引っ越し

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

new_room.jpg


突然ですが...引っ越しました。

4月中旬に引っ越してから1ヶ月以上経過して、ようやく新しい環境にも慣れてきました。
もともと新しい環境に馴染むのには時間がかかる方ですが、
今回は五月病とも相まって、体調不良とトラブルの連続で大変でした。


しかしまあそれも一段落。
まだまだいろいろ面倒はありますが、新しい住居でもなんとか楽しくやっていけそうです。


...というわけで引っ越し備忘録。

todoroki_keikoku.jpg
[等々力渓谷]


最初のトラブルは引っ越し屋によってもたらされました。
パソコンを壊された。
HDDが壊れたらしく、起動できず。
しかも外傷以外は補償対象外ということで弁償もしてくれず。
松本引越センターはやめた方がいいです。


今度の部屋は前の部屋とほぼ同じ広さ。
しかし家賃は25,000円ダウン。
家賃が下がった分は部屋の設備と立地条件に影響してます。

前の部屋も前々回の部屋に比べればダウングレードしましたが、
今回はさらに。

しかし幸運なことに今回の入居時に部屋を改装してくれたので
築年数ほど古さを感じさせない。
ただ塗り立ての塗装がけっこう辛かったけど。

珍しいのはバスとトイレの間に洗濯機置き場があること。
おかげでバストイレ一緒といえどもそれほど不快感も感じず。
洗濯時に毎回バスの外から電源を引っ張ってこなければならないけど。

もう一つ珍しいのはガスが都市ガスではなく、プロパンガスであること。
おかげでまたもや自分のガスコンロが使えず。
最初は1万円ほど出せば都市ガス用のコンロを改造できる、との話だったのですが
ガス屋さんのほうで無料でコンロを貸してくれることになってラッキー。
今度は二口なので料理もけっこう楽になりそう。

台所のシンクも前のところより広くなってるのだけど、
洗い物置き場がシンクに設置されているので結果的にはさほど変わらず。

テレビ線は昔ながらのむき出しケーブル。
テレビの設置場所と線の引き込み場所が離れていたので
10mのケーブルとテレビに接続するためのコネクタを買ってくる。
テレビの信号線は距離が長くなると信号出力が劣化します。

とくに地デジは影響が大きく、うちの部屋では地上アナログは問題ないのですが
地デジは出力が足らずノイズが入ったり、受信ができなかったりします。
まあ地上アナログが終わるのは2011年で、
HDDレコーダも地上アナログ放送にしか対応してないのだけど、
地デジが見られないのはけっこうイタイ。
ブースターとか売ってないのかな。


部屋の中が片付いて、さて今度は周囲の状況の把握...なのですが。

地理的には大井町線等々力駅から徒歩13分。
多摩美上野毛キャンパスまでは徒歩25分。
一番近くのコンビニまでは徒歩10分。
主要スポットがいろんな方向に分散しているのでなにかのついでに...というのもなかなか。

とにかく歩かされる。
でも健康にはいいかもしれません。

自炊するべくスーパーマーケットを探すも等々力駅周辺にはめぼしいお店がなく。
二子玉か自由が丘の東急ストアに行くしかないか...と思っていたところ
尾山台に99円ショップを見つける。
おかげで無事自炊生活を継続でき、かつ食費はだいぶコストダウンができそう。


便利さという点では今の部屋はとにかく不便。
でも僕は今それをデメリットには感じない。
むしろメリットに感じています。

等々力渓谷までは徒歩5分。
多摩川までは徒歩3分。

生活の便利さよりも癒しの空間への近さを優先しました。
今の僕にはそういう空間が一番必要なんだと思う。

学校まで25分間歩く間に僕はいろんなことを考える。
大学の課題、今後の振り方、自分の目指すべき道など...


今回の引っ越しでいちばん時間がかかった手続きがインターネット。
今度の場所ではADSLにしたのだけど、開通まで1ヶ月以上もかかった。
インターネット時代といえど、東京232区内で変更手続きが1ヶ月以上もかかるなんて
まだまだネットのインフラには改善の余地があるように思えます。

ネットから1ヶ月も離れていると世間から隔絶されているような気分になる。
それだけ社会のネットへの依存が進んでいるのでしょう。
電話は携帯電話へと移行し、通信はネットが基幹インフラとなる。
もっともっとネットは便利になるべきだ。
もちろん人間が窮屈になるためにではなく、もっと豊かになるために。


そんなこんなで新しい環境でも元気に過ごしています。