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戦前に関西で活躍したアマチュア写真家・安井仲治

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2年次に選択履修した共通教育科目『写真表現史』。

前期に引き続き、後期もレポート課題です。


後期は先生が指定する写真家群の中から一人選択して、
その写真集を見て、考察せよ、というもの。

安井仲治、アンリ・カルティエ=ブレッソン、ウォーカー・エバンズ、
石元泰博、アウグスト・ザンダー、ロバート・フランク、
スティーブン・ショア、大辻清司


この中から僕は安井仲治を選びました。


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3年次への進級が決まり、2年次の成績も確定した、ということで。

2年次で提出したレポートなどを紹介していきます。

あくまで自分の考察を第三者に問いたい、という欲求によるものであり、
レポートはこう書けばよい、という手本ではありません。
念のため。

万が一この記事を読むのが大学の先生ならば、
レポート課題は面倒でも毎年毎回テーマを変えることをお願いしたいです。
学生のモチベーションを上げるのも講師としての度量のうちではないでしょうか。
毎年同じ課題でコピペですむような課題は
学生にとっても講師にとって無意味ですし。


まずは『写真表現史』。
写真大好きな先生で、写真について語るときの表情は本当に幸せそうです。
こんな風に語れるものを自分も持ちたいと思いました。


Richard Avedon【リチャード・アヴェドン】

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写真なんて誰が撮っても同じだ。
写真のクオリティはカメラで決まる。

...かつてそう思っていました。


しかしその考え方は間違っていた。

大学で「写真表現史」の授業を受けていてそう感じるようになりました。


マリオ・ジャコメッリ展【東京都写真美術館】

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[私には自分の顔を愛撫する手がない]


時はさかのぼってGW。
恵比寿の東京都写真美術館で開催されていた、マリオ・ジャコメッリ展へ行ってきました。

ブログをやりはじめてから、かなり写真を撮るようになったけれど、
基本的に写真に関しては素人。

ジャコメッリなんて知るよしもなく、最初はジャコメッティと勘違いしたほど。
大学の写真表現史という授業でレポート課題が出されなければ、
行くこともなかった展覧会。



『黒と白』


マン・レイ

-直訳すると『光線男』。
その名のごとく鋭い光線で時代を写していく。

大学の授業でその存在を知ったわけですが、
近所の図書館で彼の写真集を見つけたので、
改めて記事にしてみました。


ダダイストであり、シュルレアリストでもあった写真家。
彼の作品の中にはトリスタン・ツァラやアンドレ・ブルトンをはじめとした、
あらゆるダダイスト・シュルレアリストたちが写っています。

アルベルト・ジャコメッティも写ってたところをみると、
先日紹介したアンリ・カルティエ=ブレッソンと時代的にかぶってんですねー。

大学の授業では、ダダイスムやシュルレアリズムについて、
最初宣言文や詩などでその特長や様子を説明されるわけですが、
まるで意味が分からない。

僕等は心の中では主に「言葉」で話しているはずなのに、
その心の言葉はどうして他人に伝わらないものなのか?

...そこに写真や絵画、彫刻などの必要性があるのかもしれない。



[サン=ラザール駅裏、パリ 1932年]


アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌

夏休み前にMOMAT学芸員である大学の先生からもらったチケット。
会期終了間際になってようやく行ってきました。
しかし今日は暑かった~
暑い日に涼しい美術館で美術鑑賞...
なかなかクールな夏の過ごし方だと思います。

ブログをやるようになって、写真をかなり撮るようになり、
それなりに写真に興味を持つようになって、
デジタル一眼まで買ってしまいましたが、
ただそれでも写真の技法、技巧にはあまり興味がなくて、
それなりに良い機器で偶然に良い写真が取れればそれでいいや。
写真に関してはそんなスタンスでした。

だからこの展覧会もタダ券がなければ見にいかなかったと思います。

...でもやっぱり見に行ってよかった。

見に行く機会を与えてくれた先生に感謝です。