【訪問日:2017年3月30日(木)】
茨城県近代美術館で開催中の東山魁夷展に行ってきました。
唐招提寺御影堂が平成の大修理で2015年から調査に入っていますが、
修理計画の見通しが立ち、いよいよ工事に着工します。
それに伴う氏の畢生の大作である御影堂障壁画が、
茨城県近代美術館と豊田市美術館で公開されます。
(茨城県近代美術館は4/2をもって会期終了、豊田市美術館は4/22〜6/11で公開予定)
ミュシャのスラブ叙事詩がどうしても見たくて上京したのですが、
当初は5月のGW明けに行く予定でした。
それが仕事の都合で3月末に行くことになって、この一連の障壁画を見ることができた。
これも一つの縁なのでしょう。
吉村順三設計の茨城県近代美術館。
はじめて訪れたのですが、けっこうデカイ。
エントランス
ロビー。
会期終了間際とあってか、藤森照信展と違って平日だといのにけっこう混んでました。
チケットはセブンチケットであらかじめ購入していたので並ばなくても済んだのですが、
会場内に入るのに10分ほどの待ちがありました。
が、映象コーナーで座ってみてる間に入れたのでそんなに待った感はありませんでした。
が、偕楽園と水戸芸術館でけっこう時間を要してしまい、
帰りのバスの時間が迫ってきてしまい、駆け足での鑑賞となってしまいました。
予定余った時間で弘道館も見れたらいいなあ、と思ったのですが、
全然そんな余裕なかった^^;
最後に図録を購入して成田空港行のバスに乗るために水戸駅へ。
この美術館は水戸駅からの便が悪いのが難ですね。
バスの便も少なく、タクシーもそんなに走ってない。
[図録1800円]
でもまあ、しばらく見れなくなる障壁画の数々を見れて本当に良かった。
どの障壁画も良かったですが、一番良かったのはやっぱり「濤声」。
青の襖ってそうそうない上に魁夷ならではあの独特な青の表現。
東山ブルーに心を鷲掴みされました。