プレデザイン最終日。
今日はこれまでのワークショップの総実践です。
まずはチーム決め。
昨夜考えてきた話したい内容を付箋紙に書き出してリストアップ。
同じようなテーマ、共感するテーマに投票してチーム決め。
幸いにして僕の考えてきたテーマに同調してくれる人も3人いて、
4人組のちょうど良い人数でチームを組めました。
これまでのワークショップの成果が生かせる。
これまでの人生で学んだことを生かせる。
...そう思ったのに。
僕の話したい内容は、
「心地よい」コミュニケーションってどういうことだろう?
「心地よい」デザインってどういうことだろう?
そしてそれらを実践するにはどうしたらよいのだろう?
というものでした。
僕としてはテーマのごとく心地よい会話がしたかった。
でも会話に熱が入ってしまうとついエゴが突っ走る。
最後のほうはもやもやしたまま終わってしまいました。
正直自分のデザインに対する考え方が少し揺らぎました。
...ちょっと落ち込みました。
しかし。
家に帰って「鹿男あをによし」を見てたら少し気が晴れました。
原研哉氏が「デザインのデザイン」で言っていた、
むしろ知っていたはずのものを未知なるものとして、
そのリアリティにおののいてみることが、
何かをもう少し深く認識することに繋がる。
という言葉をもう少し信じてみたいと思います。
僕が何者で、何がしたくて、何ができるのか。
それはまだ分からないけど。
今日のところはこれまでの人生について大きな復習ができた。
...ということに満足したいと思います。
コミュニケーションってこんなに大切なのに、
コミュニケーションってこんなに難しいのに
なぜコミュニケーション大賞とか、ノーベルコミュニケーション賞とか、
賞がないんだろう。
みんなコミュニケーションは大切だって言いながら
コミュニケーションは地味に評価される。
不思議だ。
先生方、一緒に勉強したみなさん、ありがとうございました。