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ふるさと探訪2012

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遊子川の子どもたちと一緒に地域内をふるさと探訪に出かけました。

去年は平岩地区の白岩城に行きましたが、
今年は役場のジオパーク推進室の方にガイドをお願いして、
遊子川の地域内をジオ探検。

遊子川で一番高い雨包山から遊子川へへの玄関口・辰ノ口までを
横断しました。


西予市には黒瀬川構造帯という地質学的にとても貴重なポイントがあり、
その地質資源を活用した地域活性化運動がジオパーク構想で、
西予市は日本ジオパークを目指して頑張っているわけです。


ジオ(大地)ははたして地域づくりに関与するものがあるのか?
現代社会が経済基板に軸を置いていることを考えると、
いまいちピンと来ない気もしますが、
現代社会といえど、太古からの大地の上に成り立ち、
大地の上の自然環境を利用して存続していることを考えれば、
ジオはけっして地域づくりに無縁とはいえない。

自分が暮らす大地がどのようなルーツを持っているのか。
それは地域の魅力を認識する上で重要なことかもしれない。

ジオパークを学ぶほどにそれを強く感じる。


夏のよりみちクラブ2012【三瓶・須崎海岸】

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遊子川公民館では、「よりみちクラブ」という名称で、
子どもたちの社会教育に積極的に取り組んでます。

微力ながらこの活動をお手伝いをさせてもらってます。
ただ、子ども時代を遠く離れ、この歳にしてまだ子どもを持ったことのない身としては、
子どもは嫌いではないのですが、なかなか接し方が分からず、
最初は戸惑うことも多かった。
そのぶん学ぶことも多かったけど。

僕はこの「よりみちクラブ」という名称がとても好きです。
スピードや効率が求められる現代社会において、
あえて「よりみち」をする。
遠回りをすることで見えてくるものっていっぱいあるんじゃないかな。


今年の夏休みは、二箇所のスポットへお出かけしました。

まず、午前中は三瓶の須崎海岸へ。

三瓶初訪問。


四国西予ジオパーク構想推進セミナー

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【四国西予ジオパークロゴその2(あくまで個人的な素案)】


ジオパークの講演を聴きに宇和の愛媛県歴史文化博物館(歴博)へ行ってきました。

黒瀬川構造帯という貴重な地質を有している、ということで、
西予市では地域化活性化対策の一つとして、ジオパーク推進室を設置して
日本ジオパーク認定を目指しております。

今回は、講師に日本ジオパーク委員会事務局の方と、
昨年四国ではじめて世界ジオパークに認定された室戸ジオパークの専門員による講演で、
ジオパークの基礎と現場の両面からの解説でジオパークに対する理解を深めることができました。

正直なところ世間のジオパークに対する認知度・理解度はまだまだ低い。
世界ジオパークネットワークはユネスコ支援に元順調に発展しており、
そのうちユネスコの正式機関となる日も近い、と言われているようですが、
世界遺産に比べるとまだまだこれから、という段階。

ジオパーク認定を受けたからといって劇的に何かが変わる、というものではなく、
認定向けて地域が一丸となって取り組むことに意味がありそうです。


ジオパークは場所ではなく、場所の特性を活かした「人の活動」に対して評価されるものだから。


ジオパーク交流会

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  「地球科学的に見て重要な自然遺産を含む、自然に親しむための公園。(Wipipedia)」


ジオパーク交流会なるものに参加させていただきました。


  「地球科学的に見て重要な特徴を複数有するだけでなく、
   その他の自然遺産や文化遺産を有する地域が、
   それらの様々な遺産を有機的に結びつけて保全や教育、
   ツーリズムに利用しながら地域の持続的な経済発展を目指す仕組み。」(Wipipedia)


...としてユネスコの支援を受けて世界ジオパークネットワークが2004年に発足。
日本もこれに準ずる形で日本ジオパーク委員会が2008年に発足。

僕自身、まだこのジオパーク構想について理解が足らないのですが、
世界遺産と異なるのは、世界遺産が「保護」を目的としているのに対し、
ジオパークはあくまで「経済発展」を目的としていることでしょうか。


地域資産の魅力を活用して経済発展を目指す。
これってまさに地域おこしそのものじゃないですか。

知識半分、カン半分ですが、
今の自分の仕事に役立つこともあろうかと思い、
ジオパーク関連のイベントに少しづつではありますが参加させてもらってます。


僕がここに来た目的は明確だ。
しかし、その目的に囚われすぎてもいけない。

目的が明確である以上、道を見失うこともあるまい。
未開の地で、道を開拓していくにはまずその土地を知らねばならない。


ジオパーク大野ヶ原地域見学【その2】

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自然が描く模様には、悠久の時をかけて変動した自然の足跡がそこにある。

その足跡を分析観察することで、
自然の驚異をほんの僅かでも理解することができれば、
人はもっと自然に対して感謝と敬意の念を払えることができるはずだ。

現代文明は多様な変化と進化を繰り返しながら、
人間社会を発展させてきたけれど、
自然との付き合い方について、最適なスタイルを築けているのだろうか。


僕自身は自然の足跡を分析観察する人間ではないけれど、
自然の驚異を感じはじめている人間として、
「自然との最適な付き合い方」には多分に興味があります。


ジオパーク(候補)大野ヶ原地域見学、大野ヶ原から惣川へ
...移動する前に、昔、海底火山だった痕跡を示唆する地層を見に、
高知県都の県境あたりへ。


ジオパーク大野ヶ原地域見学【その1】

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ジオパークという場所があります。
日本ジオパークの公式サイトによれば、
「ジオ(地球)に親しみ、ジオを学ぶ旅、ジオツーリズムを楽しむ場所」だそうです。

よく分からないけど、
地質学的見地から価値ある場所を世界遺産のように認定するものらしい。
これまた日本ジオパーク公式サイトによれば、日本では
洞爺湖有珠山、糸魚川、山陰海岸、島原半島の4ヶ所が世界ジオパークネットワークに
加盟認定されているそうです。

西予市の野村町大野ヶ原地区は地質学的に珍しいらしく、
この世界ジオパークに加盟を目指して活動を始めているとか。

市の取り組みで地質学に詳しい大学の先生を招いて、
この地域を見学する、ということで地質学にはど素人ですが、
ジオパークの観点から地域の価値を見出し、地域活性化の材料になるかと思い、
参加してきました。