2006年に買った本ですが、10年経過した2016年、
ブログ全体のリデザイン作業に伴い、記事内容を見直しました。
田町。
最近芝浦界隈が再開発が進んでいるとはいえ、
表参道や青山、代官山などに比べるとお洒落とかデザインとか、
そんなものには縁のなさそうな街だけど。
田町の駅前の本屋さんにデザイン関連のコーナーがあって、
そこにけっこうな種類のデザイン本が置いてあるのです。
そんなところで見つけた一冊。
いやー灯台下暗し。
AERA ってデザイン雑誌だしてたんだー。
この本はタイトルどおり日本の著名なデザイナー100人を
紹介したものですがデザイナーって日本にもたくさんいるなー...
勉強になるなあ。
刺激になるなあ。
もっともっとデザインを知りたい。
この本は以下の5カテゴリで活躍する旬のデザイナー100人をピックアップ。
「建築家」
「プロダクトデザイナー」
「アートディレクター」
「インテリアデザイナー」
「デザインプロデユーサー」
このうち、個人的に気になるデザイナーをいくつかピックアップ。
個人的には「売れ具合」よりも、どれだけの「デザイン哲学」を持っているか、
という点に興味があります。
<建築家>
一番興味のあるカテゴリですが、その総合性につき、なかなか建築家=デザイナーという図式は成り立たないカテゴリではないでしょうか。
良い建築家は良いデザイナーであることは間違いないんでしょうけど。
隈研吾
【亀老山展望台】
【雲の上ホテル】
「負ける建築」にはいろいろ考えさせられることがありました。
SANAA(妹島和世+西沢立衛)
【21世紀美術館】
【豊島美術館】
高橋晶子
【高知県立坂本龍馬記念館】
團紀彦
【足摺テルメ】
内藤廣
【高知駅】
【牧野富太郎記念館】
坂茂
【OPAM(大分県立美術館)】
<プロダクトデザイナー>
個人的には家具に興味があるので、必然的にこの分野に興味が向くわけですが、職人とデザイナーとの良好な関係の構築が、成功の秘訣だと思われます。
深澤直人
[MRUNI COLLECTION 『HIROSHIMA』]
「デザインの輪郭」はデザインを考える上で外せない一冊ですよね。
アートディレクター
いまいちその特性について把握が難しいカテゴリではありますが、デザインとアートの比較によりデザインの特性を明確にすることのできるカテゴリなのかな、
と個人的には思っています。
原研哉
「デザインのデザイン」は深澤さんの「デザインの輪郭」と並んでやはり外せない一冊ですね。
<インテリアデザイナー>
吉岡徳仁
【クリスタライズ展】
【ネイチャー・センス展】
もはや「インテリアデザイナー」の枠におさまりきらない人ですよね。
デザインプロデューサー
リビングワールド(の西村佳哲)
西村佳哲さんは多摩美一年生のときの授業「プレデザイン」の担当教官の一人でした。
デザイン、という行為を行うにあたって必要なものはなんなのか、ということについて
感覚的・論理的・体験的にアプローチするなかなか興味深い授業でした。
くみん
mydesignsに登録していただきありがとうございます。
ただおーさんも田町人だったのですね。
私は会社が田町です。
「ニッポンのデザイナー100人」
面白そうですね。
さっそくお昼にでも見に行ってみたいと思います。
tadaoh
くみんさん>
正確には田町は"隣町"なんすけどねw
僕は会社は品川です。
買えましたかー?
まっくす
おぉ。面白そう。
良ければ今度借りれませぬか。
tadaoh
まっくすさん>
mixi経由での来訪ありがとうございます。
残念ながら会ったこともない方にいきなりお貸しする、というのはちょっと^^;
そんな高いものでもありませんし、
全国の有名書店にいけばたいてい入手可能と思われます。
また画像にはamazonへのリンクも張ってありますのでご購入を検討されてはいかがでしょうか。