大学での第3セッション。
完成できるかどうか心配でしたが、なんとか完成のめどがつきました。
写真は加工中のものですが、現在は外観はほぼ完成し、
あとはニス塗りと補強加工をするくらい。
構造的に強度が心配だったのですが、実際座ってみると意外と頑丈。
補強加工が必要かどうか疑うくらい。
外観を見る限りかなり良い感じです。
1/5モックアップがそのまま大きくなった感じ。
先生もけっこう褒めてくれました。周囲のみんなへも概ね良い評価です。
意外にも「アートだね」って声が多く、ウレシイ反面少しコッパズカシイ気もしてます。
...それにしても大変だった。
精神的にも肉体的にも。
アイデア出しでは「デザインサーカス」梶本先生に、
実際の加工面ではもう一人の先生にすごくお世話になりました。
このチェアは木工加工のいろんな手法を学ぶ、という意味でも
良いモデルでした。
電動糸ノコで分厚い木材を切るときの耳を劈くようなキーキー音。
電動グラインダーでやすりがけするときに出る粉塵。
生涯初デビューのツナギと防護マスク、防護メガネが大活躍。
なにより木工加工は体力勝負。
作業の翌日はかなりぐったりです。
半ば体調を崩しかけつつ、期日までに本当に完成するのか、
構想どおりにきちんと「腰をかけるもの」として機能するのか。
座ったとたんバキっと作品が壊れ砕ける様を創造する毎日。
ものづくりの楽しさを感じつつも同時にそんな不安を抱く日々でしたが、
...ようやく報われた。
あとは来週月曜日の最終プレゼン。
プレゼン資料作らなきゃ。