自分が究極だと信じる建築を最低1つは創る。
これが僕の人生の目標である。
生きているうちに心から建てたい、と思う建築が1つでも建てられればいいのだけど、
仮に自由にいくつでも建てられるとしたら...という妄想は常にしている。
これは決して無駄な行為ではなく、
究極の建築を1つでも実現させるためにはとても重要なことだと思っている。
まずはイメージだ。
それを少しずつ段階を踏んで形にしていく。
...というわけで僕がつくりたいと思っている10ジャンルをピックアップしてみる。
Architecture, Art, and sometimes Design.
自分が究極だと信じる建築を最低1つは創る。
これが僕の人生の目標である。
生きているうちに心から建てたい、と思う建築が1つでも建てられればいいのだけど、
仮に自由にいくつでも建てられるとしたら...という妄想は常にしている。
これは決して無駄な行為ではなく、
究極の建築を1つでも実現させるためにはとても重要なことだと思っている。
まずはイメージだ。
それを少しずつ段階を踏んで形にしていく。
...というわけで僕がつくりたいと思っている10ジャンルをピックアップしてみる。
GA Galleryから現在開催中の展示のチケットが
贈られてきたので行ってきました。
たぶんオスカー・ニーマイヤーの展示の時にアンケートに答えた中から
抽選で当たったとかだと思います。
今回は日本の建築家の最新プロジェクトの様子を
模型やパネル、CGなどで紹介するもの。
日曜日にもかかわらず夕方という時刻のせいか、
人も少なくじっくり見ることができました。
建築に立方体が多いのはなぜだろう。
曲面より直線が多いのはなぜだろう。
(出典:Wikipedia)
磯崎新の建築談議シリーズ。
今回は最終巻、第12巻のクライスラー・ビル。
20世紀を代表する建物としてこのビルを取り上げてます。
20世紀といえば3巨匠(ライト、ミース、コルビュジエ)をはじめとして、
アアルト、ニーマイヤー、丹下健三、安藤忠雄など
モダニズムやポストモダンの巨匠などが候補として考えられると思うのですが、
建物がNYを象徴するものとはいえ、なぜウィリアム・ヴァン・アレンという
クライスラー・ビル以外これといった作品のない建築家の作品が
ピックアップされたのか?
しかも様式はモダニズムでもポストモダンでもなく、アール・デコ。
まあ磯崎氏独特のアイロニーも込められているのでしょうが、
20世紀の建築の1つの転換点としてピックアップし、
20世紀の建築全体の方向性を俯瞰しようとするものでもあるみたいです。
建築の持つ機能とは、含有する内部空間においてのみ存在するのか?
あるいは他に機能が存在するとすれば、
それらの機能よりも内部空間の機能が最優先されるべき機能なのか?
20世紀の建築は外部と内部のせめぎ合い。
...そんなところでしょうか。
磯崎新の建築談議。
今回は第10巻のショーの製塩工場。
別称として「アルケ・スナン」とも呼ばれますが、
これはかつてのアルクとスナン、2つの村の名前を繋いだもの。
「ショー」とはこの製塩工場のそばにある「ショーの森」からきています。
世界遺産にも登録されています。
設計者はクロード=ニコラ・ルドゥー。
様式としては新古典主義ですが、新古典主義を代表する建築家、というよりは
エチエンヌ=ルイ・ブレー、ジャン=ジャック・ルクーらと共に、
「ヴィジョナリー・アーキテクト(Visionary Architect)」もしくは「ビジオネール」、
つまり実現しなかった建築(ドローイングや設計図)で有名な人たち、
としてのほうが馴染みが深いと思います。
この3人はエミール・カウフマンの『三人の革命的建築家 ブレ、ルドゥー、ルクー』
によって近代建築の先駆的な存在として評価されるようになったとか。
建築の機能というものは、実際に建てなければ実現できないもの。
しかし建築の哲学というものは実際に建てること以外にも術はある。
ルドゥーは、ビジョナリー・アーキテクトはそれを教えてくれる。
(出典:Wikipedia)
磯崎新の建築談議第5巻。
第6巻がゴシックということで、第5巻はその前のロマネスク。
ル・トロネは世界で最も著名で代表的なロマネスク建築、というわけではなく、
磯崎氏の個人的な好みでピックアップされてるようです。
といっても、ロマネスクはゴシックのように強い共通性、というものはまだなく、
地域によって様式が微妙に異なるものらしい。
ゴシックが都市的で薄い壁で大面積のステンドガラスで覆われ、
大規模で天にも届かんとする高さを求めるものであったのに対し、
ロマネスクは主に田舎的で重厚な石壁で覆われ、
小さな窓から入ってくるわずかな光により内部が照らし出される
小規模で閉じたものであった。
分かりやすくいえば、
ゴシックは大聖堂、ロマネスクは修道院といったところでしょうか。
ちなみに「ロマネスク」とは直訳すると「ローマ風の」という意味らしいです。
インタビュアー:五十嵐太郎、撮影:篠山紀信とのトリオで構成される
磯崎新の建築談義シリーズ全12巻。
篠山紀信ってこういう真面目な建築写真も撮ってたんですね...
難解な磯崎氏の文章を1巻から順に...と思っただけで
気が遠くなりそうだったので気に入ったテーマの巻から読むことに。
まずトップバッターは第6巻、ゴシック様式の代表格、シャルトル大聖堂。
バラ窓、シャルトル・ブルーのステンドグラスが有名ですよね。
ゴシック・ホラー、ゴシック・ロリータなど、
古典の一様式としてゴシックという言葉は一般常識程度に知ってたけど、
じゃあ実際どんな様式でどんな特徴があるのか、と言われると
明確には答えられない。
...ってなわけで読みました。
大学の助手さんの薦めで読みました。
タイトルのごとく現代建築に関する16のキーワードについて語るもの。
著者は東大・東大大学院卒の工学博士というエリート建築批評家。
別にエリートとか批評家というものを毛嫌いするわけではないのですが、
自分的にはあまり好きになれる内容ではなかったかな。
とは言っても建築家自身の言葉ばかりじゃ主観的な意見しか出てこない。
たまにはこういう建築家の周囲の声を客観的に聞くことも重要なのかもね。
キーワードごとに建築を語ることで、
自分の建築に対する考えを整理することもできるし。
建築とは多要素の集合体だ。
好きな側面もあれば嫌いな側面もある。
大学の研究室で借りたDVD。
日本を代表する14人の現代建築家を外国人が取材してまとめたDVD。
よって日本人の建築家を扱っていながら基本解説は英語です。
といっても解説よりは建築家自身の声がメインとなっており、
磯崎新氏と坂茂氏以外は日本語で話してるのでそれほど海外色は感じません。
自分はデザインを学ぶにあたり、
できるだけ自分から遠いものを参照するようにしています。
たとえば同級生の作品については、流す程度であまり気に留めないようにしています。
それはレベル云々の問題ではなく、自分に近いものばかり見ていると、
同じような色に染まってしまい、オリジナリティが出せなくなる気がするから。
そのような理由からデザインよりはアートの展示を、
日本よりは海外のものを参考するようにしています。
...とはいってもあくまでも傾向的なものであって、絶対的なものではない。
たまには自分に近いものを参考するのも悪くない。
Amazonのパッケージ写真と実際のパッケージが若干異なるのが気になったのですが、
何パターンかあるんですかね...
水戸芸術館の中庭には、ひときわ目立つ塔が立っています。
ここをはじめて訪れたのは、2006年、佐藤卓展を鑑賞するためだったのですが、
そのときは風が強くてこの塔に登ることができませんでした。
2年後の2008年、
松井龍哉フラワー・ロボティクス展に行ったときに念願かなってタワーに登ることができました。
さらに9年後の2017年、
藤森照信展を観に来たときに、夜のライトアップを拝むことができました。
というわけで、本記事では、水戸芸術館のタワーをメインに紹介します~
デザイナーズ・チェア・コレクションズ 320の椅子デザイン
大学の図書館で見つけました。
Amazonの画像だとカバーは古びた感じのピンクカラーですが、
実物はもっときれいなピンクです。
世界中の著名なデザイナーによるチェア320点を紹介しています。
夏休み明けの第3セッションから今度はイスをつくることになるのですが、
その予習として借りました。
夏休みはこれで良いインスピレショーンが得られるといいなあ...