外を散策後。
東京都庭園美術館の内部公開。
写真撮り放題。
休日。
...ということもあって、いつにもまして館内は人で溢れていました。
正直こういう場所は雑踏は似合わない。
静けさの中にあってこそ、時代が重ねてきた格調というものを堪能できる。
空間を堪能するのはあきらめ、
「プロダクト」を堪能してきました。
それでもやはり時代を超えて残る美しいものを眺めるのは気分が良い。
人はなぜ、「美」を求めるのだろう。
Architecture, Art, and sometimes Design.
外を散策後。
東京都庭園美術館の内部公開。
写真撮り放題。
休日。
...ということもあって、いつにもまして館内は人で溢れていました。
正直こういう場所は雑踏は似合わない。
静けさの中にあってこそ、時代が重ねてきた格調というものを堪能できる。
空間を堪能するのはあきらめ、
「プロダクト」を堪能してきました。
それでもやはり時代を超えて残る美しいものを眺めるのは気分が良い。
人はなぜ、「美」を求めるのだろう。
中目黒の目黒川の桜はまだ八分咲きでした。
満開になると枝が川面に向かって垂れ、それはとても美しいのだけど。
ちょっとまだ時期早々。
その足で目黒川を南下して目黒は東京都庭園美術館へ。
ここの桜も同じくまだ八分咲きでしたが、
現在、庭園美術館の内部公開展示「アール・デコの館」が開催中ということもあって、
たくさんの人が訪れていました。
過去2回(1回目/2回目)訪れましたが、
チケット売り場に行列ができているのを今回はじめて見た。
通常は美術館内部は撮影禁止であるのが、
この展示期間中はほぼ全面的に撮影可となることもあって、テンションアップ。
しかしまずは美術館周辺の庭園と美術館外観を鑑賞することにしよう。
(出典:Wikipedia)
磯崎新の建築談議シリーズ。
今回は最終巻、第12巻のクライスラー・ビル。
20世紀を代表する建物としてこのビルを取り上げてます。
20世紀といえば3巨匠(ライト、ミース、コルビュジエ)をはじめとして、
アアルト、ニーマイヤー、丹下健三、安藤忠雄など
モダニズムやポストモダンの巨匠などが候補として考えられると思うのですが、
建物がNYを象徴するものとはいえ、なぜウィリアム・ヴァン・アレンという
クライスラー・ビル以外これといった作品のない建築家の作品が
ピックアップされたのか?
しかも様式はモダニズムでもポストモダンでもなく、アール・デコ。
まあ磯崎氏独特のアイロニーも込められているのでしょうが、
20世紀の建築の1つの転換点としてピックアップし、
20世紀の建築全体の方向性を俯瞰しようとするものでもあるみたいです。
建築の持つ機能とは、含有する内部空間においてのみ存在するのか?
あるいは他に機能が存在するとすれば、
それらの機能よりも内部空間の機能が最優先されるべき機能なのか?
20世紀の建築は外部と内部のせめぎ合い。
...そんなところでしょうか。
東京都庭園美術館で開催されている「建築の記憶」展へ行ってきました。
あいかわらず会期終了間際ぎりぎりでしたが、
桜が咲き頃でとても良かったです。
庭園美術館は去年一度訪れているのですが、
そのときは美術館には入らず庭園の散歩のみ、でした。
今回の展示ではじめて美術館の中へ入ったのですが、
外観と同じく内部もアール・デコ色たっぷりで情緒あふれるものでした。
アール・ヌーヴォーと並び、
デザインを学ぶ上で避けては通れない様式であるアール・デコ。
19世紀末から20世紀初頭に現れたアール・ヌーヴォーに続き、
1920年代から1930年代に登場したデザイン様式。
アール・ヌーヴォーが植物的・有機的・曲線的であるのに対し、
アール・デコは、無機的・直線的。
...とまあ大学の授業で学んだところではこんなところですが、
まあもうちょっと詳細を知りたい、ということで図書館で借りてきたのですが。
意外にも日本で唯一のアール・デコの入門書らしいのですが、
...難しかった~
アール・デコ様式をいいところはもちろん、悪いところも含めて
その全貌を説明する、という趣旨の元に突出した著名人だけでなく、
無名のデザイナーの作品なども紹介されているところが内容を難しくしている
一因かもしれません。