「ルイス・バラガン」と一致するもの

Casa BRUTUS特別編集 死ぬまでに見ておくべき100の建築

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カーサ・ブルータスが選ぶ「いつかは行きたい!世界の名建築100選」。

...建築好きならば間違いなく興味が喚起されるテーマですよね。
数多ある建築群から限られた状況でどれだけ多くの名建築に巡り会えるか。
それは事前に知識として名建築を知っておくことにほかならない。

東京の会社を辞めて美大に行くことを決めたときから、
多くの情報をリサーチし、実際に訪れてもいるけれど、
次から次へと名建築は現れる。
まあ、それは幸せなことなんだろうけども。

自分の場合はどれだけ多くの名建築を訪れることができるか、ではなく、
死ぬまでに自分で思う究極の建築を一つ作るのが最終的なゴールではあるけども、
そのためにはやはりリサーチし続けなければならない。


A visit to Luis Barragan House 2【ワタリウム美術館】

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ルイス・バラガン展2度目の訪問。
前回からおよそ3ヶ月ぶり。

ワタリウム美術館の展示は期間中は何度でも入場できるフリーパスポート制なので、
もっと行きたかったのだけど、気づけば会期終了近づいてやっと2回目。
来週から大学の授業がはじまることを考えれば、たぶん今回が最後。

でもまあ、内容的には2回で十分かな。


「私の家は、私の心の避難場所でした」

...という言葉にあるように、バラガン邸は静謐にあってこそその魅力を発揮する。

どんなに良いディレクションをしても、
展示空間という目的上、一番重要な条件である静謐さを実現するのは難しい。
特に今回は休日に行ったということもあって、来場者が多め。
せっかくの空間もこう人が多くては興ざめ。

...というわけで前回同様、DVD映像をじっくり鑑賞。


前回は未完成だった図録もちゃんと発売されていて、
1,500円(税抜き)という値段の割には充実した内容だったので、
厳しい懐事情ながらも思わず購入。

全体の半分以上がバラガン自邸の解説。
さらにバラガン建築MAPつき。

展覧会で上映されていたDVDつきで4,000円だったのだけど、
さすがにそれはあきらめて図録のみ購入。


芸術は静的であるべきではないだろうか。

...最近よくそう思う。


A visit to Luis Barragan House【ワタリウム美術館】

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三越での日本伝統工芸展での失望を埋め合わせるべく、
今度行くつもりだった外苑のワタリウム美術館へ。

9月からルイス・バラガン展がはじまっています。
会場構成をSANAAが担当し、バラガン邸が再現されます。
バラガンの名前は前から知っているのですが、
どんな建築なのかはまだよく分かっていないので、
ぜひとも行きたい、と思ってました。


この展示は知識を求めに行くと落胆します。
あくまで再現されるバラガンの空間を体験するためのもの。

最初はちょっと退屈かな~と思っていたけど、
会場内に再現されたバラガンの空間を歩き、
バラガン作品を紹介する映像を眺めていたら、とても心地よくなってきました。


建築はその機能以上にボリュームが与えるマッス(量感)により
感動与えることが大切...らしい。


Green Building

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毎週水曜日の2コマ目はデザイン史の授業です。
前期はル・コルビジェやフランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエ、
ルイス・バラガンなど著名な建築家にスポットをあてたものでしたが、
後期は"都市"という地域にスポットをあてたものになります。

後期初回は「ニューヨーク」。
入学前の旅行を思い出します。

1800年当初6万人程度だったニューヨークもいまや人口800万人超の巨大都市。
(でも東京よりは少なかったんですね...意外。)
その1800年当初より計画的に整備された都市づくりにより、
ニューヨークの街は東西方向にストリート、南北方向にアヴェニューという
通りが碁盤の目状に規則正しく配置されています。
ストリートをアヴェニューは並んでる順に番号が割り振られており、
地図が見やすく、比較的場所の特定がしやすい。
東京などに比べるとずいぶんすっきりした構成になっています。

建物は長方形のブロック内に収まり、道は基本的にどこまでもまっすぐで、
あれだけ高層ビルが立ち並んでいながら空が高い。
また、摩天楼などで有名な高層ビル群は人間の遠近感覚を利用して、
ビルの高さがより高く見えるよう設計されています。
だからニューヨークは都市景観が美しい。
ストリートやアベニューから見る夕焼けがすごくキレイだったのを覚えています。


しかし。
巨大都市化は新たなる局面と問題を迎えつつあります。]

The House Book ハウス・ブック【海外編1】

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The House Book

The Garden Bookと同じくPHAIDONからの出版で
世界中から選りすぐりの500のステキな家が収録された本。
2005年3月第1刷発行。


小ぢんまりとした個人宅から「これ家なの?」というくらい豪奢で巨大な宮殿まで、
世界中の「家」が網羅されています。

ステキな家屋にステキな庭園。
晩年はこんなところで過ごしたいものです。
実際に住めるかどうかはともかくまず、晩年までに、
「自分が住みたいのはこんなところなんだ」というはっきりとした
イメージをもっていられるようにしたい。

そのためにはいろんな家を見なくちゃね。


The Garden Book ガーデン・ブック【海外編】

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The Garden Book

本屋さんで見つけた世界中のステキな庭園集。
2005年3月第1刷発行。

世界でもっとも影響力のある造園家ーデザイナー、パトロン、庭園所有者を500人選んで解説したもの。
実際ある庭園もあれば、絵とか文献だったりさまざま。

日本からも古くは慈照寺銀閣や鹿苑寺金閣、龍安寺石庭から
近代では安藤忠雄まで多くの庭園が紹介されています。

自分のお気に入りは中国は承徳の避暑山荘かな。
いつか行きたいな。

一生のうち晩年はこれぞという庭園で穏やかに過ごしたいものです。
この本の中にあるか、はたまた自分で築くのかは分からないけど
少なくとも晩年までにはこれぞというイメージが思い浮かぶように
たくさんの良い絵、いい風景を見たいと思います。