ジオパーク大野ヶ原地域見学【その1】

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ジオパークという場所があります。
日本ジオパークの公式サイトによれば、
「ジオ(地球)に親しみ、ジオを学ぶ旅、ジオツーリズムを楽しむ場所」だそうです。

よく分からないけど、
地質学的見地から価値ある場所を世界遺産のように認定するものらしい。
これまた日本ジオパーク公式サイトによれば、日本では
洞爺湖有珠山、糸魚川、山陰海岸、島原半島の4ヶ所が世界ジオパークネットワークに
加盟認定されているそうです。

西予市の野村町大野ヶ原地区は地質学的に珍しいらしく、
この世界ジオパークに加盟を目指して活動を始めているとか。

市の取り組みで地質学に詳しい大学の先生を招いて、
この地域を見学する、ということで地質学にはど素人ですが、
ジオパークの観点から地域の価値を見出し、地域活性化の材料になるかと思い、
参加してきました。


大野ヶ原は、こっちに来たばかりの時に一度連れてきてもらって以来、二度目。

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まずはカルスト地形がめずらしい、大野ヶ原源氏ヶ駄場へ。

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低地では晴れだった天気も、上の方ではあいにくの霧。


カルスト台地では牛が放牧されてます。

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プリンやチーズケーキが特産らしいですが、今回はおあずけ。


ススキ。

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もう秋ですねえ。


緑が濃い。

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遠くには弘法大師の筆の一振りでできたという一夜が森。

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まだ遠くからしか見たことないのだけど、森の中へ入ることはできるのかな。


石灰石は水に溶けやすく、雨水に溶かされてドリーネと呼ばれる穴が
台地のところどころに空いています。

その一つ、「龍王洞」。

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なんと、地下200mに達するほどの深さなのだとか。


その地下の洞穴図を見せてもらいました。

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落ちたら出てこれないね。
それにしては柵をするわけでもなく、無造作に放置されてる感じ。
大丈夫なのかなあ。


美しい草花たち。

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ドリーネに水が溜まってできた池、小松ケ池。

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池の中の浮島。

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浮いてるので動くみたいです。


龍も見てますぜ。

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続いて惣川地区へ。