区の図書館で見つけました。
自分が最初に知った建築家は、安藤忠雄さんでした。
その当時からすでに安藤さんは有名になっており、
その出会いは至極当然のものでした。
丹下さんは時代的には安藤さんよりもさらに前の人ですが、
スケール的には安藤さんよりもさらにスゴイ人のようです。
まさに「世界の丹下」なのです。
(いまや安藤さんも「世界の安藤」ですが...)
ただ「丹下」と聞くと、
『あしたのジョー』の「丹下段平」を思い起こしてしまうのは自分だけではないはず...
この本で自分の身近にはいつも丹下建築があったことを知った。
誰もが知ってるあの建築が実は丹下建築だった。
丹下建築であふれていた。
・国立代々木競技場(代々木)
・フジテレビ本社ビル(お台場)
・静岡新聞・静岡放送東京支社(銀座)
・国際連合大学(表参道)
・幕張プリンス(幕張)
(現在は「APAホテル&リゾート東京ベイ幕張」)
・広島ピースセンター(広島平和記念公園)
でも意外なことに外から眺めたことはあっても、
建物内部に入ったことがあるものは1つもない...
(後に訪れてはいますが)
自分の一番好きな丹下建築は、今回はじめて知ったのものですが、
護国寺にある「東京カテドラル聖マリア大聖堂」。
宗教建築はそんなに興味はないほうですが、
ル・コルビジェの「ロンシャンの礼拝堂」、
ガウディのサグラダ・ファミリアに次いで好きになりました。
機会あらば、後に安藤忠雄らの道標となった巨匠の建築を訪ねてみたいと思います。