つてあって、フラワーアレンジメントの展示を観にいってきました。
男の日常に「フラワーアレンジメント」なんて無縁なので、貴重な機会。
会場も女性ばかりでなんとなく居づらい雰囲気だったけど、
美しい色鮮やかな「花」を眺めるのは、男にとっても嬉しいもの。
元々「花」は色や匂いの艶やかさで虫や鳥たちの注意を引き、
花粉や種子を運んでもらうことで種を存続させるのが本来の役目。
種を存続させるための「艶やかさ」が、
人間の手にかかれば、逆に命取りになるという皮肉。
せめて花たちの哀しい運命を偲ぶ気持ちを忘れないでいたいもの。
それにしても花の構造って面白い。
神が創りし美しき造形。
美は人間が創りだすものではなく、神が創り出すものである。
すべての美は自然という偉大な書物に記されている。
人間ができることは、その書物から「見出す」ことのみ。
[ミケランジェロ『ピエタ』](出典:Wikipedia)
天気が良いと、どこか行きたくなる。
しかし生来、出不精でもある。
どこか行きたい気持ちと、家でぐうたらしていたい気持ちがせめぎ合う。
そして結局どこにも行かなかったとき、
昔なら、「なんて自分はダメ人間なんだ」と激しく自己嫌悪に陥ったものだ。
しかし今はこう思う。
「今日は身体が休息モードだったんだ」
それだけで、気分が塞ぐか、気分が楽になるか大きく状態が異なる。
同じ状況でも、捉え方によって悲劇にもなるし、幸運にもなる。
ピンチにもチャンスにもなる。
これはけして大げさな誇張ではないし、けして事実をねじ曲げることでもない。
幸運を生かす人と悲運にしか恵まれない人。
世界の大半の人々は、
この小さな考え方の差で生き方に大きく差が出ているんじゃないだろうか。
しかしこんな時、家から歩いて5分に良い場所があるって嬉しい。
たった30分でも緑のなかをぶらぶらすると、精神が充電される。
自然が僕らを生かしている。
人間が自然をコントロールしようだなんて、思い上がりも甚だしい。
すべての答えは自然という偉大な書物に記されている。
だから僕らは自然から学ばなければならない。
[この花の名は?バラ...じゃないよね?...樹に咲いてたし。]
多摩川散策のあと、等々力渓谷へ。
渓谷は、自宅から等々力駅へ向かう道中にあります。
アスファルト道路を歩くよりは多少時間がかかるけれど、
天気が良いときは早めに家を出て、なるべく渓谷を通って駅へ行くようにしてます。
一日のはじめに緑の小道を歩くことで良い一日を過ごすことができそうな気がするのです。
河川敷で思いの外たくさんの花があることを発見したので、
ここでも花をメインに探してみる。
動植物に詳しくないので、名前が分からない。
詳しい方、誰か教えてください~
課題の最終プレゼンが無事終わりました。
2年生の見学、授業風景の取材、といつになく見学者が多い、ということもあって
いつもは遅刻してくる学生が多いのに、今回はほぼ定刻に8割方そろう。
正直この歳になってもプレゼンは苦手。
高専にいた頃はほとんどプレゼンなんてしたことなかった。
社会に出て、それなりにプレゼンをする機会はあったけど、
課題の最後に毎回プレゼンをする、という美大のスタイルに触れることで、
ようやくプレゼンの本質が見えてきたような気がする。
短い時間の中で自分の伝えたいことを的確に伝える。
手が技術に追いつかず、想いが言葉に追いつかない。
毎回それを痛感します。
スピーディーにプレゼンして、スピーディーに相手に想いを届かせる。
それが効率化社会における現代のプレゼンの本質なのだと思います。
しかし。
どんなに文明が進めど、本質そのものはゆっくり浸透する。
それを信じて自分の想いをじっくり整理する。
それがこのブログなのです。
第3セッションも中盤越え。
中間プレゼンが終わりました。
大どんでん返しがあったけど、もう時間がない。
各自のアイデアによってはこのセッションはリサーチのみでよい、
みたいな雰囲気もあるけれど、僕はやはり形に残すことにこだわりたい。
今後はこれまでのリサーチを元に最終プレゼンに向けて
形にしていくことに注力していきたいと思います。
けっこう自由度の高い課題なので、各人さまざまな提案があるのですが、
大きく分けて堅実な「現実型」と、突飛な「未来型」に分かれるようです。
年齢に反して僕はどうやら突飛な「未来型」らしい。
現実型は提案が実感できるので、受け入れやすい。
それに対して未来型は現実を離脱するために反発を受けやすい。
しかし建築は時間をかけてゆっくりと評価されるものと僕は信じる。
自分の感性を信じて突き進もう。
人生にはリズムがある。
そのことに気づいていれば、
調子が良くないときもいつかはまたよくなる、と希望が持てる。
水曜日、頑張って八王子に行ったらまた休講だった。
木曜日、やっとこさ浮かんだアイデアを先生にエスキースしたら、
「スケール感ないねえ」「あれこれ機能詰めすぎな割にはバラバラだねえ」
とだめ出しされた。
スケール感がないのはまあ当たり前といえば当たり前だ。
でも、たぶん僕はでっかいものを創りたいんだと思う。
高い塔を建てたくなるのはなぜだろう。
後期授業がはじまっていきなりですが。
大学に入ってはじめて、単位を落としました。
八王子で受講している「造園学」。
夏休みが明けてようやく完成したレポートを出しに行ったら...
「前期のみの授業なのですでに成績つけちゃいました」
...唖然。
そりゃ確かに夏休み前が提出期限だったけどさ。
先生に確認したら「夏休み明けで提出でもいいですよ」と言ってた気がするのだが。
出席とレポートが評価されるので、レポート未提出だと赤点は必至。
まあ後半4回授業に出席できなかった自分の不手際、甘さもある。
言い訳はすまい。
が、アドバイスとして、
上野毛では前期レポートは夏休み明けに提出が基本だけど、
八王子はどうやら夏休み前に提出が基本らしい。
まあ単位取得は十分なので卒業するには問題ない...はずなのだけど。
しかし。
8月の頭の暑い最中に渓谷を歩き回って植物を観察し、写真を撮った。
スケッチもやややっつけ感はあるけど、一生懸命描いた。
悔しいじゃないか。
間もなく夏休みも前半終了。
何をしてたのか、と問われると答えに詰まるほど何もしてない無為の日々。
「夏休み」なのだから、休んでいたんだ。
これぞ真に有意義な休みの過ごし方だ。
...と無理矢理納得させるもやっぱこのままじゃいけないな。
...と思ってたら次の日曜日に昔の職場の友人宅へ招待を受けた。
ちょうど休みのど真ん中。
そしてほどなくアルバイトの口が2件舞い込んだ。
すぐさま応募して1件はほぼ決まり。
後半の予定が瞬く間に決まりそう。
独りぼっちで生きてるようで世界は繋がっている。
捨てる神あれば拾う神あり。
昨日までの無気力のようになんかやる気が湧いてきた。
残ってるレポートをやっつけるとしよう。
...というわけで久々の暑い日射しの中、
デジ一片手に等々力渓谷の植物観察へ出かけてきました~
[等々力渓谷]
1ヶ月ぶりの更新です。
実は住居を引っ越しました。
前のところもけっこう気に入ってましたが学業優先の今の状況では
経済的事情はいかんともしがたく。
家賃は下がりましたが、環境的にはむしろ良くなりました。
多摩川土手のそばで、東京23区唯一の渓谷が近くにあり、大学までは徒歩25分程度。
今回の引っ越しはいろいろトラブルが多く大変でしたが1ヶ月が経過して
なんとか慣れてきました。
ネットも開通してブログをまた更新できる状況にもなりましたので
ばしばし更新していきたいと思います。
相変わらず仕事そっちのけですが学業だけはまじめにやってます。
デザインネタも1ヶ月分盛りだくさんたまってるので
これから随時アップしていきます。
これまで通りご愛読のほどよろしくお願いします~
[今日のスタート: 谷沢川の桜]
3/28(金)。東京23区チャリ縦断記5日目。
本日は世田谷南部以南の環八、環七のそれぞれ東西の裏道を充実させます。
10時スタート。
天気は晴れ...後にどしゃ降り。
今日は用賀からスタート。