目的は公園内にある東山魁夷せとうち美術館だったのですが、
行ってみたら美術館以外にもいろいろあって、なかなか面白い空間でした。
瀬戸大橋の開通を記念して1988年に開かれた博覧会の跡地として再整備された場所みたいです。
基本的に海に入るのは嫌いなので、海水浴とは一切しない人間ですが、
海を見るのは大好きです。
青、という色が好き。
奇しくも山間部の地域である遊子川も、その地域カラーはなぜかブルー。
だから性に合ってるのかな。
かつて博覧会で賑わった場所も、今は閑散としている。
まあ正月、という時期もあるのかもしれないけど、
良い空間として長く使われていくことの難しさ、厳しさというものを感じずにはいられない。
園内マップ。
東山魁夷せとうち美術館。
東山すみ夫人より寄贈された270展余の作品を展示する美術館として谷口吉生設計で2005年開館。
入館料300円。
このときは魁夷氏の版画作品が展示されていました。
小ぢんまりながらもセンスのいい作品がセレクトされていたように感じました。
ただ、展示スペースは館内撮影禁止が残念。
美術館の裏側は瀬戸大橋の絶景ポイント。
瀬戸大橋記念館。
瀬戸大橋架橋記念博覧会のパビリオンとして山本忠司設計で1988年に開館。
博覧会終了後、瀬戸大橋の史料を展示する記念館として転用。
入場無料。
瀬戸大橋に関するあらゆる資料が展示されてます。
記念館の隣にあるマリンドーム。
直径約50メートル、高さ15メートルの国内最大級の木製ドーム。
木質感があまりないのが残念。
ここは映画「UDON」のロケにも使われた場所でもあります。
浜栗林と呼ばれる庭園の中にある「鬼屏風」と呼ばれる石積みの山。
彫刻家・流政之氏の作品。
同じく流政之氏による遍路ギャラリー。
駐車場から見える「沙弥島」
現在は本土と陸続きになっており、島ではないみたいです。
これも博覧会時に作られたもので、高さ108メートルの回転式展望塔で、
その高さはこのタイプのもので世界一とか。
料金は800円。
不眠不休で香川まで移動してきてこんぴらさん参拝、そしてこの公園の散策。
さすがに疲れが溜まってきて、今回はパス。
次回へのお楽しみ、としておきます。
翌日から仕事始めの予定でしたが、このまま運転して帰るのは危険と感じ、
高松に一泊することにしました。
高松駅まで行って、観光案内所で今夜の宿を探す。
安いビジネスホテルを見つけてもらい、チェックイン。
この際なので、高松で見ておきたかったものを見ていくことにしよう。
【Information】オフィシャルサイト