夏休み二日目は滋賀。
MIHO MUSEUMに続いては琵琶湖湖畔に建つ佐川美術館へ。
2009年の初訪から9年ぶり二度目の訪問。
本美術館は画家・平山郁夫と彫刻家・佐藤忠良と陶芸家・樂吉左衞門の作品を展示するものですが、
今回は開館20週年記念の特別企画展として、田中一村展が開催されていました。
Architecture, Art, and sometimes Design.
夏休み二日目は滋賀。
MIHO MUSEUMに続いては琵琶湖湖畔に建つ佐川美術館へ。
2009年の初訪から9年ぶり二度目の訪問。
本美術館は画家・平山郁夫と彫刻家・佐藤忠良と陶芸家・樂吉左衞門の作品を展示するものですが、
今回は開館20週年記念の特別企画展として、田中一村展が開催されていました。
訪問日:2017年11月19日(日)
これももう半年ほどの前の話なのだけど。
テレビのCMで流れているのを見て知った展覧会。
本展は一般財団法人地域創造の助成による平成29年度公立美術感共同巡回展として、
岡山県の新見美術館→佐賀県の唐津市近代図書館美術ホール→広島県の蘭島閣美術館に続いて
愛媛では八幡浜の市民ギャラリーで開催されたものです。
美術館のない八幡浜にこんな良い絵が集まるなんて..ということで急遽行ってきました。
半年ぶりの東京。
一番の目的は東京国立近代美術館での企画展「日本の家」展だったのですが、
雨天の割には混雑しているものの、自分的にはいささか期待はずれでがっかり。
一発目からハズレか?...と思いつつ続いてコレクション展へ。
...これがめっちゃ良かった。
企画展での物足りなさを補って余りある一発逆転なのでした。
※本展はすでに終了しています。
【訪問日:2017年3月30日(木)】
茨城県近代美術館で開催中の東山魁夷展に行ってきました。
唐招提寺御影堂が平成の大修理で2015年から調査に入っていますが、
修理計画の見通しが立ち、いよいよ工事に着工します。
それに伴う氏の畢生の大作である御影堂障壁画が、
茨城県近代美術館と豊田市美術館で公開されます。
(茨城県近代美術館は4/2をもって会期終了、豊田市美術館は4/22〜6/11で公開予定)
ミュシャのスラブ叙事詩がどうしても見たくて上京したのですが、
当初は5月のGW明けに行く予定でした。
それが仕事の都合で3月末に行くことになって、この一連の障壁画を見ることができた。
これも一つの縁なのでしょう。
目的は公園内にある東山魁夷せとうち美術館だったのですが、
行ってみたら美術館以外にもいろいろあって、なかなか面白い空間でした。
瀬戸大橋の開通を記念して1988年に開かれた博覧会の跡地として再整備された場所みたいです。
基本的に海に入るのは嫌いなので、海水浴とは一切しない人間ですが、
海を見るのは大好きです。
青、という色が好き。
奇しくも山間部の地域である遊子川も、その地域カラーはなぜかブルー。
だから性に合ってるのかな。
かつて博覧会で賑わった場所も、今は閑散としている。
まあ正月、という時期もあるのかもしれないけど、
良い空間として長く使われていくことの難しさ、厳しさというものを感じずにはいられない。
[六本木方面からの眺め]
広尾の山種美術館へ行ってきました。
「日曜美術館」での速水御舟の「炎舞」特集を見て。
山種美術館は山種証券の創立者・山崎種二の個人コレクションを展示する美術館として、
1966年に日本橋兜町に開館。日本画専門美術館としては日本初でした。
設備の老朽化に伴い、この10月に新美術館を広尾に開館したとのことで、
その開館記念展が10月1日(木)~11月29日(日)で開催されています。
「炎舞」そのものはもちろん、新美術館の建物にも興味があって行ってきました。
設計は日本設計。
恵比寿駅から駒沢通りを徒歩10分。
ジグザグ状のファサードが見えてきます。
ジグザグの片面に窓がついていて、
恵比寿側と六本木側からとでは見栄えが違って見えます。
第3セッションも中盤越え。
中間プレゼンが終わりました。
大どんでん返しがあったけど、もう時間がない。
各自のアイデアによってはこのセッションはリサーチのみでよい、
みたいな雰囲気もあるけれど、僕はやはり形に残すことにこだわりたい。
今後はこれまでのリサーチを元に最終プレゼンに向けて
形にしていくことに注力していきたいと思います。
けっこう自由度の高い課題なので、各人さまざまな提案があるのですが、
大きく分けて堅実な「現実型」と、突飛な「未来型」に分かれるようです。
年齢に反して僕はどうやら突飛な「未来型」らしい。
現実型は提案が実感できるので、受け入れやすい。
それに対して未来型は現実を離脱するために反発を受けやすい。
しかし建築は時間をかけてゆっくりと評価されるものと僕は信じる。
自分の感性を信じて突き進もう。
同級生が新築住宅のオープンハウス見学に誘ってくれました。
自分の興味がもっぱら公共建築にあるので、
自分ではなかなか住宅見学なんてしないんだけど、
そうは言っても今後しばらくは仕事のえり好みなんてしてられないのも事実。
実際の現場をみることはどんな建築であれ、勉強になるのだから。
誘ってくれた同級生に感謝です。
さて、現場が桜新町ということで帰りに長谷川町子美術館に寄り道。
とくにサザエさんに興味がある、というわけでもないのですが。
個人美術館設計の課題に役立つものがあるかもしれないし。
[日本橋高島屋図録]
先週の「新日曜美術館」で田渕俊夫という画家を知りました。
...衝撃。
正直日本画はあまり好きではないですが、
東山魁夷氏以来の感動です。
日本画って無秩序を楽しむものだと思ってた。
こんなにもモダンな日本画があったなんて。
GW中日、東京国立近代美術館で開催中の東山魁夷展に行ってきました。
魁夷人気とGWまっただ中という時期も相まってか、
会場はかつてないほどの混雑ぶり。
東京国立近代美術館へは過去何度か足を運んでいますが、
いつ行っても空いてる、というイメージだったのですがこの日ばかりは
朝10時過ぎに行ったのですがチケット売り場はすでに長蛇の列。
自分は事前に前売りチケットを買っていたのでこの列には並ばなくてすんだのですが、
会場自体がすでに人の山。
入場制限こそまだかかってなかったものの、牛歩の歩み。
会場がとても狭く感じました。
絵画は人混みにもまれて見るもんじゃないね。
とくに魁夷氏の絵は心静かに落ち着いて眺めたいもの。
...それでも東山魁夷の絵は多くの人の心をとらえて離さない。
その絵に人は登場しないけれど、描かれているのは紛れもない人の心。
エゴを抜けだし多くの人と魂を共有させてくれる。
氏の絵とはそういうもののような気がするのです。