恵比寿発電所

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いいとも!でのネタ。


  首都高速道路株式会社
  走るクルマの『振動』で発電 首都高五色桜大橋のイルミネーションを実施!
  ~世界初の試み!首都高が生むエネルギー~


走る車の振動で発電し、点灯する橋のイルミネーション。


人間ほど地球のエネルギーを浪費し、放出する生きものはいない。

だからエネルギーの有効活用について神経を使って使いすぎることはない。

それが人類に課せられた義務なのだから。

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情報デザインのグループ課題で「恵比寿発電所」というものを提案しました。

恵比寿駅から恵比寿ガーデンプレイスへ向かうスカイウォークの床に
人の歩く振動で発電する装置を仕込みます。
そしてその発電した電力を使って、スカイウォークの床に人の足跡を表示します。

足跡はやがてガーデンプレイスで育つ植物へと変化します。
人々の歩く行動がガーデンプレイスをより緑豊かな庭へと進化します。
それだけではなく、さらに発電された電力は
恵比寿ガーデンプレイスでの実際の緑化電力として使われる...

...だから「恵比寿発電所」。


ただ、この提案は最初からエコをテーマとして始まったものではなく、
さまざまな人間が集まる「偶然の行為の積み重ね」を楽しもう、
というところからはじまった。

偶然の行為が積み重ねられて形成される美(面白さ)。
そういうものを表現できればいいかな、と思ってたのですが、
先生が「それだけじゃなんか物足らないね」ということで、
あれやこれやと考えているうちに発電所プランが浮かび上がってきました。

この提案を考えついた時点では、
振動発電が実際に可能なのかどうかはよく知らず、
渋谷の交差点で振動発電装置が埋め込まれているような噂を
どこかで聞いたことあるなあ、という程度でした。


人々は心の奥で地球のエネルギーを浪費していることに罪悪感を感じている。
だから普段の行為が緑化行為に繋がる、と感じられれば、
なにか救われた気分になるのではないか。

...今回課題をやってみて、ふとそんなことを感じました。


車では実験的ながら実現できてるんですね。
これが人の歩行レベルまで発電できるのであれば、
かなりエネルギー利用効率を良くすることができるのではないでしょうか。


さて、今宵から旅行に出かけます。
貧乏小旅行ですが、古代からの霊場で鋭気を養ってきたいと思います。


追記: 2009/08/09 

YouTubeで実際に振動発電を開発している人のレポートを見つけました。

音力発電という会社の若社長が頑張っている模様。

すごい。
個人レベルでもここまで社会に寄与できる貢献ができるんですね...