TOKYO ART BEATで知って、見に行ってきました。
リサーチより手を動かしてモノを作れ、という段階なのですが、
ちょうど卒業制作で自分が創りたい、と思うものに近いイメージだったので、
どうしても見に行きたかったので。
場所は表参道の「Gallery 5610」。
spiralの真裏にこんな素敵なギャラリーがあったんですね。
spiralの正面側は良く通るのだけど、裏側は今回はじめて訪れました。
東大大学院農学生命科学研究科というなにやら小難しそうな研究所の
社会人向け木造建築コースの学生さんたちの作品展示らしい。
ギャラリーの内部に模型展示がしてあって、
外の中庭に実寸モデルの作品が3つほど展示してありました。
これこれ。
こういうことをやりたかったんだよ。
[自然には効率化されたものしかない。自然は効率化の最上のお手本である]
かつてある記事を書いたとき、僕を評するコメントとして、
「あらゆるものが理性で説明可能であると思っている」
と言われたことがあります。
そしてその代表例として、勝間和世さんをあげていました。
その人は彼女が大嫌いなそうです。
そういわれたときには勝間和世さんを名前くらいしか聞いたことがなく、
どういう人なのか知らなかったのでピンと来なかった。
今日ふと、テレビで金スマをみていると、
その勝間和世さんが特集されていました。
すぐれたエコノミストであり、
「日本で一番デキル女」であり、「日本で一番優れた母親」とか。
...僕はどちらかといえば、好きかな。
好き、というより尊敬する、というか。
ワーキングマザーを持つ自分としては、共感するところも多い。
母親とは口やかましく、その口数だけ愛に溢れているものだ。
口うるさくいわれていた頃はそれを疎ましく思っていたものだけど、
今、遠く離れて暮らしていると、母の愛をひしひしと感じる。
勝間さんも僕も、ものごとを「あらゆるものが理性で説明可能である」とは思っていない。
むしろ、世の中には理性で説明できないものが多すぎるから、
少しでも整理して説明できるものを増やしたい、そして伝えたい。
...そう願っているだけなんだ。
気がつけば師走も半ば。
火曜ゼミの課題の最終プレゼンが迫ってきました。
忙しすぎた前期に比べて、後期はやたらとのんびり。
自分が思う「魅力」を作品として1つ作成するのですが、
最初の1,2回はノウハウ的な授業だったのだけど、
それ以降は各自でエスキース。
出欠点として6割出席が条件なんだけど、その6割すら出欠の必要性を感じない。
もうちょっとカリキュラムの組み方を考えて欲しい。
そんなダラダラ感に引きづられギリギリまでなかなかとりかからず。
...今になってバタバタしております。
文化の日。
昨日の曇天とうって変わっての快晴。
お出かけ日和、ということで出かけてきました。
空が撮りたくて羽田空港に行きました。
ちょうどDPAプロジェクトの「空気の港」も最終日だし。
空港という場所が好き。
空間を強く意識できる場所だから。
冒険への出発点だから。
飛行機に乗れる、というのはパワーエリートなんだなって今さら思う。
当たり前のように飛行機に乗っていた頃、そんなことは意識もしなかった。
そして必要以上に飛行機に乗ろうともしなかった。
そして世界を知って、世界を歩きたいと思う今、僕は飛行機に乗ることができない。
ちょっと皮肉で、ちょっとせつない。
乗り継ぎが良いとドアツードアで1時間かからずに行けちゃう近さ。
だけど今の自分にはやはり遠い場所。
課題の2回目のプレゼン直前です。
PDでもプレゼンは多かったですが、SCも負けず劣らず多い。
ここまでで作った模型の数はボリュームモデルも含めて4つ。
それでも先生に言わせればまだまだ少ないのですが。
4つめのモデルで反映させたテーマは、
・「構造」からのアプローチ
・屋根の強調
・「大黒柱」
・洞窟、木の下-ノマド(遊牧民)の住居
前回までの、
・「1つの家族」として過ごす
・「緑の丘」を歩く
というコンセプトではいまいちアピール力が弱く、
住宅の基本機能にしか展開を与えない気がしたので、
今回は「ストーリー」を与えることにしました。
GWを前にして体調を崩してしまいました。
折しも豚インフルエンザの猛威をふるう中。
ちょっと心配しましたが、いつものごとく発熱ははないので
やはりいつものごとく風邪なのでしょう。
ここのところ寒暖の差が激しいからなあ...
さて、そんな中、実技セッションの最初のプレゼンです。
今回のプレゼンはコンセプトを伝えることが第一目的。
...なんとか乗り切りました。
以下、プレゼン内容を記録します。
1週間ぶりの更新です。
大学の専門課程の授業がはじまり、ばたばたしてました。
実技科目の「デザイン演習1」では多世帯住宅を設計します。
担当教授が実際やる予定の仕事をスタディケースとして使います。
ようやく念願の授業を受けることができる。
これが張り切らずにいられようか。
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「沈黙の春」と一緒に尾山台の世田谷区図書館で見つけた本。
建築に興味を持つようになって、
最初は有名建築家たちの洗練されたその造形に惹かれた。
それは今も変わらないのだけど、
ただ造形だけを考えればいいのであれば、
それは巨大なオブジェであって、アートの域を出ない。
つまりそれはデザインではない。
僕はそれでは満足できない。面白いと思えない。
たとえ自分のデザインで建物を建てられるとしても、
その建物がどうやって建つのか、ということを意識しなければ、
グラフィックデザインとなんら変わるものはない。
建築の中でも構造という部分に興味を示すようになったのは、
それがグラフィックにはない、3Dの魅力のような気がするからかもしれない。
建築はアートでない、という人もいるでしょう。
それは半分正しく、半分間違っていると僕は思います。
アートは「表現」することが第一原則。
建築はその内部空間で「社会生活」を機能させることが第一原則。
しかしその機能は見えない。
大切なものはだいたい見えないもの。
その大切さを可視化するために、
やはり建築はアートであるべきではないでしょうか。
いいとも!でのネタ。
首都高速道路株式会社
走るクルマの『振動』で発電 首都高五色桜大橋のイルミネーションを実施!
~世界初の試み!首都高が生むエネルギー~
走る車の振動で発電し、点灯する橋のイルミネーション。
人間ほど地球のエネルギーを浪費し、放出する生きものはいない。
だからエネルギーの有効活用について神経を使って使いすぎることはない。
それが人類に課せられた義務なのだから。
ハンズ大好き。
デザインの課題制作においてハンズは欠かせないお店。
大学のプロダクトの先生が銀座のハンズで展示をやる、
とのことで行ってきました。
銀座のハンズへははじめて行ったのですが、
場所柄もあってとてもオシャレ。
ビル全部がハンズなのではなく、
5階から9階までの5フロアがハンズとなっています。
新宿や渋谷に比べて店の規模はやや小さめですが、
品揃えは良さげです。
しかし人は少なめ。
平日昼間、という時間帯もあるのでしょうが、
ハンズというお店は銀座の街柄には合わないのかな...