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「セカチュー」ドラマ版をテレビの特番かなんかで放送してるのをみてはまり、
DVDを購入して、何回も何回も観てそのたびに涙しました。
映画版も観よう観ようと思っているところへ秋の特番か、
テレビで放送してるのを観ました。
設定が全然違っていて、同じ原作なのにドラマ版とはまったく違う物語だと
思いました。でも僕はどちらも好きです。
原作は読んでないのですがここまで違ってくると原作を読んでみたくなります。
ドラマ版では悲壮感が強かったのに対し、映画版はめぐり合わせというか、
人生の不思議、というものが色濃く出ていたように思います。
人は過去には生きられない。
でもなぜ人はこんなにも過去に囚われる生き物なのでしょうか。
それがせつない。やるせない。そこに涙する。
「バイクに二人乗りしているときの朔ちゃんの背中が一番大切なものでした」
最後の亜紀のテープに録音されていたこのセリフにぐっときました。
人の大切なものって案外そんなもんなんですよね。
でもなかなか見つからない。
そして気付いたときには、すでに時遅しだったりする。
でもそうやって人は成長していくのでしょう。
「人は後悔するようにできておる」とは蝉しぐれの小和田逸平の言でしょうか。
そう思うと蝉しぐれが見たくなってきた。
いよいよ今週末公開です。
(2006/02/01 drecomより移動、修正)
眠れないのでHDDレコーダに録れてた「解夏」を観ました。
さだまさし原作、大沢たかお/石田ゆり子主演。
病気により視力を失っていく男性とそれを支える恋人の物語。
「解夏」とは仏教用語で殺生を避けるために行者が集まって修行を行う
「安居(あんご)」のうち、夏に行われるものが終わる日を指します。
視力が残っているうちは視力を失うという恐怖に立ち向かう「行」を
背負わなければならない。
そして本当に視力を失った瞬間、その恐怖から開放され、行が終わる...
ところからこのタイトルがつけられているのでしょう。
いわゆる闘病生活記、というよりはやはり恋愛映画なのでしょうか。
眼病で苦しむ大沢たかおを支える石田ゆり子の姿が切なく愛おしい。
辛いのは病を患っている本人だけではない。
周囲の人もどれだけ辛い思いをしているか。
病に限らず不幸に遭ってる人はその人だけでなく、
その人と関わる全ての人がその不幸を享受している。
その関係が深ければ深いほど影響を受けるのだ、
ということを教えてくれる映画でした。
この映画は舞台となる長崎の街が美しく描かれています。
坂が多い街なんですね。長崎に行きたくなりました。
人は誰でも「行」を、あるいは「業」を背負って生きている。
それをともに支えてくれる人がいればどんなに幸せなことでしょう。
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JamFilmsシリーズ第1弾のDVD買いました。
1.「the messenger -弔いは夜の果てで-」
正直つまんなかった。
JamFilmsS同様「この映画失敗したかも」と思った。
何でも最初が肝心ですよ。
2.「けん玉」
篠原涼子の肌が荒れてるように見えたのは気のせいでしょうか。
やっぱ女優さんは美しく撮ってあげないと。
3.「コールドスリープ」
角田ともみはセクシーだったけど
大沢たかおを起用してまで作る作品か、と思ってしまった。
4.「Pandora -Hong Kong Leg-」
吉本多香美セクシー。
女性の色っぽさを引き出せてるという点では良かった。
5.「HIJIKI」
個人的にひじきが嫌いなのでなんか引いてしまった。
ゴメンナサイ。
6.「JUSTICE」
監督はセカチューの行定勲。
JamFilmS「NEW HORIZON」同様綾瀬はるかの意外な
グラマラスボディが目立った。でもNEW HORIZONのほうが
良かったかな。妻夫木君の3枚目演技も面白かったけど。
7.「ARITA」
ストーリー的には一番好きな作品。さすが岩井俊二。
広末涼子の「オンナ」の部分も引き出せてると思った。
念を押すとJamFilmsシリーズに壮大なメッセージ性というか感動というか
そういうものを求めてはいけません。ポップにライトにそしてほんの少し
それぞれの作品のメッセージ性を考える。そういうスタンスのほうが
この映画を楽しめると思います。
なので、あえてメッセージ性とかそういった語りはしてません。
軽いノリでみてください。
JamFilms 2も見たくなったな...
(2006/09/27 drecomより移動)