卒制のタネ

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混乱したけれど。
良くも悪くも刺激にはなった。


誰も僕の卒制テーマなんて興味ないと思うけど。


...整理します。
自分のためのメモ。

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はじめてこの学校に訪れたとき、正直落胆した。

「これが大学?」
「これが美大?」

美大という場所はもっとおしゃれで華やかな場所だと思ってた。


でもおよそ2年経った今、僕はこの学校の空間がそれなりに好きになってた。
八王子キャンパスは確かに広くてキレイだ。
でもデザイン学科、というくくりで見ればその行動範囲は
上野毛キャンパスとそう大差ない気もする。


スクエアの芝生の中を十字の通路が貫く中庭も良い。
桜の季節には見事な桜が咲くし、
紅葉の季節には見事な銀杏が色づく。
銀杏の木と校舎とのバランスも良い。
正面ファサードから中庭へ抜けるピロティも地味ながら個性を出してる。


...今井兼次という著名な建築家の手腕を今更になって感じている次第です。


その空間をもっともっと良くしたい。


それが僕の卒制のテーマの原点になっています。


この学校に残り、きちんと卒業するという選択をするならば、
4年生の時、卒制に取り組むと同時に早稲田大学芸術学校に通うつもりです。

つまり時間的余裕がなくなる。
早め早めに卒制に取り組む必要があるのです。

ぶっちゃけ3年生のときから取り組みはじめて2年がかりで
仕上げるつもりでいたほうが良いのかもしれない。


今度こそ、僕は総仕上げをきちんとこなしたい。