


ユスモク中間報告

kenpichukan00.jpg


人生も半ばまで生きてくると、
人生とは科学や論理で規定されるだけの世界ではないことに気づきます。

このことに気づくか否かで、生きる世界の「広がり」に差が出てくると思うのです。
別段狭い世界でも十分幸せに生きる人もたくさんおり、
そういう生き方も悪くないのでしょうが、
気づいてしまったからには、広い世界を堪能したい。
それが僕の生き方だと思うのです。

地域おこし協力隊の多くの志望理由は、「社会貢献」だと思います。
海外青年協力隊などの経験者も少なくないと聞きます。
が、僕は正直なところ、社会貢献が第一の志望理由ではありません。
もちろん、現職にいる間は全力で社会貢献していく所存ですが、
自分が求める道を実現する過程で、そのとっかかりとして出会えた「ご縁」。
それがこの職を選んだ理由だと思っています。

念ずれば花開く。
心から望むものがはっきりすれば、自ずと望むものを手に入れる機会が現れる。
それが「縁」というものであり、その縁の兆しを見逃さないことが、
事を為すのに必要な能力ではないでしょうか。
要は「チャンスは見逃すな」という単純な論理。


僕が求める道。
それは世間に認められて大成功し、大金持ちになることではない。
大自然のそばでモノづくりをしていくこと。
そうやって作られたモノの魅力を社会に伝えていくこと。
それは社会のためではなく、自分のため。
しかし、社会のためにもなると信じています。

その信念のもとに、取り組んできたのが地域木材有効活用であり、
その拠点が「ユスモク」なのです。


ユスモクは県の補助を受けて実施しております。

その名も「愛媛県新しい公共支援事業」。
平成23年度、24年度の2ヵ年事業です。

補助を受けて行う以上、お金を出してもらっているスポンサー(県)に対して
その進捗を報告する義務があります。

その中間報告をしに松山まで行ってきました。


talksalon_title.jpg


えひめ地域政策研究センターと愛媛大学農学部農山漁村地域マネジメントスキル特別コース
の共同主催のトークサロンに行ってきました。

会場は愛媛大学の南加記念ホール。

一般的な四十歳の人間にとって、大学といえば二十年近く前のかなり昔の思い出、
といった感覚なんでしょうが、社会人学生として去年卒業した自分からしてみれば、
久々に戻ってきた、という感覚。愛媛大学ははじめてですが、なんか懐かしい。


「農林水産資源の宝庫」というタイトルにつられて参加したわけですが、
その意味においては失望でした。

木工による地域づくりを目指している自分としては林業関係の話が聞けたら、
という期待を持っていたのですが、蓋を開けてみると、
農産資源と水産資源についてしか語られず、しかもというか、やはりというか、
食中心のお話でした。


まあそれでも元気あるリーダーの話はいつ聞いても感動と元気をもらえる。
その点においてはためになるといえばためになるのですが、
今回はもう一点、勉強になった点がありました。

地域づくりにもノウハウがある、という可能性について。


松山中央公園 【その他】

ecp_map.jpg


愛媛県武道館が見たくて松山中央公園へ行ったのですが。

ほかにも面白いものがたくさんありました。


しかし、R56からちらっと見えていたので、R56からそう遠くないところにあるのかな、
とは思っていましたが、こんなに近いとは。

意外と求めるものは近くにあるものですね。
それを遠いと思う「心」がそれらを遠ざける。

心が欲しい、と欲したならば、まずは素直に求めてみよう。
意外と簡単に手に入るやもしれません。


地域おこし協力隊座談会

ecpr.jpg


えひめ地域政策研究センター(ECPR)主催の地域おこし協力隊座談会に行ってきました。

場所は松山のECPRオフィスにて。
はじめて訪れたのですが、松山駅から徒歩5分の都会のド真ん中。

メンバーはECPRのスタッフ4人と、
上島町から一人、伊予市から一人、そして西予市から一人(僕)の地域おこし協力隊と、
地域おこし協力隊監督部署から各地域一人ずつの10人。


自己紹介と共に、今自分が取り組もうと思っていること、
地域おこし協力隊としてやらなければならないと思っていることなど、
ひと通り話したいことは話せたかな。


人の振り見て我が振り直せ。
常に主観(エゴ)につきまとわれる日常において、
他人の言動に耳を傾けることはとても重要です。

自分の行動に対する認識が社会からの見た目とズレがないか。
ズレがあれば素直にそれを認め、直ちに修正する。
それが「成長」というものだと思う。

しかし、自分の中の「核』とでも言うべきものは、
途中過程においては周囲からの声を参考にするとしても、
最後は自分の力で作りあげるべきである。
本当に自分で納得出来る選択をするべきである。

人は一人では生きられるものではなく、
周囲の環境によって生かされていることが分かっているならば、
その「核」は社会にとっても、世界にとっても、地球にとっても、
決して有害なものとはならないはずである。
それどころか素晴らしい未来を作りあげるだろう。


自分を信じろ。
自分の周囲を信じろ。
それだけで素晴らしい世界がつくれる。


地域木材有効活用事業

kenpi_presen00.jpg


過疎地での地域おこしで一番ネックとなるのは「リソース不足」。

人的資源にしろ、経済資源にしろ。


人的資源の確保は一朝一夕でできるものではなく、長い時間が必要。
経済資源もけっしてその確保は簡単なものではないけれど、
方法によっては人的資源に比べれば即効的な確保が期待できる。

その方法の一つが「補助金」制度。
事業開始の段階での資金の確保が一番難しい。
補助金制度を上手に活用して、事業を軌道に乗せることができれば、
それはそれで立派な地域おこしと言えるのではないでしょうか。


自分が取り組もうとしている木工普及活動について、県の補助金を得るべく、
松山へプレゼンテーションをしに行ってきました。

じつはこのプレゼンは二回目。
一回目は別のテーマで、お手伝いという形だったのですが、残念ながら不採用。
幸いにも二次募集があって、今回木工普及活動で補助申請をする機会を得ました。


大学でもさんざんプレゼンはやったけれど、何度やっても緊張するものだね。

大学とはまったく異なる環境ではあるけれど、
やってることは変わらない。

「魅力」を伝えること。
...これに尽きる。


地域づくり人研修&交流会2011

dogofieldwork_sidepath_flower.jpg


土曜日、松山へ研修に行ってきました。

こういう研修に行くたびに思います。

地域おこしに普遍的な手法はあるのだろうか、と。
シュミレーションに意味はあるのだろうか、と。

たぶん、地域おこしプレーヤーにはめずらしく、
しょっぱなからやりたいことが明確だからかもしれない。

僕は地域おこしのプロになりたいわけじゃない。
今後のキャリヤとして、地域おこしを継続的にやりたいとは思ってない。

今後の人生のベースを田舎に置きたい。
そのベースを愛したい。
だから自分が住む場所を良くしたい。
自分がやりたいことをやれる場所にしたい。

そのきっかけとして、期限付きの地域おこし要員である「地域おこし協力隊」という仕事を選んだ。


愛媛県庁

matsuyama_kencho2.jpg


県費補助事業のプレゼンで、松山の愛媛県庁に行ってきました。

松山は赴任直前に訪れて以来、3ヶ月ぶり。
城川から車で松山に行くのははじめて。

R197から内子へ向かい、内子からはR56を北上して松山へ。
下道だとやはり2時間はかかる。


県行政の中心となる建物は、それはそれは重厚な佇まいでした。
設計者は木子七郎という建築家らしい。
セカチューのロケ地でもあったみたいですね。
事前予約すれば無料で職員の方が案内してくれるみたいです。

...今度申し込んでみようかな。