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カホン作り&演奏体験ワークショップ

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休暇中の記事が続きましたが、実際は仕事バリバリモードです。
...というか仕事がバタバタしていて記事の更新が遅れております。


仕事始めの翌日。
遊子川の子どもたちを相手にカホン作り&演奏体験のワークショップを行いました。
カホンとはペルー発祥の打楽器で、外見は木箱、
音が反響するように箱の中にスナッピーと呼ばれる金具が取りつけられており、
この木箱の上に座って演奏します。

音楽はもっぱら聴くだけで演奏にはとんと縁がありませんが、
この楽器を知ったのは先月の東京出張でのこと。
東京の木を活用する活動に取り組む会社を視察したときに、
この楽器を手作りするワークショップにより普及活動をしている組織、
「手作りカホンプロジェクト実行委員会」の存在を知ったのでした。
そして後日、世田谷ものづくり学校で実際にそのワークショップの様子を見学し、
担当の方とも話し、いろいろ協力が得られそう、ということで
遊子川でもワークショップをやってみることになりました。

広島在住の手作りカホンプロジェクト実行委員会スタッフを紹介してもらい、
カホン作りに必要な材料、作り方などの情報提供していただきました。

1日目に制作をし、2日目に演奏体験を行いました。

外見はただの木箱なのに、いざ叩いてみると魅力的な音色が出るんだな、これが。


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夏休みの「ゆすかわっ子よりみちクラブ」。

午前中の海と打って変わって、午後は山。
三瓶から移動して宇和へ。

宇和盆地の広大な田んぼを抜けて、一転山の中へ。
雨包山登山道に負けないでこぼこ道を登りきると...


そこには小高い丘がありました。
頂上には小さなガラスの山がありました。

一年ほど前、遊子川に来る前に行った北海道のモエレ山を思い出しました。

古の王は、今、西予市の中心を見下ろして何を思っているのだろう。


夏のよりみちクラブ2012【三瓶・須崎海岸】

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遊子川公民館では、「よりみちクラブ」という名称で、
子どもたちの社会教育に積極的に取り組んでます。

微力ながらこの活動をお手伝いをさせてもらってます。
ただ、子ども時代を遠く離れ、この歳にしてまだ子どもを持ったことのない身としては、
子どもは嫌いではないのですが、なかなか接し方が分からず、
最初は戸惑うことも多かった。
そのぶん学ぶことも多かったけど。

僕はこの「よりみちクラブ」という名称がとても好きです。
スピードや効率が求められる現代社会において、
あえて「よりみち」をする。
遠回りをすることで見えてくるものっていっぱいあるんじゃないかな。


今年の夏休みは、二箇所のスポットへお出かけしました。

まず、午前中は三瓶の須崎海岸へ。

三瓶初訪問。


よりみちクラブ・川津南交流

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遊子川公民館では、子どもたちの学外教育活動の一環として、
「よりみちクラブ」というイベントを不定期で開催しています。

現在の公民館主事さんの発案ではじまったこの企画ですが、
厳しい渓谷地形で、放課後に学校以外で子どもたちが集まって遊ぶ場所は
公民館以外にめぼしい場所はありません。
その逆境を逆手にとったユニークな取り組みだといえます。
そして主事さんのその行動力には、僕もいろいろ助けられています。
彼のおかげでユスモクは様々な障壁がありながらも順調に進捗しているのです。

さて、そんなよりみちクラブですが、
今回は川津南の子どもたちとの交流会。

午前中はピザ焼き体験、午後からは川津南の名所を訪れました。


遊子川から川津南へは車で20分程度。
しかし、遊子川の子どもたちで川津南へ訪れたことがある子はほとんどいませんでした。
まあ、厳しい自然が近い田舎においては無理からぬ話で、
用もないのにあちこち歩きまわる、という危険を冒すわけにもいかず。
田舎が保守的になるのは至極当然のことと思えます。


しかし一方で。

人の求める幸せというものは意外と近くにあるもの。
しかし近くにあるものは目に慣れすぎて、それが幸せであることに気づかない。
遠くを旅して、旅して、ようやく見つける。
それが人間が幸せを見つけるまでの理論、『青い鳥』。

危険を危険と知る。
その上で、一歩踏み出す。
ちょっと遠出をしてみる。

それが本当の「旅」だと思う。
そして、旅が人を育てる。


城川かるた

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本日のよりみちクラブは新年一発目ということで、かるたとり。

それもただのかるたとりではなく、地元城川町を題材にした「城川かるた」。

かるたなんて小学生以来、もう何年やってないだろう。


かるたってチームでやるもんなんだ。
かるたってキレイに並べてやるもんなんだ。


1月も終わりにさしかかっての正月遊び。


よりみちクラブ

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遊子川には小学校が一つあります。

生徒数は10名。
一学年で10名、なのではありません。
一年生から六年生まで、全部で10名なのです。
ちなみに遊子川内に中学校、高校はありません。

...いかに遊子川が過疎地域、限界集落であるかが伺えます。


公民館では月に2,3回、学校が早く終わる日の午後、
小学生たちを集めて「よりみちクラブ」なるプログラムを実施しています。
内容は紙芝居だったり、ゲームだったり、工作だったり。
いわゆる放課後教育、学外教育の一環みたいなものです。


今回、一応美大卒、ということで工作教室を任されることになりました。
子供は嫌いじゃないですが、普段接していないので、どう接してよいか迷います。
ちょっとドキドキ。

そんな先生の心配をよそに、子供たちは元気いっぱい。


...やっぱり元気が一番。
子供たちはそれを教えてくれます。