タグ「MOMAT」が付けられているもの

MOMATコレクション【東京国立近代美術館】

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

momat_collection.jpg

momat_facade.jpg


半年ぶりの東京。

一番の目的は東京国立近代美術館での企画展「日本の家」展だったのですが、
雨天の割には混雑しているものの、自分的にはいささか期待はずれでがっかり。


一発目からハズレか?...と思いつつ続いてコレクション展へ。

...これがめっちゃ良かった。


企画展での物足りなさを補って余りある一発逆転なのでした。

※本展はすでに終了しています。


momat_itotoyoo10.jpg


GWも後半。
同級生から建築系の面白そうなインスタレーション展示をやっていると聞き、
久々に竹橋の国立近代美術館へ。


アトリエ・ワン、中村竜治、中山英之、鈴木了二、内藤廣、菊地宏、伊東豊雄。

日本の7人の建築家によるインスターレーション展示。


建築はどこにあるの?


...何とも深いテーマじゃないですか。


この展覧会の嬉しいところはめずらしく写真撮影OKだということ。
見る人それぞれの「建築はどこにあるの?」の答えをflickrの専用サイトに
アップしよう、というキャンペーンもあるとか。
とりあえず僕は文章と写真でその答えを整理したいので、
いつも通り自分のブログにアップしますが。

さらに入場料がいつもより安い。
学生料金450円でもいつもより安いのに、
キャンパスメンバー特典でさらに250円へ値下げ。

GWとあって混雑しているかなあ...と思いきや、チケット売り場で並ぶこともなく、
会場も快適に鑑賞することができ、写真をたくさん撮ることもできました。


はたして僕の建築はどこにあるのか。
まだはじまってもいない自分にその答えは見えようはずもないのかもしれないけど。


ゴーギャン展【東京国立近代美術館】

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

zuroku_gauguin.jpg
[図録 2200円]

「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」

ゼミの展示の撤収も終わり、一段落したところで。

久々にアート系の展示を観にいきました。
久々の東京国立近代美術館。
ゴーギャン展

正直ゴーギャンはそれほど好きではないのですが、
中村先生からタダ券をもらったので。

印象派の絵が一番好き。
エゴと客観とがほどよくバランスがとれている気がして。

印象派以前はいかに模倣するか、いかに客観的であるかに重きを置き、
印象派以後は過度にエゴが露出してゆく。
とくにゴーギャンの時代はポスト印象派(後期印象派とも呼ばれるみたいですが)と
呼ばれ、ゴッホやセザンヌらと共に印象派の持つ客観性を離れ、
より自己の内部へと向かう。


客観的すぎる絵画は退屈だし、
かといって極端なエゴは自分の好みに合えばはまるけど、
そうでなければどん引きしてしまう。

自己と他者のほどよい調和の美しさが印象派の絵にはある気がするのです。


しかし。

「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」

この人類の永遠のテーマには誰の心にも突き刺さるはず。
もちろん自分にも突き刺さった。

いくら考えても完璧な答えなど出てこないのに。
昨日出た答えは今日にはもう違う答えになっている。

この命題はメビウスの環のごとく、永遠に続く。


生誕100年 東山魁夷展【東京国立近代美術館】

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:


GW中日、東京国立近代美術館で開催中の東山魁夷展に行ってきました。

魁夷人気とGWまっただ中という時期も相まってか、
会場はかつてないほどの混雑ぶり。

東京国立近代美術館へは過去何度か足を運んでいますが、
いつ行っても空いてる、というイメージだったのですがこの日ばかりは
朝10時過ぎに行ったのですがチケット売り場はすでに長蛇の列。

自分は事前に前売りチケットを買っていたのでこの列には並ばなくてすんだのですが、
会場自体がすでに人の山。
入場制限こそまだかかってなかったものの、牛歩の歩み。
会場がとても狭く感じました。

絵画は人混みにもまれて見るもんじゃないね。
とくに魁夷氏の絵は心静かに落ち着いて眺めたいもの。


...それでも東山魁夷の絵は多くの人の心をとらえて離さない。
その絵に人は登場しないけれど、描かれているのは紛れもない人の心。
エゴを抜けだし多くの人と魂を共有させてくれる。


氏の絵とはそういうもののような気がするのです。


self_and%20other.jpg


MOMATで開催中の「Self / Other」を観てきました。
大学の「現代美術」の最後の授業でもらったタダ券で。

さまざまな画家たちの作品を通して自分のアイデンティティーを
模索し、確認しようというもの。

自分のアイデンティティーはなんなのか?
デザインを学ぶようになってからしょっちゅう考えることだけど、
なかなか明確な答えは出てこない。

だからこの展示を観れば何か閃くものがあるかなあ、と
期待して行ったんだけど。

けど。



[サン=ラザール駅裏、パリ 1932年]


アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌

夏休み前にMOMAT学芸員である大学の先生からもらったチケット。
会期終了間際になってようやく行ってきました。
しかし今日は暑かった~
暑い日に涼しい美術館で美術鑑賞...
なかなかクールな夏の過ごし方だと思います。

ブログをやるようになって、写真をかなり撮るようになり、
それなりに写真に興味を持つようになって、
デジタル一眼まで買ってしまいましたが、
ただそれでも写真の技法、技巧にはあまり興味がなくて、
それなりに良い機器で偶然に良い写真が取れればそれでいいや。
写真に関してはそんなスタンスでした。

だからこの展覧会もタダ券がなければ見にいかなかったと思います。

...でもやっぱり見に行ってよかった。

見に行く機会を与えてくれた先生に感謝です。


生誕100年 靉光展【東京国立近代美術館】

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

aimitsu.jpg


  闇の奥に鋭く光るもの。
  生誕100年 靉光展


渡辺力展以来のMOMAT(東京国立近代美術館)。
大学の現代美術の講義の先生がMOMATの職員で、
本展無料招待券をもらったので行ってきました~


正直なところ靉光については作品はおろか、その名前さえも聞いたことありませんでした。
同展は生誕100年を記念してのものだとか。



[リキスツール(1965年)]


上野の国立博物館での「書の至宝」展に引き続き、
なかなかいけなかった東京国立近代美術館の渡辺力展へ。
入場料420円。

東京国立近代美術館。略してMOMAT。
ここもはじめていきました。
武道館の近くにこんなんあったんだね。

昨日の「書の至宝」展とうってかわっての人の少なさ。
おかげでのんびり鑑賞できたけど。
本展以外にも常設展もみて歩いたのですが
それでも1時間程度で満喫できました。

常設展は絵画、彫刻、オブジェなどさまざまな
近代美術作品があってけっこう面白かった。
陽咸二という人の彫刻作品が気に入ってメモしていたら、
係員のチェックが。
「ん?撮影だけでなくメモもダメなのか?」
...と思ったらボールペンの使用チェックでした。
揮発性のインクが作品に悪影響を与えるんですかね。
自分が使っていたのはシャーペンだったけどw


さて、渡辺力展ですが。

簡素。素朴。シンプル。...そんな感じでした。
それだけに余計なものがなく、基本がみえやすい。
デザイン初心者には最適のデザインかな。