プレデザイン最終日。
今日はこれまでのワークショップの総実践です。
まずはチーム決め。
昨夜考えてきた話したい内容を付箋紙に書き出してリストアップ。
同じようなテーマ、共感するテーマに投票してチーム決め。
幸いにして僕の考えてきたテーマに同調してくれる人も3人いて、
4人組のちょうど良い人数でチームを組めました。
これまでのワークショップの成果が生かせる。
これまでの人生で学んだことを生かせる。
...そう思ったのに。
Architecture, Art, and sometimes Design.
プレデザイン最終日。
今日はこれまでのワークショップの総実践です。
まずはチーム決め。
昨夜考えてきた話したい内容を付箋紙に書き出してリストアップ。
同じようなテーマ、共感するテーマに投票してチーム決め。
幸いにして僕の考えてきたテーマに同調してくれる人も3人いて、
4人組のちょうど良い人数でチームを組めました。
これまでのワークショップの成果が生かせる。
これまでの人生で学んだことを生かせる。
...そう思ったのに。
プレデザイン12日目。
今日も全員一斉での受講です。
今日のワークショップはいたってシンプル。
100人全員で1つの輪になり、輪の内側に向かってイスに座ります。
輪の中央にスツールを1つ置き、その上にはマイクが1つ置いてあります。
今回のプレデザインの授業を通じて感じたこと、気付いたことについて
発言したい人が中央のマイクをとりに行って自分の席に戻り、発言します。
発言が終わったらまたマイクを中央に戻す。
これを1時間半繰り返します。
スピーカーが話している間は他の人は質問や反論はせず、黙って清聴します。
隣同士での会話も禁止です。
先生たちはとくにこのワークショップの目的は述べませんでした。
さてあなたなら、このワークショップの目的はなんだと思いますか?
プレデザイン11日目。
グループワークは昨日で終わり、今日からまた全員での受講です。
プレデザインでは3つのグループに分かれて行うグループセッションのほかに
どのグループにも入らずに「味噌を作る」という選択肢も実はあります。
総勢120人のうち、若干3人ほどがこの課題を選択していて、
最初にこの味噌作りの成果の発表がありました。
味噌を作るには半年ほどかかるみたいで、
持ってきた味噌はまだその途中の過程のもの。
この味噌作りで学んだものはなんなのか。
それは実際にその課題を選択した人、その発表を見ていた周囲の人、
それぞれでしょう。
僕は、作るものが味噌であることに格別意味があるとは思いません。
ものづくりを通してその中にあるデザインを感じることにが目的だと思うのです。
デザインはモノづくりの中にしか存在しない。
作るモノが見えるか見えないか、ただそれだけ。
僕はそう思う。
さて、後半は...
日曜はスゴイ雪でしたね。
おかげで出歩くこともなく、ゆっくり休めたわけですが。
プレデザイン10日目。
グループワーク8日目。
前回で自分のカリキュラム作りは終わり、今日は番外編です。
しかし僕にはこの番外編が一番良かった!
今日のワークショップはモンロー・ウォークならぬ「ブラインド・ウォーク」。
...これが一番の成果でした。
「触れる」こと。
僕にとって一番心地よいコミュニケーションです。
プレデザイン9日目。
グループワーク7日目。
今日のテーマは「自分のカリキュラムをつくる」。
これまでの総まとめ的な感じです。
具体的にはグループディスカッション中心みたいな。
地味といえば地味な回でした。
お題は3つ。
「大学はどんな人間を育てようとしているのか?」
「大学に来るのがいいのか?」
「自分の仕事」
今日の実習は弱者の弱みをつくような、敗者に鞭打つような、
強烈なボディーブローを喰らうような。
そしてそのダメージがじわじわ効いてくるような。
...2回目の休息を前にしてノックダウンです。
[マインドマップ実習]
プレデザイン8日目。
グループワーク6日目。
7日目は考えすぎて気分が滅入ったのでちょっとお休みしてリフレッシュ。
今日は頑張るぞ、と思いきや。
先生が会社の引越しとかで遅刻。
1時間遅れの19:00スタートに変更。
これ幸いにと読みたい本が途切れてたので図書館で本探し。
本探しって楽しい。
読むのはもちろん好きだけど探してる時間も好きです。
ル・コルビジェの名著「輝く都市」を借りました。
「モデュロール」に続くコルビジェ著書です。
コルビジェの本は難しいけど頑張って読みきりたいです。
ばっちり自分ノートにも書いておきました。
さて今日は手拭を使ってなにや実習をやるはずだったみたいですが、
時間もなくなったこともあってかそれは使わず、「マインドマップ」をやりました。
「マインドマップ」。
前からその言葉は聞いて知っていましたが、
どんなものかは知らなかったので、とても良い機会でした。
ラッキー♪遅刻万歳。
...でも手拭を使った実習もどんなだったか気になる...
プレデザイン7日目。
グループワーク5日目。
...じつはこの日は休んでしまいました。
前の日の気の乗らない感じが次の日にも響いて。
なぜだかめっぽう気が滅入りました。
考えることって大事だけど変な方向に考え出すと人間ってやばい。
こういうときは無理に学校行ってもろくなことにならない。
おとなしくリフレッシュすることにしました。
週末中休みをはさんで。
プレデザイン6日目。
グループワーク4日目。
正直こういう自己内部啓発系(...とでもいうのか?)の実習は疲れる。
常に自分と対話しているものの、自分のペースで一人で考えるのと、
他人のペースを考えながらの対話とでは後者は効果が大きいぶん、
その反動が疲れとして出るんだと思う。
そしてもう一つ。
...そろそろ飽きてきてる気がする。
社会人経験が長ければ長いほど、どんなに自分に無頓着に生きてきても、
積み重なっていくものがある。
それは歳をとれば誰でも身に付くものだから威張れるものでもなんでもなく、
あたりまえのようにいつの間にかそばにある。そんな気がする。
ただ、そういう積み重ねで得るものを分かりやすく整理して
吸収の早い若い時期に集中して体験すれば、
より効率よく身に付けられる。
...それがこのプレデザインの目的だと思うのです。
しかし積み重ねで得るものは誰かからの押し付けでは身に付かない。
自分で気づかなきゃ。
この実習はその気づくきっかけを与えてくれる「好機」なんでしょうね。
それは分かる。好機を何度も何度も見過ごしてきたから。
だから好機は何度も何度も訪れるに越したことはない、って分かるけど。
失敗は成功の元、って分かるけど。
継続は力なり、って分かるけど。
それでも何度も失敗すれば凹む。
同じことを繰り返せば飽きる。
それでも人は前に進むために同じことを繰り返さなければならない。
[自分ノート]
プレデザイン5日目。
グループワーク3日目。
今日のテーマは「実感」。
今日も4人一組でグループワーク。
ちなみにチーム決めは毎回トランプによるくじ決めです。
初日ダイヤの「2」、2日目ダイヤの「A」、そして今日はダイヤの「4」。
なんかダイヤに縁があるみたいです。
今日は作業、というよりは話したり聞いたりすることがメインでした。
まず自分ノートに「自分はどんな人間になりたいか」を15分ほどで書きます。
その後4人のうち一人がそれを自分ノートを見ずに8分間話します。
他の3人は聞き役に徹します。
この3人はけして話し手の邪魔をしてはなりません。口を挟んではならない。
3人の聞き役に許されることは「共感」「受容」「一致」を静かな態度で表すことだけ。
その後話してはグループに対して背を向け、
他の3人はその背後で話し手の話した内容について、
気になったこと、感じたこと、考えたことを素直に語り合います。
要は自分の噂話を背中越しに聞くようなものです。
ここで重要なのはあくまで話し手にフィードバックすることを意識すること。
聞き手の話はしないこと、話し手はそのフィードバックに口をはさまないこと、です。
このワークショップはけっこう人間の内部の深いところまで入っていくな、と思いました。
[スパゲッティ・キャンティレバーその1:距離を競う]
プレデザイン4日目。
グループワーク2日目。
今日のテーマは「失敗力」。
...言ってるそばから「自分ノート」を持ってくるの忘れました。
「自分ノート」とは今回のグループワークのために用意した専用ノート。
左側に先生の講義内容をメモリ、右側に自分の意見、考えを書きます。
仕方ないので予備のスケッチブックにノート。
失敗は成功の元。
失敗から人は多くを学ぶ。
社会に出ればそれは嫌というほど知らされる。
だから、わざわざ講習を受けるほどのことなのか?
...と内心思っていましたが。
講習終わって思いました。
やはり失敗できる時にはできるだけ多く失敗しておくことだな、と。
「取り返しのつかない失敗」をしないように。
プレデザイン3日目。
グループワーク初日。
僕のグループは西村先生が担当するので「西村組」といいます。
ちなみに他のグループは「矢野組」「福田組」です。
最初に輪になって今日の気分を一人ずつ話してゆきます。
そしてくじ引きで4人一組のグループになります。
ここでしばらく先生による説明があり、
その説明に対して自分の考えをまとめ、
その後グループ内で討議する、という作業を数回行います。
大学のプレデザイン授業。
各回完結型なので基本的に毎日レポートしようと思います。
プレデザイン授業は3人の先生で担当しており、
学科生全員で受講するスタイルのほかに、
各講師ごとに3つのグループに分けて行うグループ実習もあります。
今日はその120名もの学科生全員を3つのグループにクラス分け。
しかしクラス分けだけに3時間も費やすのか?...と思いつつ。
まず自分の直感で付きたい講師を選択。
続いて各講師による説明。
講師の自己紹介及びグループ実習の説明。
そして質疑応答。
普通は挙手形式ですが、今回はマイク回覧形式。
挙手形式だと照れからなかなか質問が出ないものですが、
マイクが必然的に全員に回る形式ではポンポン質問が出る。
これも1つのデザインなのでしょうか。
そしていよいよ...
冬休みが明け、大学1年生最後のセッションが本日スタートしました。
それが「プレデザイン」。
デザイン学科1年生が全員集まって行うものです。
あらかじめの予備情報が少なく、謎の多いセッションでしたが、
それもそのはず、提出課題のない各回完結型のセッションなのです。
すなわち出欠だけで成績を決めるもの。
しかし1/21~2/8までの月~土の毎日、
月~金は18:00~21:10、土曜は14:00~21:10の長丁場で
けっこうハードなスケジュール。
初日はオリエンテーションだけかと思いきや。
きっちり30分×4回のディスカッションをしっかり行いました。
出欠だけで成績を決めるセッションなんて...
モチベーション維持が心配でしたが、
終わってみればあっという間。
いやー、会話って楽しい。
本年度のファイナル・セッション「モデリング」が終了しました。
セッション全体を3つのスタディに分け、
前半2つのスタディはわけが分からず苦痛の連続でしたが、
最後のスタディはものづくりがメインでとても面白かった。
最初に個人で人間一人程度を包む空間について1/5スケールで模型を作ります。
そして先生により同じような作品を作っている人を3人一組のグルーピングします。
そしてグループごとに作品の内容を詰めて、実寸大の空間を作成します。
グループによっては3つの作品を組み合わせて新たな作品を誕生させたり、
誰か一人の作品をさらに煮詰めてよいものにしていったり、
そのアプローチの仕方はグループによりさまざまです。
僕のグループでは僕の作品をベースに煮詰めていくことにしました。
大学の第4セッション、「モデリング」も終盤にさしかかっています。
当初この授業はハズレだと思った。
精神的に辛かったし、この実習でなにが見えてくるのか皆目分からなかった。
でもやっと。
ほんの少しだけどなにか見えてきた気がする。
...見えない「空間」を作ることは見えるモノを作ること以上に難しい。
えー、報告遅れましたがすでに第4セッションはじまってます。
今年最後のセッションと同時に1年生最後のセッションでもあります。
年明け後は後期試験の他に集中実習とかいう正体不明の実習が待ってます。
いまさらながら気づいたのですが、2月の後半から3月一杯は春休みらしい。
なんと。夜間カリキュラムで時間が足らないはずでは?
こんなにのんびりしてていいのか。
もっともっと学びたい。
でもまあおかげでやりたいことも徐々に見つかってきてるし、
今度こそ自主制作期間として一人頑張るのもいいかもしんない。
さて。
前置き長くなってしまいましたが、第4セッションのはじまった感触はというと。
第3セッションが終わりました。
「ほぼ完成」の記事を書いた後、ニス塗りをして完成。
ニスは先生のアドバイスによりスプレータイプの油性、透明タイプのものを使用。
ハケで塗るよりスプレータイプのほうがキレイに仕上がるそうです。
2時間おきに塗ること4回。
ツヤが出てさらにきれいになりました。
そしてプレゼン資料の作成。
このチェアの名前、コンセプト、パーツ構成、完成写真、所感を載せて完成。
そしていよいよプレゼン。
大学での第3セッション。
完成できるかどうか心配でしたが、なんとか完成のめどがつきました。
写真は加工中のものですが、現在は外観はほぼ完成し、
あとはニス塗りと補強加工をするくらい。
構造的に強度が心配だったのですが、実際座ってみると意外と頑丈。
補強加工が必要かどうか疑うくらい。
外観を見る限りかなり良い感じです。
1/5モックアップがそのまま大きくなった感じ。
先生もけっこう褒めてくれました。周囲のみんなへも概ね良い評価です。
意外にも「アートだね」って声が多く、ウレシイ反面少しコッパズカシイ気もしてます。
...それにしても大変だった。
精神的にも肉体的にも。
第3セッションも後半に突入。
昨日は1/5スケールで作成した模型でプレゼンでした。
1/5スケール模型はバルサ材という軽くて柔らかい、
加工しやすい木材を使用して作成します。
これまでスケッチ上で描かれていたアイデアがいよいよ形になる第1段階。
ここで頭の中の空想と現実の差異がよりはっきりしてきます。
僕が、グラフィックや映像デザインよりも、
プロダクトデザインや空間デザインの方が好きなのは
より「存在」を感じられるから。
どちらも頭の中の産物を形にすることに変りはありませんが、
前者は現実の縛りにあまり影響されず、
後者はもろにその影響をうける。
その縛りを感じ、克服していくことで「生きる」実感が得られる。
その機能を実現するために、どのような構造にすべきなのか。
その形を実現するために、どのような材質を選択し加工すべきなのか。
形を具体化することで見えてくる現実がそこにはある。