[アルブレヒト・デューラー「野兎」(1502年)]
年が明けました。
昨年暮れに祖父が他界したため、新年の祝辞は控えさせていただきます。
毎年恒例の年賀イラストも控え、
今年の干支であるウサギの名画と代えさせていただきます。
およそ500年以上も前の絵とは思えない緻密さ。
良いものは時を越えて残るものなんですね。
それにしてもひどい年末年始となった。
30日。兆候が現れ始める。
ノドが痛くなってきて、そのうち頭痛が。
鼻が詰まってまともに鼻呼吸ができなくなって、
一晩寝て起きてみると口の中がカラカラに乾ききる。
そして襲ってくる酷い寒気。
大晦日はほとんど寝たきり。
翌元旦も初日の出を拝むこともできず。
昼過ぎて、ようやく症状も和らいできて、快方へと向かって...いるはず。
どうやら今年は本厄の前厄らしい。
波乱に富んだ一年になりそうな予感。
進路をただいま考え中。
直接の原因は経済的困難だけど、それは単なるきっかけに過ぎない。
建築が好きなのは分かった。
しかし建築、と一言でいってもその幅は広い。
具体的にどのようなアプローチで建築の仕事をしていくのか。
今の僕にはまだ、そこまでのビジョンがない。
目的の解像度がまだまだ粗い。
その粗さが仕事への道をさらに遠ざける。
今のままではただの「ファン」。
「プロフェッショナル」となるための「芯」がない。
あと1年この学校にいれば、その解像度が上がるのか。
その「芯」ができあがるのか。
答えはもう出ている気がする。
...あとはそれを認め、踏み出す勇気だ。
気がつけば1月も残すところあと1週間。
本来ならば学内展に向けて集中しなければいけない時期なのだけど。
...集中できない。
心身のバランスは実に複雑に絡んでいて、
精神が不安定だと、身体もそれにあわせて体調を崩してしまう。
そして身体が不調だと、精神も...というネガティブ・スパイラルに入る。
悩みの種は3年生が終了した時点での今後の進路。
いよいよ正念場、というところまできてしまった。
ひとえに自分の未熟さゆえのことなので、
誰かを責めたいわけでもなく。
今後、正しい選択をするために整理して記録します。
あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
今年もよろしくお願いします。
大晦日は紅白も見ず、年越しそばも食べず、早々に寝てしまいました。
ふと起きたら午前1時半。
テレビをつけたらどのチャンネルもつまらない年越し特番ばかり。
嫌気がさし、ふて寝。
...初夢は見ませんでした。
再び起きたら7時前。
急いで初日の出を拝みに多摩川河川敷へ。
大晦日。
去年と同じく自宅そばの多摩川河川敷で、
今年最後の夕陽を拝んだ。
風の強い夕方だった。
風は冷たかったが、なぜか心地よかった。
恒例の今年1年の反省。
今年も去年と同じく、多くを学んだ。
3年生も夏休みが明けると、いよいよ就活のシーズンです。
ちょっと早い気もするけれど、
早いところでは3年生の冬に内定してしまうところもあるのだとか。
大学の就職課が開催する就職ガイダンスへ行ってきました。
就職する人も、進学する人も、就職する気がない人も、
とりあえずmustで参加なのですが、どうも気乗りせず、
最終日にようやく重い腰をあげて、少し遅刻して会場へ。
僕の卒業後の希望は、建築及び建築構造をもっと専門的に学ぶために、
専門学校(早稲田大学芸術学校)への進学を考えています。
といっても、これ以上ちゃらんぽらんフリーターを続けるのも
限界に近づいているし、この大学と同じく夜間の専門学校なので、
昼間はちゃんとした職に就きたいとも考えています。
建築の実績が積める建築系の職に。
もちろん厳しい状況であることは重々承知。
この未曾有の不景気に加えて年齢的なハンデ。
未経験・新分野で残業なしの仕事なんてそうそうあるはずもない。
進学希望でありながら就職希望でもあるアラフォー。
...就職課にしてみたら、これほど厄介な学生もいないのではないだろうか。
今の僕の一番の楽しみは「学ぶこと」。
一人静かに学ぶこと。
高校や予備校から大学に入った「現役」大学生にしてみれば、
バイトをするようになって自由になるお金もでき、
友達とバカ騒ぎしたり、恋人とデートしたり、
大学にいる間は一番「遊ぶ」ことが楽しい時期だといえるでしょう。
それを別段悪いことだと言う気はさらさらない。
若者は青春を謳歌すべきだ。
それは当然のことで、むしろそうあるべきだと思う。
ただ、僕はもう一度青春を謳歌したいがために大学に通ってるんじゃない。
高専では学業に追われ、遊ぶこともままならないまま就職してしまった。
その反動からか、会社員時代は仕事そっちのけでさんざん遊んだ。
遅い青春をこのときばかり、と謳歌した。
「遊び」を知らないで「学び」の楽しさを感じることはできない。
だから今、僕は「学び」の楽しさを感じることができるのだと思う。
今は学校に来ることが一番の楽しみで、
授業をさぼってまで遊びたい、と思うことがない。
...ただ、学べば学ぶほど厭世的になるのはどうしてだろう。
旅行から帰って余韻に浸る間もなく、
早稲田大学芸術学校が開催するワークショップへ行ってきました。
この学校に興味ある人に
学校の授業を体感してもらおうという意図で開催されたもの。
学校で実際に教鞭をふるっている先生、授業を受けている学生が
親切丁寧に説明してくれます。
ワークショップは実際の模型製作の授業内容に沿って進められます。
まさに模擬授業です。
こんなワークショップが無料で、しかも部材費も全部学校が負担してくれる。
...うちの大学も見習って欲しいです。
あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
今年もよろしくお願いします。
恒例の年初の目標設定。