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有名建築を上から見る。【その1】

【No.1】
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Google Earthを使ってお気に入りの建築の航空写真を集めてみました。

Googleマップのマイマップ機能を使って建築マップ(その1その2)を作った、
ということで。

普段の視線とのギャップを楽しんでいただくために、
クイズ形式にしたいと思いまーす。


まずオペラハウスから。

【No.1】は世界的に有名なシドニーのシンボル...といえばすぐに分かりますね。
設計した建築家は知らずとも、この建物を知らない人はいない。

...正解はこちら


建築マップ その1

やばい。

夏休みも終わりに近づいているのに、引きこもり癖、ぐうたら癖が抜けない。
この週末はコルビュジエ展や坂倉準三展、柳宗理展を見にいくか、
レポート課題をやろうと思っていたのにどこにも出かけず、何も手つかず。

まったく何もしていない、というのでは自己嫌悪で凹むので、
せめて家にいながらでも妄想で飛び回る作業をすることにしました。

ちょうどバイトでGoogleマップのマイマップ機能を使っているので、
それを使って、自分がこれから見てみたい建築を建築家ごとに
まとめてみることにしました。


これまで興味のある建築及び建築家をピックアップすることはあっても、
しょせん海外にあるから、ということでロケーションはとくに気に留めてなかった。
でも、よく考えたら建築ってロケーションに大きく左右されるもののはず。
また他のデザインと違って一つ一つの作品ごとに現地に行かなければ
「本物」を感じることはできない。


やはり現場に行かなければ。
どんなに遠くてもいつか行かなくては。


しかしGoogleマップはめちゃくちゃメモリを喰う。
メモリに余裕がない方はご注意を~

Cecil Balmond セシル・バルモンド【a+u臨時増刊号】

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大学の研究室で借りた本。

a+uのセシル・バルモンド特集。

最近知った建築構造エンジニアなのですがArupの人なんですね。
Arupで30年間活躍し、現在はArupの副会長。
この間の、Arupの展示ではこの人の存在に気付かなかったなあ...

コールハースリベスキンドの建築の構造設計を多く担当。
日本の建築家では伊東豊雄や坂茂あたりと組んでいるみたいです。


エンジニアサイドなだけに難解な文章で理解しにくいですが、
その中にも詩的な表現が多く現れているのが目を惹きました。


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ブレイキング・グラウンド」を読んで
日本にもリベスキンドの作品があることを知りました。

が、富山県魚津市にあることまでは書いてあるのですが詳細情報がない。
「ブレイキング・グラウンド」では「展望の丘」という名称しかなかったので、
そのキーワードでググってもめぼしい情報は得られなかった。

そこでmixiのリベスキンドコミュで質問したら、さっそく回答がもらえました。
どうやら魚津の桃山運動公園の中にあるらしい。
「展望の丘」という名称はその桃山運動公園のなかのブロック名のようです。
作品名は「アウトサイドライン」。


このオブジェクトは富山県の『まちのかお事業』により
コミッショナーに建築家の礒崎新氏を迎え平成4年から開催されました。
この事業は、市町村が事業主体となり、
海外建築家が基本設計、地元の建築家が実施設計を担当することで、
地域の1つのアイデンティティを建築やモニュメントといった形に表そうとしたもので、
アウトサイドラインはダニエル・リベスキンドと建築科学研究所のタッグで、
1997年に完成しました。

情報も得られた、ということで訪れてみることにしました。


リトアニア・グッゲンハイム

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  THE ARCHITECTS' JOURNAL: Victory in Vilnius for Hadid
  (残念ながら現在はリンク切れ)

どうやらアブダビに続いてリトアニアにもグッゲンハイム美術館ができるみたいですね。


そのコンペにザハ・ハディドが優勝したとか。

世界各地に分館があるグッゲンハイム美術館
フランク・ロイド・ライト設計のNY
フランク・ゲーリー設計のビルバオ、アブダビとなど
美術館自体がアートであることで有名です。

このほかにもベネチアやラスベガス、ベルリンにもあるみたいですが、
こちらはどうやらオーソドックスなものらしい。


いつか全部の分館を制覇したいものです。


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大学が夏休みに入りました。


そのとたんの自堕落生活。
唯一の心のよりどころが読書。

...というわけでリベスキンドの著書を読みました。

建築家が書く本にしては読みやすかった。
カーンのように深い思想を示唆してくれる、というよりは
エネルギーを与えてくれるものだった。


おかげで一つの決心ができた。
時期的にも良いタイミング。
これぞまさしくセレンディピティ。



[北部帝国戦争博物館]


先の「LANDSCAPE OF ARCHITECTURES」で知った建築家、
ダニエル・リベスキンド。

ザハ・ハディドと同じくその奇抜さで建つ見込みのない建築案が特徴的。
ザハ同様科学の発達によりようやく技術がデザインに追いつき、
一気に躍進したデザイナーの類の建築家なのかな。
こういう貯金ができる建築家ってうらやましい。

ザハと異なるところはザハが曲線を多用するのに対し、
リベスキンドは直線を多用するところ。
稲妻のような斜めの直線が象徴的です。

彼のオフィシャルサイトでは魅力的な建築作品群を拝むことができます。


LANDSCAPE OF ARCHITECTURES 世界の建築鑑賞 Vol.3【DVD】

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大学の研究室で借りたDVD。

6つの建築と建築家を紹介するオムニバスDVDシリーズ。
いきなり第3巻から観たのは多摩美の助手さんオススメの建築家がいたから。
その建築家については別記事にて紹介します。


  ・シカゴ公会堂/ルイス・H・サリヴァン
  ・オペラ・ガルニエ/シャルル・ガルニエ
  ・カサ・ミラ/アントニオ・ガウディ
  ・セイナッツァロ町役場/アルヴァ・アアルト
  ・ラ・トゥーレット修道院/ル・コルビュジエ
  ・ユダヤ博物館/ダニエル・リベスキンド


六者六様の見所があるわけで。