原美術館は大好きな美術館のひとつです。
元々は実業家・原邦造の邸宅として、渡辺仁の設計で1938年に建てられた洋館を、
1979年に美術館に転用されたものです。
いわゆる個性的な建築、というわけではないけれど、
全体として心地よい空間となっている気がします。
どちらかといえば「これでもかっ!」と主張する建築が好きですが、
こういう建築も悪くない。
Architecture, Art, and sometimes Design.
原美術館は大好きな美術館のひとつです。
元々は実業家・原邦造の邸宅として、渡辺仁の設計で1938年に建てられた洋館を、
1979年に美術館に転用されたものです。
いわゆる個性的な建築、というわけではないけれど、
全体として心地よい空間となっている気がします。
どちらかといえば「これでもかっ!」と主張する建築が好きですが、
こういう建築も悪くない。
先の二つはどちらかといえばネガティブなレポートになってしまいました。
これでは都会の良さを伝えるどころか、都会の批判になってしまう。
都会には魅力が一杯だ。
が、その原石の多くは都会にはなく、周辺から持ち込まれたものである。
都会はパワーの源だ。
多くのエネルギーが集約し、費やされることで、驚異的な数の魅力が創造される。
が、しかし同時に驚異的に不要なゴミも生み出されるのである。
都会は余剰の源でもある。
ゴミと魅力の両方があるおかげで、魅力の見分けがしやすくなる。
多くの魅力と出会うことで、より良い魅力を作りあげることが出来る。
都会とはそういう場所である。
悪くはないけれど、魅力の原石そのものに出会うチャンスは意外と少ない。
...というわけで、三度目の正直。
魅力を作りあげる方法を学ぼう。
会期も終了間際になってようやくピピロッティ・リストの展示を観に原美術館へ行ってきました。
毎度のことながら行動が遅い。
平日の午前中に出かけたのですが、会期終了間際とあってか、
思ったより人が多かったです。
でもまあそれほど待つこともなく、ストレスなく鑑賞でき、
じっくり鑑賞できました。
インスタレーションがメインでしたが、
確実にインスタレーションを楽しめるようになった気がする。
人間受け入れる努力をすれば、なんだって好きになれる。
原美術館で開催中の「アートスコープ2005/2006」も気づいたらもう最終日。
慌てて行ってきました。
原美術館はオラファー・エリアソン展以来2度目。
前回も最終日で混んでいたから今回も混んでるかなあ...
と思ったら意外と空いてました。
15時ごろ到着して1時間ほどで見終えました。
プータロー旅行第二弾にて渋川へ。
そしてHARA MUSEUM ARC(ハラ ミュージアム アーク)へ。
東京品川にある原美術館の別館、ということで訪れてみたかったのです。
磯崎新の設計により1988年に開館。
グリーン牧場という牧場の一番奥にありました。
なんでわざわざ牧場の中に作ったんだろ。
あまり意味がないような気がしますが...
建物はギャラリーが3つあって、
それが中央の受付デッキから三方へ伸びているという
これまたスター形の珍しい形状の建物です。
金沢21世紀美術館のときと違って人っ子一人いず。
一人でじっくり鑑賞できました。
念願の原美術館へ初訪問。
家からバスで10分弱。こんなに近いところにあったのに。
つくづく無関心というのはコワイもんだと思います。
しかしスゴイ人。
オラファー エリアソン展最終日だからなのか、
はたまた原美術館はいつもこんなものなのか、
あきらかに定員キャパをはるかにオーバーして
人ごみにもまれながらの観覧。
そのせいか、観覧時には
「なんでこんな展示にこんなに人が集まるんだ?」
とイライラしながら鑑賞してしまい、正直集中できませんでした。
どんな名作でも観覧する環境によっては
その良さが伝わらないものだなと。
でも家に帰ってあらためて思い起こすと、
複雑な光の屈折、透過を計算しつくされたさまざまな
光の芸術、インスタレーション(...っていうの?)作品は
やはり幻想的で素晴らしいものでした。
今度行くなら(たぶん)空いてるだろう平日かな。
次はなにやるんだろ...