大学の先生の勧めで目黒にある東京都庭園美術館に行ってきました。
デザイン史でアール・デコについて学んでいたのですが、
この庭園美術館がアール・デコ調をよく残しているものとして紹介されました。
あともう一つ、品川にある原美術館もアール・デコみたいです。
元々は皇族のための邸宅を美術館として開放されたもの。
"庭園美術館"、とあるだけに美術館だけでなく、
その庭園もなかなか趣のある、いい感じのスポットとなっています。
建設年:1933年
基本設計:宮内省内匠寮・権藤要吉
内装デザイン:アンリ・ラパン
いいデザインをするためには、いいものを見る目を養う。
その信念の元、デザイン展はもちろん、美術館にも足を運んできたわけですが、
気づけばたくさんの美術館を訪問しました。
ここで一度整理してみたく、リストアップしてみます。
東京○○美術館というのがけっこうあって混乱しちゃいます。
ここでは過去に訪れたものを中心にろリストアップしてますが、
これから訪れてみたいところも含めてます。
【美術館・博物館】
東京国立近代美術館(MoMAT:竹橋)
東京都現代美術館(MOT:清澄白川)
東京都美術館(上野)
国立新美術館(NACT:六本木)
森美術館(MAM:六本木)
東京国立博物館(上野)
東京オペラシティ・アートギャラリー(新宿)
原美術館(品川)
ワタリウム美術館(外苑前)
Bunkamura ザ・ミュージアム(渋谷)
世田谷美術館(砧公園)
松涛美術館(渋谷)
あいだみつを美術館(有楽町)
【デザインスペース】
AXISギャラリー(六本木)
spiral(表参道)
HOUSE OF SHISEIDO(銀座)
TOTOギャラリー「間」(赤坂)
東京デザインセンター(五反田)
21_21 DESIGN SIGHT(六本木)
原美術館で開催中の「アートスコープ2005/2006」も気づいたらもう最終日。
慌てて行ってきました。
原美術館はオラファー・エリアソン展以来2度目。
前回も最終日で混んでいたから今回も混んでるかなあ...
と思ったら意外と空いてました。
15時ごろ到着して1時間ほどで見終えました。
プータロー旅行第二弾にて渋川へ。
そしてHARA MUSEUM ARC(ハラ ミュージアム アーク)へ。
東京品川にある原美術館の別館、ということで訪れてみたかったのです。
磯崎新の設計により1988年に開館。
グリーン牧場という牧場の一番奥にありました。
なんでわざわざ牧場の中に作ったんだろ。
あまり意味がないような気がしますが...
建物はギャラリーが3つあって、
それが中央の受付デッキから三方へ伸びているという
これまたスター形の珍しい形状の建物です。
金沢21世紀美術館のときと違って人っ子一人いず。
一人でじっくり鑑賞できました。
Amazonでこの本を買う
2006年に東京で働いていた会社を辞めるまで、
美術というものにはほとんど縁がなかった。
当然美術館なんてものにもほとんど行ったこともなく。
それなのになんの縁だか美大に行くことになって、
美術館の一つにも行っておかなきゃ、ということで買った一冊。
念願の原美術館へ初訪問。
家からバスで10分弱。こんなに近いところにあったのに。
つくづく無関心というのはコワイもんだと思います。
しかしスゴイ人。
オラファー エリアソン展最終日だからなのか、
はたまた原美術館はいつもこんなものなのか、
あきらかに定員キャパをはるかにオーバーして
人ごみにもまれながらの観覧。
そのせいか、観覧時には
「なんでこんな展示にこんなに人が集まるんだ?」
とイライラしながら鑑賞してしまい、正直集中できませんでした。
どんな名作でも観覧する環境によっては
その良さが伝わらないものだなと。
でも家に帰ってあらためて思い起こすと、
複雑な光の屈折、透過を計算しつくされたさまざまな
光の芸術、インスタレーション(...っていうの?)作品は
やはり幻想的で素晴らしいものでした。
今度行くなら(たぶん)空いてるだろう平日かな。
次はなにやるんだろ...