『デザインの骨格』より
最近プロダクトデザイナーの山中俊治さんのブログ「デザインの骨格」の存在を知ったのですが、
氏の素晴らしいスケッチの数々に惹かれてます。
グラフィック・デザイナーだってここまでキレイに描ける人はいないってくらい。
スケッチだけで作品集を出してもいいんじゃないかってくらい。
前に購入した山中さんの作品集「機能の写像」にもスケッチ・ワークはあるけれど、
やはり実物がメインになっていて、スケッチは控えめ。
スケッチメインの作品集が一冊あってもいい気がします。
氏のスケッチが他のグラフィック・デザイナーとは違った魅力を感じるのは、
そのスケッチが「視点を変えて眺めたい」と思わせること。
3Dデザイナーならではのスケッチであり、
その魅力がすなわち3Dデザインの魅力そのものではないだろうか。
MOMATでゴーギャン展を見たその足で。
21_21の「骨」展を見にいってきました。
LEDの山中俊治ディレクション。
この展示を見る前に乃木坂のギャラリー「間」で
カンポ・バエザの展示を観にいったのだけど、
クライン・ダイサム展に続いてイマイチで消化不良だったので、
ミッドタウンまで足を伸ばして見てきました。
外は真夏日でうだるような厚さ。
21_21前の人工水路では足湯ならぬ「足水」で涼をとるイベントが開催されてました。
思わずそこで涼をとりたくなりましたが、我慢して21_21へ。
構造に興味ある身としては、
「骨」というキーワードは多いにそそられるものがあったわけですが。
...正直期待以上の面白さだった。
21_21 DESIGN SIGHT:
U-Tsu-Wa-うつわ― ルーシー・リィー、ジェニファー・リー、エルンスト・ガンペール
行きたい行きたいと思いつつ、気がつけばもう会期も終了間近。
...というわけで雨にも関わらず急いで21_21へ行ってきました。
日曜美術館や美の巨人などでルーシー・リィーが特集されてるのを見て、
彼女を知り、彼女の作品に惹かれました。
西洋的なのにどこか和に繋がる精神がそこにあるような気がする。
それほど陶器にこだわりがあるわけではないのだけど、
楽焼を知ってから少しずつ陶器に興味を持つようになってきました。
「うつわ」はその機能上必ずその外殻の内に空間が存在する。
そこには無用の用の境地が在り、内なる宇宙が存在する。
空間を内包するもの、という点で建築へと通ずる魅力が「うつわ」にはあると思う。
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表紙にある卵型の金属物体に惹かれて本屋の店頭で手にとった。
そのときは買わなかったけどこれが「人を惹きつけるデザイン」なんだな、
ってそのとき感じた。
本書は以下の10人のデザイナーの作品とインタビューを掲載したものです。
秋田道夫、安次富隆、川崎和男、喜多俊之、小泉誠、
塚本カナエ、廣田尚子、村田智明、山中俊治、山本秀夫
このうち名前を知っているのは半分ほどですが、
手がけた作品をみればその多くは一度は見たことのあるものばかり。
思わず触れたいと思うもの。
僕はそれを作りたい。
GWがスタートしたわけですが。
SENSEWARE展は終わっちゃう、ということで最終日に急ぎ行ってきました~
会場は表参道のスパイラルガーデン&スパイラルホール。
日曜日ということもあって会場内はけっこう混んでいました~
入口で配っていたガイド。
ちなみに入場料は無料でした。貧乏学生にはウレシイ。
裏表紙を見ると...
8月にこのイベントが本になります。
そしてパリでもこのイベントが開催されるみたいですね...
ああパリ。行ってみたいなあ...
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前から買いたい、買いたいと思いつつなかなか買うのを躊躇していた本。
だって高いんだもの。
でも結局買っちゃったけど。
友達が図書券千円プレゼントしてくれたので定価約4千円のところ、
3千円で買えました。
原研哉さんの名前も前から耳にしていて、どんな人だろう、
どんなデザインをするのだろうという興味からもぜひこの本は
欲しかったのです。
この本は以前紹介した竹尾の「TAKEO PAPER SHOW」において発表した
同名の展覧会を書籍化したものです。
といっても紙がデザイン媒体なわけではなく、
形や色でもなく「触覚」を第一のモチベーションとしてデザインを行うことを
さまざまなクリエーターに依頼して実現したものだそうです。
まだ全部を詳細に読んだわけではないですが、
まえがきで原研哉さんの感性の鋭さに惹かれ、惹きこまれた。
スゴイよ、この人。
迷いに迷って結局購入。
LED山中俊治作品集「機能の写実」。
イベント行けなかったし。
まだじっくり見てませんが。
さすが12,000円。
パラフィン紙みたいなカバーが丁重につけられてます。
丁重に扱えということですね。
これからじっくり眺めて勉強します。