[訪問日:2017年11月11日、11月25日]
愛媛県美術館で開催中のダ・ヴィンチの展示に行ってきました。
...半年前のことだけど。
ダ・ヴィンチの展示は今回で3回目です。
最初は2005年にビル・ゲイツ所有のレスター手稿が六本木に来日したとき、
2回目は2007年に上野に「受胎告知」が来日したとき。
そして3回目となる本展ですが、
今回の目玉である「アンギアーリの戦い」はレオナルドが描いた実物は登場しません。
Architecture, Art, and sometimes Design.
[訪問日:2017年11月11日、11月25日]
愛媛県美術館で開催中のダ・ヴィンチの展示に行ってきました。
...半年前のことだけど。
ダ・ヴィンチの展示は今回で3回目です。
最初は2005年にビル・ゲイツ所有のレスター手稿が六本木に来日したとき、
2回目は2007年に上野に「受胎告知」が来日したとき。
そして3回目となる本展ですが、
今回の目玉である「アンギアーリの戦い」はレオナルドが描いた実物は登場しません。
[モナ・リザ(レオナルド・ダ・ヴィンチ、1503年−1505年/1507年)]
大塚国際美術館での展示作品。
会場内は撮影可能ということで、気の向くままにお気に入りの作品を撮影しました。
本記事ではルネサンスからバロックまでをピックアップ。
近世の幕開けとなったルネサンス期は、もともと古代への復帰・再生を目指す運動であったが、
結果としてその後の近世期の芸術を大きく転換、発展させていくものとなった。
それゆえルネサンスの時代区分を近世に組み込んだのでしょうか。
古代における秩序や安定を規範としたルネサンスはやがてその反動として、
ねじれや不安定、ダイナミズムを求めるマニエリスムやバロックへと展開してゆく。
...あくまで素人の自分なりの独自の解釈です。
知識不足、勘違い、根拠に欠ける部分も多々あることをご了承ください。
照明がやや暗めで暖色系のため、作品画像はピンぼけ気味でやや赤っぽくなっています。
また、陶板特有の光沢もあります。
さらに傾き補正やレンズ補正をかけているため、
必ずしも本物作品の内容や構成を忠実・正確に表すものではないことをあらかじめご了承ください。
「だいたいこんな感じのもの」という感じで見ていただけたらと思います。
〜フィレンツェ・花のドームはいかにして建設されたか〜
初期ルネサンスの代表的な建築といえば、
フィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂。
といっても建物全部がルネサンス様式なのではなく、
ファサードや内部空間はむしろゴシック様式となっている。
この建築のルネサンスたらしめているのはドォーモ。
一千年以上もの長き間にわたって世界最大の石造ドームであり続けた
古代ローマのパンテオンを凌ぎ、その後もこのドームを越える
石造ドームは現れていないという。
このドォーモを設計し、実現した男が本書の主人公、
フィリッポ・ブルネレスキである。
彼は芸術家ではなく、職人であった。
ルネサンスは芸術ではなく、技術からはじまったのである。
小説「聖書」新約篇。
旧約篇が主とその代々の民との長い契約の物語であるのに対し、
新約編は救世主(メシア)イエスを中心とした奇跡の物語。
正直、これまでは旧約と新約との関係がよく分からないでいた。
せいぜい旧約がキリスト誕生前、新約が誕生後、
という程度の認識しかなかった。
小説「聖書」の旧約篇、新約編を通して読むことで、
やっとその関連が分かった気がする。
それらは旧い契約、新しい契約なのだと。
旧い契約だけでは十分ではなかったから、
主は新しい契約を民と結ぶべく、神の子を地上に使わせたのだ、と。
法は守ることが第一目的ではない。
法を守ることで得られる秩序、幸福こそが第一目的である。
世は常に変化する。
だから法もそれに合わせて柔軟に変更できるものでなければならない。
しかし、本質を見失ってはならない。
愛ゆえに法がある。
法ゆえに愛があるのではない。
今さらだけど、再読。
中村先生の授業で神秘主義を習い、
ウンベルト・エーコの「薔薇の名前」を読み、
先生のお薦めの一冊として、
ダン・ブラウンのフリーメイソンを扱った最新作「ロスト・シンボル」を
読もうとするもまだ新しいが故に古本市場にも安く出回らず。
代わりに「ダ・ヴィンチ・コード」単行本版が目に止まる。
かつてのベストセラーも今や一冊100円。
...時の流れとは恐ろしいもんだ。
さらにセールで一冊90円になってたので上中下巻まとめ買い。
前に一度読んでいることもあり、一気に読み終える。
(犯人が誰だったか、すっかり忘れてたけど)
しかし「薔薇の名前」に比べたらなんと読みやすいことか。
これでもか、と詰め込まれた叡智の数々も、
「薔薇の名前」と比べてしまうとなんとも薄っぺらく思えてしまう。
この世で一番大切なものはなんだろう。
真実?
...だとしたら真実ってなんだ?
[ブロンツィーノ『愛の寓意』]※画像は大塚国際美術館の陶板画。
久々の美術ネタ。
履修登録が終わり、共通教育科目が授業スタート。
結局、中村先生の「文学と芸術」「西洋美術史Ⅱ」を履修。
これで上野毛キャンパスでの中村先生の授業5コマをすべて履修。
先週のガイダンスを聞く限り、同じ内容がなきにしもあらず、だけど、
新しいネタもまだまだありそうな気がしたし、なによりも...
...けっこう忘れてる。
こうなったら徹底的にルネサンス以降のクラシックをたたき込むのも悪くない、
ということで履修することにしました。
西洋かぶれ、というわけでもないのだけど、
ことアートに関しては圧倒的に西洋のほうが好きかも。
現代アートよりはクラシックなものが好きだけど、
古ければ古いほどいい、というものでもなくて、
芸術が王侯貴族だけのものだった頃のはあんまり好きじゃなく、
ルネサンス以降が好き。
中村先生が担当するパートがこの頃だというのも、
先生の授業が好きな理由の一つでもある。
中村先生の授業を整理すると。
【1年生: 社会と芸術】
ゴヤ、ピカソ、ダリ、ロルカなど主にスペイン芸術を中心に
その時代の社会背景と芸術との関係を学ぶ。
【2年生: 特講Ⅲ】
構図や色彩、文字との関連など、絵画技法がテーマ。
【3年生: 特講Ⅰ】
エミール・ゾラ、オスカー・ワイルド、ボードレール、ロートレアモン、フローベールなど、
フランス文学を中心に学ぶ。
【4年生: 西洋美術史Ⅱ】
ルネサンス以降の絵画の歴史を学ぶ
【4年生: 文学と芸術】
象徴主義を中心とした授業。
授業のテーマなどについては、あくまで僕が感じたイメージであって、
正確なものではありません。年によって内容も微妙に異なるだろうし。
詳細についてはシラバスを参照してください。
...といいながら僕はシラバスを参照にしたことはほとんどないけど。
"神が曲げたものを誰が直し得よう?" - 伝道の書
「ガタカ」という映画が好きで何度も見ているのだけど、
エリートたちの集まる宇宙センター「ガタカ」が、
ライトが1963年に建てたマリン郡庁舎であることに最近気づく。
半世紀以上も前に建てられた建築が近未来の建築として通用する。
これぞ真の建築、というものではないだろうか。
即効性の派手な外見は時と共に流されてゆく。
真に価値あるものはゆっくりと時間をかけて目覚めてゆき、
一度目覚めればその価値は永遠に続く。
自分がガタカを好きなのは表面上の美しさではなく、
奥深くに潜む本質の美しさがにじみ出ているからだと思う。
ミッドタウンには何度となく足を運んでいますが、
その存在に気付くことなく、目の前を通り過ぎてました。
新日曜美術館で取り上げられていて、今回初めて訪れました。
タイトルのごとく日本古来の名建築を写真で紹介する展示。
撮影者がとくに明記されることもなく、
あくまで建物自体を紹介することが目的のようです。
[ダ・ヴィンチ 手稿に基づく鳥人間の模型]※出典:ダ・ヴィンチ展図録
大学の共通教育の授業。
中村先生の特講Ⅲでは例のマシンガントークが冴え渡り、
2ヶ月前にしてすでに予定の授業内容が終わってしまい、
付録的な講義が突発的に行われております。
それはそれで面白いのだけど。
今回はレオナルド・ダ・ヴィンチがテーマでした。
ラファエロ、ミケランジェロと共にルネサンスの三大画家と称された芸術家。
同時に幾何学や人体、自然科学、飛行機などあらゆる分野に興味を示し、
膨大な手稿を残した優れた科学者である。
人類史上最も優れた人間の一人とも賞される天才の素顔とは?
...なかなか面白いテーマでしょ。
散策というほどでもないのですが
「対決-巨匠たちの日本美術」「コロー 光と追憶の変奏曲」を見に行ったときに
デジ一眼で周辺を撮ったのでそのライブラリ。
時折雷雨だったりとあいにくの天候だったのですが、
前から行きたかった国立博物館の法隆寺宝物館にも行けたし満足。