大三島の岩田健母と子のミュージアムに行ってきました。
設計:伊東豊雄建築設計事務所。
その名のとおり、母子像の彫刻作品が多く展示されています。
岩田健という彫刻家は今回はじめて知りました。
その作品は一見、彼ならではの作風があるようには見えません。
美術学校で見かけるような模範的な端正さを備えた彫像です。
しかしその作品をじっくり眺めていると、じんわりと魅力が滲み出てくる。
冷たい銅像なのに、人肌の温かさを感じる。
そこが彼の作品の魅力なのでしょうか...
Architecture, Art, and sometimes Design.
大三島の岩田健母と子のミュージアムに行ってきました。
設計:伊東豊雄建築設計事務所。
その名のとおり、母子像の彫刻作品が多く展示されています。
岩田健という彫刻家は今回はじめて知りました。
その作品は一見、彼ならではの作風があるようには見えません。
美術学校で見かけるような模範的な端正さを備えた彫像です。
しかしその作品をじっくり眺めていると、じんわりと魅力が滲み出てくる。
冷たい銅像なのに、人肌の温かさを感じる。
そこが彼の作品の魅力なのでしょうか...
オリジナリティーとは物の起源(オリジン)へ回帰することからはじまる。
だからオリジナル(原型)は初期が持っている単純さへ
戻っていくようなものをいうーアントニ・ガウディ
美大で建築の魅力に出会いました。
最初はサンティアゴ・カラトラバやダニエル・リベスキンドなど
どちらかといえば日本よりも海外の建築家に惹かれました。
また日本でも現在活躍している建築家よりも、丹下健三や村野藤吾などの
少し昔の建築家に惹かれました。
だから現在最前線で活躍している伊東豊雄や安藤忠雄などは
あまり興味が向かなかったわけですが、
せっかく今治という比較的近場に日本で始めての建築家個人のミュージアムが
できたとあればそれはやはり見に行きたいわけで。
愛媛県は今治市、瀬戸内海はしまなみ海道が通る大三島。
アートな島に建つ伊東豊雄建築ミュージアムに行ってきました。
思ったよりも小ぢんまりとしていましたが、
思ったよりも魅力が詰まっていた。
伊東豊雄という建築家が好きになりました。
この本もなんとか夏休み終了前に読み終えました~
構造の大家、佐々木睦朗氏の著書。
お名前は前からちょくちょく耳にしていたのですが、
今回はじめて著書を読みました。
建築家独特の文章の難しさ、というよりは科学者、理論家独特の文章の難しさ。
それでもまあ建築家の文章よりはすっきりしてて比較的読みやすかったかな。
八王子での「構造力学」の先生が佐々木氏の下で仕事をしていたこともあって、
その仕事、作品についてもいくつか予備知識はありました。
せんだいメディアテーク、金沢21世紀美術館、フィレンツェ新駅など。
せんだいメディアテークへ行ってきました。
意匠設計:伊東豊雄、構造設計:佐々木睦朗
意匠・構造・機能のどれをとっても未来的なこの建築、
場所もさぞかし未来的な開発地域みたいなところにあるのかな...
と思ったら、ごく普通に街中に建ってました。
仙台駅から地下鉄で二駅の勾当台公園から徒歩6分。
自分が究極だと信じる建築を最低1つは創る。
これが僕の人生の目標である。
生きているうちに心から建てたい、と思う建築が1つでも建てられればいいのだけど、
仮に自由にいくつでも建てられるとしたら...という妄想は常にしている。
これは決して無駄な行為ではなく、
究極の建築を1つでも実現させるためにはとても重要なことだと思っている。
まずはイメージだ。
それを少しずつ段階を踏んで形にしていく。
...というわけで僕がつくりたいと思っている10ジャンルをピックアップしてみる。
大学の助手さんの薦めで読みました。
タイトルのごとく現代建築に関する16のキーワードについて語るもの。
著者は東大・東大大学院卒の工学博士というエリート建築批評家。
別にエリートとか批評家というものを毛嫌いするわけではないのですが、
自分的にはあまり好きになれる内容ではなかったかな。
とは言っても建築家自身の言葉ばかりじゃ主観的な意見しか出てこない。
たまにはこういう建築家の周囲の声を客観的に聞くことも重要なのかもね。
キーワードごとに建築を語ることで、
自分の建築に対する考えを整理することもできるし。
建築とは多要素の集合体だ。
好きな側面もあれば嫌いな側面もある。
2回目の金沢訪問の主目的は21世紀美術館。
はじめて訪れたときはこの美術館の魅力を十分理解していなかった。
今回はじっくり時間をかけて、朝と夜の2回に分けて訪れました。
夜10時までやってる美術館なんてここくらいじゃないでしょうか。
(特別展やミュージアムショップなど一部エリアは夕方に閉まるけど)
他の美術館もこれくらいオープンなら嬉しいんだけどね。
さらに欲を言えば海外の美術館のように展示作品の撮影もOKになれば
もっと良いんだけど。
この21世紀の美術館が先導を切ってくれることを願うばかりです。
金沢を旅行してきました。
兼六園、金沢城、尾山公園、21世紀美術館などの有名スポットは
それぞれ別途紹介することとして、ここでは市街を歩いていてふと見つけた
「美しいもの」「面白いもの」を紹介します~
大学の研究室で借りたDVD。
日本を代表する14人の現代建築家を外国人が取材してまとめたDVD。
よって日本人の建築家を扱っていながら基本解説は英語です。
といっても解説よりは建築家自身の声がメインとなっており、
磯崎新氏と坂茂氏以外は日本語で話してるのでそれほど海外色は感じません。
自分はデザインを学ぶにあたり、
できるだけ自分から遠いものを参照するようにしています。
たとえば同級生の作品については、流す程度であまり気に留めないようにしています。
それはレベル云々の問題ではなく、自分に近いものばかり見ていると、
同じような色に染まってしまい、オリジナリティが出せなくなる気がするから。
そのような理由からデザインよりはアートの展示を、
日本よりは海外のものを参考するようにしています。
...とはいってもあくまでも傾向的なものであって、絶対的なものではない。
たまには自分に近いものを参考するのも悪くない。
Amazonのパッケージ写真と実際のパッケージが若干異なるのが気になったのですが、
何パターンかあるんですかね...