...およそ12年ほど前の話。
昔の写真を整理していたら出てきた一枚。
成田からまずフランクフルトへ。
フランクフルトから国内線に乗り換えてシュツットガルトへ。
そこからは赴任者に迎えに来てもらい、ヴェガ(Wega?)の工場へ。
正直今となっては記憶はもう断片的。
初めて降り立ったシュツットガルト空港がめちゃくちゃ寒かったことだけを覚えてる。
写真は出張の合間の休日にアウトバーンを飛ばして連れて行ってもらった、
ロマンチック街道のどこか。
今、自分で見ても若い。
ちなみに左側に写っている小さな男の子は、
出張先でお世話になった赴任者の息子さん。
初めての海外はこの出張の前のイギリス出張だった。
そのときは職場の先輩と二人で行ったのだけど、
このときのドイツ出張は一人だった。
つまり人生初めての海外渡航だったわけで。
英語はおろかドイツ語もほとんど話せず、かなりどきどきしていたと思う。
当時は海外に広く展開している会社にいながら、
ほとんど海外経験のないことにコンプレックスを感じていた。
それでいて、海外そのものにはほとんど興味を示さなかった。
だから自分から写真を撮ることも全くせず、
この写真も相手に促されるままに撮ってもらったもの。
今思えばもったいなかったなあ。
どんなにあちこち行ったとしても、そこに意識がなければ意味がない、という教訓。