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大学の助手さんが貸してくれました。
北欧デザインの名匠4人のイスがたくさん紹介された本。
・ハンス・J・ウェグナー
・アルネ・ヤコブセン
・ボーエ・モーエンセン
・フィン・ユール
著者の島崎信氏はムサビの名誉教授で、北欧家具デザインの第一人者なんだとか。
生活デザインミュージアムというのはどうやらNPOの名前で、
本当にそういうミュージアムがあるのではなさそうです。
北欧デザインについては以前オペラシティで開催された北欧モダン展や
TDCのショールームで実物を見てその良さを実感しました。
ウェグナーとヤコブセンはある程度知ってたけれど、
モーエンセンとフィン・ユールは今回改めてその良さを実感しました。
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大学の助手さんが貸してくれた本。
分厚いハードカバーで、買えば6千円近くもする代物。
しかし...よく分かんなかった。
貸してくれた助手さんには申し訳ないんですけど。
どうやら玄人受けする建築家らしいです。
ジャン・プルーヴェ。
1901年生まれのフランスの建築家、デザイナー。
ル・コルビジェ、オスカー・ニーマイヤーら著名な建築家と共同で
仕事をしていますが、彼自身の代表作、というとあまり知られてない気がします。
建築家の資格は持っておらず、
自らも「自分は建築家(architecte)ではなく建設家(constructeur)である」と
いうように建築のアート面よりは、テクニカル面に力を発揮した人なのかな。
ポール・ケアホルム。
1929年デンマーク生まれ。
ハンス・J・ウェグナーの事務所やフリッツ・ハンセン社に勤務。
1980年癌により死去。享年51歳。
北欧のデザイナーですが、ミースやコルビュジエなど、
インターナショナルスタイルの影響を受けたデザイナーだとか。
Simple is Best.
それを証明するデザイナーの一人。
21_21 DesignSightで「Second Nature」を見たあと、
デザインタイドのメイン会場に行ってきました。
今年は会場がミッドタウンに移りました。
入場料千円。
会場で配られていたバッグ。
中には出展者一覧を紹介する図録が入ってました。
TDWに比べると規模が小さいせいもあるんでしょうけど、
こちらは分かりやすくて良かったです。
今年のTDWでも思ったのですが、
デザインタイドも今年は「もういいかな」という感じでした。
とくに内容に幻滅したとかいうのではなくて、
自分にはこういうオムニバス形式の展覧会は向いてない、
もう必要としていない、ということを強く感じた。
アートよりの話題ばかりだったのでたまにはデザインの話題を。
大学の助手さんから古い雑誌をもらいました。
2005年12月の『Pen』。
そこに倉俣史朗さんの「硝子の椅子」が載ってました。
1970年、僕の生まれる前に発表された椅子ながら、
座面が宙に浮いているようなそのデザインは今見てもなお斬新。
しかし、見たところガラスパネルを接着剤で貼り合わせて
作られているように見えるのですが強度的に大丈夫なのかな...
[松下電工ビル]
村野藤吾展へ見に汐留に行ってきました。
汐留の見所はなんといっても海外有名建築家が設計した3つのビル。
ジャン・ヌーヴェルによる電通ビル。
ケヴィン・ローチによる汐留シティセンター。
そしてリチャード・ロジャースによる日本テレビタワー。
いやー、有名どころが3人もそろうと圧巻ですね。
日曜日だから混むかなあと思ったけど、
オフィス街だから逆に空いていて写真も撮りやすかったです。
ただ、この日はあいにくの曇天だったので、
外観はまた別の日に撮影することとして、今回は内部の様子を中心にお届けします。
佐藤卓「water」展に引き続き「北欧モダン」展へ。
六本木から新宿へは大江戸線で1本で行けるんですね。
初めて知った。
新宿はオペラシティアートギャラリーへ。
コンセプト的だったwater展とうって変わってこちらはダイレクトに「ものづくり」。
イスを中心に北欧のモダンデザインの現物を見ることができます。
こちらもすごく良かった。
やっぱホンモノはいいっす。
第3セッションが終わりました。
「ほぼ完成」の記事を書いた後、ニス塗りをして完成。
ニスは先生のアドバイスによりスプレータイプの油性、透明タイプのものを使用。
ハケで塗るよりスプレータイプのほうがキレイに仕上がるそうです。
2時間おきに塗ること4回。
ツヤが出てさらにきれいになりました。
そしてプレゼン資料の作成。
このチェアの名前、コンセプト、パーツ構成、完成写真、所感を載せて完成。
そしていよいよプレゼン。
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今回の腰掛け作りで参考にした本。
実際インスピレーションを得るのに役立ったかどうかは微妙ですが、
デザイン様式の歴史の勉強にはなりました。
以下簡単に古い順に主な様式をピックアップしていきます。
【中世】
フランスのゴシック様式にはじまり、
イタリアのフィレンツェではじまったルネサンス様式、
やがてルネサンスはフランス(ルイ13世様式)へ、
そしてイギリスへ(エリザベス様式)。
そしてルネサンスからジャコビアン様式(イギリス)を経てバロック様式へ。
バロック様式は後期ルネサンスとも言うそうです。
やはりイタリアにはじまり、フランスへ(ルイ14世様式)、
そしてイギリス、アメリカへ(ウィリアム&メリー様式)。
そしてロココ。
これはフランスにはじまりやがてイギリスへ(クィーンアン様式)。
【近代】
まずアーツ&クラフツ運動。
いわずとしれたウィリアム・モリスによるものですね。
そしてアール・ヌーヴォー。
ベルギーにはじまった「新芸術」運動。
ヴァンデ・ヴェルデ、ヘクトル・ギマール、C.R.マッキントッシュなどが有名。
そしてバウハウス。
ドイツのワルター・グロピウスが設立したデザインの学校。
最後の校長はミース・ファン・デル・ローエ。
ほかモヒリ・ナギ、マルセル・ブロイヤーなどが有名。
セセッション(ウィーン分離派)。
1892年、オーストリアではじまった芸術運動。
ウィーン工房を創設したヨーゼフ・ホフマンが有名。
そしてアール・デコ。
1910年から1930年にかけてフランス、アメリカを中心に広まる。
より直線的に、よりシンプルになりましたね。
クライスラービルなどNYの摩天楼群が有名。
ドイツ工作連盟(DWB)
1907年ヘルマン・ムテジウス、ペーター・ベーレンスらにより創設。
デ・スティル
1917年オランダで結成された造形運動グループ。
キュビスムに影響を受けてるそうです。
リートフェルトが有名ですね。
エスプリ・ヌーヴォー(新精神)
ル・コルビュジエと画家オアザンファンらにより創設。
コルビュジエはキュビスムを批判し、ピュリスムを唱える。
ミースもここに分類されてました。
そして時代はモダンデザイン、ニューインターナショナル・デザインへと。
近所の図書館で見つけた世界のチェア集。
タッシェン・ジャパンという洋書専門の出版社の本。
「Designer's Chair Collection」に引き続き、
夏休み明けにはじまるイス作りのインスピレーションになれば、と。
「座る」
それはただ、膝を曲げ、尻を台座に置くだけの行為。
その行為にそれほどたくさんの形態があるわけでもなかろうに、
なぜに世界にはこんなにいろんなイスがあるのだろう。
不思議です。
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デザイナーズ・チェア・コレクションズ 320の椅子デザイン
大学の図書館で見つけました。
Amazonの画像だとカバーは古びた感じのピンクカラーですが、
実物はもっときれいなピンクです。
世界中の著名なデザイナーによるチェア320点を紹介しています。
夏休み明けの第3セッションから今度はイスをつくることになるのですが、
その予習として借りました。
夏休みはこれで良いインスピレショーンが得られるといいなあ...
ル・コルビュジエ。
ミース・ファン・デル・ローエ、フランク・ロイド・ライトと共に近代建築の三大巨匠と評されるスイス出身、主にフランスで活躍した建築家。
森美術館で開催中のコルビュジエ展に行ってきました。
ちょうど大学でもちょこちょこ出てくるキーワードだったのでタイムリー。
チケットは通常学生料金1,000円のところ、
モネ展の半券で100円引きの900円でした~
ちなみにフランク・ゲーリーの映画の半券でも100円引きです。
グレゴリー・コルベール展以来の久々の森美術館。
国立美術館クラスに比べるとそんなに規模は大きくないはずなのに、
10時過ぎに入館し、全部観終わってでてきたら14時過ぎ。
実に4時間も観てたわけで。
それくらい面白かった~!
大橋晃朗さんの家具展を見にTOTOギャラリー「間」へ行ってきました。
手塚貴晴+手塚由比 展以来二度目の訪問。
このギャラリーのいいところはたいていのイベントが無料で、
なおかつ写真撮影がOKであること。
気軽に訪問できます。
さらに今回の展示ではほとんどの家具に触ったり、
イスに座ったりすることが許可されていて、
より展示物の様子を深く感じることができました。
(二階展示場の模型などは触るのはNG)
世代的には一昔前のデザイナーさん、ということで
渡辺力さんと同じ匂いがした気がします。
日本のデザインの黎明期に活躍した人なのでしょう。
クマガイコムで紹介されていたイームズのチェア「La Chaise(ラシェーズ)」。
すわり心地よさそう。
しかし社長が座るイスだけあって値段もなかなか...
たけー。
「IT産業とデザインは無関係ではありません。」
とこの記事で熊谷さんは言っていますが、
僕はあまりこの言い方はしっくりこない。
単に「デザインの世界にITの波がきた」というほうが
しっくりくるかな。
デザインと無関係な産業なんてないと思います。
そこに人がいる限り。
人と人がコミュニケーションするところにデザインありき、です。
何かを求める人がいて、それに応える人がいる。
それがデザインというものだと思う。
※画像をクリックすると、販売サイト(Amazon)にジャンプします。
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1966年にグッドデザイン賞受賞のスツール。
ムライさんがデザインしたスツールかと思いきや、
デザイナーの名前はタナベ(田辺麗子)さん。
なぜ「ムライ」なんだろ?
...と思ってググってみたら、単に田辺さんの旧姓らしいですね。