しまなみ海道縦断記

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10/2(月)。
無事退職の報告妹との再会を果たし、朝食後実家を出発。
午前11時頃再び尾道に舞い戻り、イエモンを組み立ていざ出発!

「瀬戸内しまなみ海道」とは、
1999年(平成11年)5月に開通した、愛媛県今治市と広島県尾道市を結ぶ、
約60kmの西瀬戸自動車道の愛称です。

自動車はもちろん、自転車でも全行程走行可能。
その名も「瀬戸内海横断自転車道」、通称「しまなみサイクリングロード」。
今回はこのしまなみサイクリングロードを尾道から今治へ向けて
イエモンで半日がかりで縦断しました。
自転車歩行者専用道路の総延長は約80km、
その間7箇所、10の橋があります。

mark_shimanami_cyclingroad.jpg


ルート上の道路には上記写真のマークがあり、これが目印となります。
通行には各橋で通行料がかかります。

参考: 各橋の形式と特徴 Welcome to しまなみ海道


以下通過順に紹介。
通過時刻はおおよそのものです。


1.尾道大橋・新尾道大橋 [正午頃通過]
本土から向島にかかる橋。通行料10円(有人)。
bridge_onomichi.jpg

斜張橋。2つの橋が並列してかかっています。
新尾道大橋は自動車専用橋なので尾道大橋を渡ったのかな。


2.因島大橋 [12:30頃通過]
向島から因島にかかる橋。通行料50円(無人)。
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フツーの吊橋。
自動車道が上段、自転車歩行車道が下段の2段階構造になっています。


3.生口橋 [13:40頃通過]
因島から生口島へかかる橋。通行料50円(無人)。
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複合斜張橋、とか。


4.多々羅大橋 [15:10頃通過]
生口島から大三島へかかる橋。通行料100円(無人)。
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世界一の斜張橋だそうです。
デザイン的に一番好きかな~


5.大三島橋 [16:00頃通過]
大三島から伯方島へかかる橋。通行料50円(無人)。
bridge_omishima.jpg

アーチ橋です。
丸みをおびたデザインがほかの橋たちとは一味違った趣きがあります。


6.伯方・大島大橋 [16:30頃通過]
伯方島から大島へかかる橋。通行料50円(無人)。
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伯方橋は桁橋、大島大橋は吊橋です。
構造的にも、デザイン的にもアンバランスな気がします。


7.来島海峡第1・第2・第3大橋 [18:00頃通過]
大島から四国へかかる橋。通行料200円(有人)。
bridge_kurushimakaikyo.jpg

世界初の三連吊橋だそうです。
三連荘で橋があるのでとにかく長い!


およそ6時間で全部の橋を渡りきりました。
あまりアップダウンはないかなあと思ったら大間違い。
橋はだいたい高いところを通るので橋の直前ではかなりの上り坂、
橋を過ぎるとダウンヒルになります。

写真を撮るためにあちこち寄り道しながらでしたが、
それでもかなりの体力を使いました。
僕自身もイエモンも(前輪タイヤの空気が抜けかかった)。

さて、なんとか暗くなる前に全部の橋を渡りきり、
ホッとしたところでの油断か、疲労のせいか。

今治の駅まであと5kmというところで、 車道から側道に入ろうとしたら
道が暗くて段差に気づかずひっかかり、かなりのスピードで転倒。

側頭部強打。
しかしヘルメットのおかげで軽度ですむ。
左腕4箇所擦り傷。
イエモン後輪パンク。変速機もおかしくなっている模様。
明らかにもう乗れない。
近くに自転車屋もなさげ。
しばしボー然...

ここでくじけるわけにもいかず、イエモンを歩いて牽いて今治駅を目指す。
もう気合いです。
途中ドラッグストアで消毒液と絆創膏を買って応急手当をし、
1時間半くらいで20時ごろ今治駅に到着。

1時間待ちで高松行きの特急に乗り、高松へ移動。
23時ごろ高松到着。
乗れないイエモン抱えてウロウロもできず、
駅前のたっか~いホテルにチェックイン。
シャワー浴びて泥のように眠る。

今回泊まった宿: 


こーしてしまなみ海道縦断記は幕を閉じたわけですが、
まあ大ケガしなかっただけでもよしとするか。
すっげー冒険した気がしてこれはこれで面白かったし!

さて、翌日セカチューロケ地、庵治町散策編へ続く。