ユスモクで第一作から第四作目まで、一気に作り上げた後、
スランプがいきなりやってきた。
ネタ切れ、というよりはネタがありすぎて逆に身動きとれなくなった、
...みたいな。
すっかり煮詰まってしまった。
こういう時は無理に続けても症状はひどくなるだけ。
こういう時は潔く休んでリフレッシュする。
押してダメなら引いてみろ。
進むも勇気、退くも勇気。
...と自分に言い聞かせ、一日休みをもらってリフレッシュすることに。
テレビを見てたら、小田深山渓谷が紅葉の見頃だそうな。
松山に行くときはだいたい内子から砥部街道経由で行くのですが、
小田深山への入口をいつも素通りするわけで。
今回、途中下車してリフレッシュ!
紅葉の季節がくるたびに、日本に生まれて良かったと思います。
色とりどりの葉。
紅葉ってなぜこんなにも色鮮やかなんだろ。
やがてくるモノクロームの世界に備えてなんだろうか。
最近ちょっと遊子川の景色の写真が減ってきてるような気がします。
ユスモクで忙しくなってきてるのもあるけれど、
「慣れ」もあると思う。
たとえどんなに素晴らしい景色でも、
人間は同じことの繰り返しに飽きてしまう。
それは感覚の「油断」とも言える。
その油断が闇雲に新しい世界を求める根源になったのかもしれないけど、
やはりそれは本質を欠いたもののように思えます。
同じように見える風景も、一秒たりとも同じものなどない。
感覚が磨かれれば、そんな些細な変化も感じられるようになる。
人間だけが持つ真の能力とは、物理的に世界を広げることではなく、
世界を深く感じること...ではないでしょうか。
ちょっと前まで、遊子川での厳しい寒さを体感し、急いでコタツを買ったのですが。
打って変わってのここ数日の温かさ。
異常気象ですなあ。
気づけば公民館の前のオオイチョウがいい感じに。
12月に入ってようやく...だからやはり今年はそんなに寒くもないのだろうか。
それとも巨大なぶん、紅葉にも時間がかかるのだろうか。
イチョウというと、今年の3月まで通っていた東京の美大を思い出す。
会心の一枚。
窪野の三滝渓谷にて。
二見滝というスポットが唯一の紅葉スポットなのですが、
まさに見ごろでした。
ここは紅葉の期間が短く、まさに今が見ごろ。
この週末には終わってしまうかも。
恒久的な美と、瞬間的な美がある。
その見極めを間違えてしまうと、それらの美と出会えることはない。
森は悠久の時を経て育つからこそ美しいのであり、花は散るからこそ美しいのである。
雨包山の紅葉チェック2回目。
今回は頂上までは行かず、紅葉スポットである樽滝でチェック。
前回は黄色はいい感じだったけど赤がイマイチだったけど、
今回はいい感じで赤くなってました。
最近急に冷えこんだし、急激に赤くなったのかなあ。
しかし、まだまだ赤くなりそうな気もしなくもない。
もっとも赤くなる時期が読めない。
下手するとピークを見逃してしまう。
最低もう1回はチェックしにこよ。
日毎に秋が深まってゆきます。
遊子川の麓も緑一色から赤や黄の色彩が混じるようになってきました。
麓でこんな感じだから、山の上の方はさぞかし紅葉が進んでいるだろう...
...と思って、久々に雨包山に上がってみたのですが。
まだ時期尚早でした。
黄色系はいい感じでしたが、赤系がまだまだ。
あと一、二週間後が見ごろなのかな。
とりあえずせっかく上がったので、山を一回り。
ついこの間まで暑い暑い、と言っていたのが、
気づけば山の緑にところどころ紅や黄が混ざるようになって、
もう秋は終りに近づいているという。
遊子川の秋は短いみたいです。
早く雨包山の紅葉を見に行かなくちゃ。
さて、愛護班の「ふるさと探訪」という企画に同行させてもらいました。
子どもたちに自分たちが暮らすふるさとの姿を心に刻んでもらいたい、
という願いのもとに毎年実施されている企画なのだそうです。
感性豊かな時期に美しい故郷の姿を刻みこむ。
子どもの時分には刻まれたものの重要さはなかなか理解できないかもしれないけど、
大人になったとき、それが貴重な財産になることは間違いない。
とても素晴らしい企画だと思います。
今年は平岩地区にあるという白岩城跡他を探訪することに。
城跡といってもここしばらくは放置されていた場所で、
探訪の三日前に雑草で生い茂っていた城跡までの道を主事さんと一緒に草刈りして前準備。
公民館は大忙し。
もはや地域のなんでも屋と化してますな。
しかし、それでも未来を見失わずに地域を活性化させていこう、という意気込みもある。
だから僕も何とかしたい、って気になれる。
春は桜、秋は紅葉。
日本の四季は素晴らしい。
田舎にいると、なおさら四季の素晴らしさを感じます。
松山への出張の道中、一緒に同行した役場の職員さんが
畦に植えられたヒガンバナが咲き誇る小路へ連れて行ってくれました。
場所は遊子川の隣の集落への道筋にある「鳴滝」。
遊子川の隣にこんな立派な滝があったなんて。
灯台もと暗し。
「魅力」はいつだって自分の近くにある。
そして意外にそのことに気づかない。
迷ったときは、とりあえず自分の周囲を見回してみよう。
ヒガンバナって、よく見るとユニークなかたちをしてるよね。