ついこの間まで暑い暑い、と言っていたのが、
気づけば山の緑にところどころ紅や黄が混ざるようになって、
もう秋は終りに近づいているという。
遊子川の秋は短いみたいです。
早く雨包山の紅葉を見に行かなくちゃ。
さて、愛護班の「ふるさと探訪」という企画に同行させてもらいました。
子どもたちに自分たちが暮らすふるさとの姿を心に刻んでもらいたい、
という願いのもとに毎年実施されている企画なのだそうです。
感性豊かな時期に美しい故郷の姿を刻みこむ。
子どもの時分には刻まれたものの重要さはなかなか理解できないかもしれないけど、
大人になったとき、それが貴重な財産になることは間違いない。
とても素晴らしい企画だと思います。
今年は平岩地区にあるという白岩城跡他を探訪することに。
城跡といってもここしばらくは放置されていた場所で、
探訪の三日前に雑草で生い茂っていた城跡までの道を主事さんと一緒に草刈りして前準備。
公民館は大忙し。
もはや地域のなんでも屋と化してますな。
しかし、それでも未来を見失わずに地域を活性化させていこう、という意気込みもある。
だから僕も何とかしたい、って気になれる。
昼休み明け午後1時。学校に集合!
さあ出発!...のまえに「学校に鹿が?」騒動(...というほどのものでもない)。
さて学校の裏手より出発。
事前に草刈りして整備したとはいえ、やはり険しい山道。
登る前は子どもたちはちゃんと登れるのかな...という心配があったけど、
そこは田舎の子供たち、たくましくわいわい騒ぎながらなんなく登っていく。
あっという間に城跡到着。
城跡と言っても、言われなければ城跡とはわからない、楕円形の広場。
昔は遊子川の麓が景色よく見渡せたみたいだけど、いまは樹々が茂って視界も悪く。
それでもここも事前に草刈りして、なんとかここまでに。
記念に看板設置。
地元住民のお話を熱心に聞く。
最近流行りの森ガール。
森ボーイ。
記念に集合写真。
ここももっと整備すればいい場所・いい空間になりそう。
木工作品の用途がまた増えた。
良き哉、良き哉。
さらに移動して、城ヶ峰茶堂。
ここでも熱心にお話を聞く。
さらに上へと登っていって、遊子川唯一の茅葺屋根の家へ。
さらにそのそばにある八幡神社。
銅鏡が発掘されたとか。
神社そばにそびえる立派な木。
「コガ」という木らしい(うろ覚え)。
独特の木肌。はじめて見ました。
いいなあ。
知れば知るほどこの地域が好きになる。
来年はどこを探訪するんだろ。
今から楽しみです。
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