「夢の島」と一致するもの

辰巳〜東雲散策

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昔から泳ぎが苦手だった。
だからプールにはあまり縁がない。

だけど東京辰巳国際水泳場は、
京葉線で新木場付近を通りかかるたびに気になっていた。

ウォーターフロントに浮かぶ奇抜な曲線ラインは、
どこかシドニーオペラハウスを彷彿とさせる。


夢の島で第五福竜丸を見た後、
運河を渡って辰巳エリアへ。

その後、これまた前から見たかったグッドデザイン受賞の
東雲キャナルコートへ。


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夢の島公園内にある第五福竜丸展示館に行ってきました。
入場無料。

忘れてはならない記憶、というものがある。
モニュメントは人類が永遠に記憶にとどめておくべきイメージである。

1954年3月1日、ビキニ環礁を航行していた漁船・第五福竜丸は
アメリカの水爆実験に巻き込まれて被爆した。
広島・長崎に投下された原子爆弾に次ぐ、日本における第三の原子力災害となった。

なにごとも、踏み込んではならない領域というものがある。
科学の力ですべてを制御できるなど、人間の驕り以外のなにものでもない。

本展示館はこのことを心に刻むための施設として1976年に開館しました。


夢の島熱帯植物館【大宇根弘司|東京都江東区】

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[アオノリュウゼツラン]

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夢の島熱帯植物館に行ってきました。

通常は夕方5時で終わるのですが、この日は夜間開館日で21時まで延長。
夕涼みがてら行ってきました。


とにかく緑が見たかった。
建築と自然の良い関係を見たかった。

大きな鉄骨フレームとその中の自然。
デザイン黎明期の水晶宮(クリスタル・パレス)が頭の中に浮かぶ。

建築は自然から切り離してきた。
それが「人間らしさ」だと思っていた。
が、それは人間ではあっても、生命体としてあるべき姿ではなかった。


だから建築は自然との良い関係を取り戻さねばならない。


竹中工務店 東京本店


アントニン・レーモンド展を見るために、竹中工務店東京本店まで行ってきました。
場所は江東区は東陽町。

東陽町の駅からおよそ3分。
何ともオシャレなビルが。

2005年度にグッドデザイン受賞してます。

ギャラリー「A4(エー・クワッド)」はこのビルの1階にあります。
残念ながらギャラリー内は撮影禁止ですが、
エントランスロビー内は撮影OKでした。


造形的にはとりたててユニークなところはないのだけれど、
壁の素材の質感がすごく心地良かった。

素材感、ってやっぱり大切なんだな。