県費補助事業のプレゼンで、松山の愛媛県庁に行ってきました。
松山は赴任直前に訪れて以来、3ヶ月ぶり。
城川から車で松山に行くのははじめて。
R197から内子へ向かい、内子からはR56を北上して松山へ。
下道だとやはり2時間はかかる。
県行政の中心となる建物は、それはそれは重厚な佇まいでした。
設計者は木子七郎という建築家らしい。
セカチューのロケ地でもあったみたいですね。
事前予約すれば無料で職員の方が案内してくれるみたいです。
...今度申し込んでみようかな。
[プレゼンはこちらの建物ではなく...]
[こちらの建物の広い会議室で。]
僕はプレゼン資料のパワーポイント操作要員として行ったのですが、
いざ会場に行ってみると、発表者のそばにPCが置いてあって、
発表者が一人でPCを操作しながら発表できる状況だったので、
文字通り応援隊としてプレゼンが無事成功するようそばで祈ってました^^;
事前に何度も練習した甲斐あって、
ちょっとしたトラブルに見舞われながらも無事発表を終了し、
その後の質疑応答にも(発表者が)そつなくこなし、プレゼンは無事終了。
無事補助金をゲットできるといいのですが。
久々の松山でしたが、今回はお仕事で、ということで
街中はおろか県庁内もゆっくり散策するまもなく、
写真を撮るまもなく(この記事の写真は赴任前の訪問時のもの)、
およそ10分のプレゼンのために片道2時間かけて移動し、
1日がかりの予定でありました。
ムダをとことん削ぎ落とし、極限まで効率化を求める都会の感覚で眺めると、
田舎ではとかく「ムダ」が目立ちます。
ただ、それを頭ごなしに悪、と決めつけるのはいかがなものだろうか。
そのムダを無くすことが、効率化することが地域活性化の本質なのだろうか。
...僕はちがうとおもう。
逆にそれは都会がもたらした悪を持ち込むことにほかならないとさえ思う。
都会はあまりにも効率化を求めるあまり、本来の目的を忘れ、
本来持っておくべき「情緒」までも削ぎ落としていくようになった。
...過ぎたるは及ばざるが如し。
ムダの中にも楽しみを見つける。
そんな前向きな姿勢と工夫の積み重ねがどのような場所であれ、
豊かにしていくのではないでしょうか。
移動する車から窓外の深い緑を眺めつつ、ふとそんなことを考えたひととき。
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