外を散策後。
東京都庭園美術館の内部公開。
写真撮り放題。
休日。
...ということもあって、いつにもまして館内は人で溢れていました。
正直こういう場所は雑踏は似合わない。
静けさの中にあってこそ、時代が重ねてきた格調というものを堪能できる。
空間を堪能するのはあきらめ、
「プロダクト」を堪能してきました。
それでもやはり時代を超えて残る美しいものを眺めるのは気分が良い。
人はなぜ、「美」を求めるのだろう。
[書斎]
東京都庭園美術館、旧朝香宮邸の内装は
フランスの装飾家、アンリ・ラパンが手がけているのだとか。
...聞いたことがあるようで、よく知らないけど。
正面玄関のガラスのガラスの彫刻。
香水塔。
階段。
階段の壁の装飾。
客間。
最上階のウインターガーデン。
バストイレ。
人を撮るのは苦手なので、カメラは自然と人を避ける。
床は人で溢れているから、人のいない天井にレンズを向ける。
そうすると、アール・デコの神髄が見えてくる。
各部屋ですべて照明が異なっている。
部屋の数だけ多種多様な照明がある。
ルネ・ラリックの花瓶。
美しい青。
これもルネ・ラリックだったっけ?
カーペットもアール・デコ。
スチーム暖房?
タイルのサンプル?
スツール。
ドア。
通気口さえもアール・デコ。
...いやあ、しっかり堪能しました。
【information】オフィシャルサイト
アクセス:JR山手線「目黒駅」東口/東急目黒線「目黒駅」正面口より徒歩7分
都営三田線・東京メトロ南北線「白金台駅」1番出口より徒歩6分
開館時間:10:00-18:00 (入館は17:30まで)
休館日:毎月第2・第4水曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)、年末年始
庭園入場料:大人100円、大学生80円、中学生・高校生・65歳以上50円
小学生以下及び都内の中学生は無料
※展覧会等は別途入館料が必要(入館料に庭園入場料を含む)
miyuki
初めまして。miyukiと申します。
旧朝香宮邸が大好きで色々と検索していたところ、こちらのブログにたどり着きました。
私も何度か訪ねていますが、内部撮影ができる機会はめったにないので、近々出かける予定でおります。
古い建物やその階段、照明器具などが大好きなのですが、写真を撮るときにどうしても照明の光が四方に拡がって(白いライン状に)映ってしまい、苦労しています。
ただおーさんのお写真はどれも、照明器が暖かく光り過ぎずに写されていてとても素晴らしいですね。
何か、撮影する時のコツがあるのでしょうか?
あ、私の腕が悪いのが最大の理由かもしれないですが…
これを機会にまた、アクセスさせて頂きたいと思います。
(拙くてお恥ずかしいですが、私のHP&ブログもよろしければご覧ください)
tadaoh
miyukiさん >
はじめまして。
コメントありがとうございます。
この週末は桜も見頃で、まさに絶妙のタイミングかと思います。
ぜひお出かけください。
写真に関しては僕は素人でよく分からないのですが、
とにかくいろんなアングルで撮りまくるに限るのでは無いのでしょうか。
そうすればそのうちの何枚かは「これは!」というものに出逢えるかと。
ブログに載せている写真はそうやって出逢えた写真たちです。
miyukiさんのHPとブログ、今度じっくり見させていただきますね。
今後ともご愛読よろしくお願いします!