[伊勢神宮外宮にて]
来週月曜日は今年最後の最終プレゼン。
...しかしまだエンジンがかからない。
というわけで、時期も時期ですし。
今年のベストショットでも挙げてみようかと。
...突然の思いつきなので、今後もやるかどうかは微妙だけど。
まずは動物ショットベストテン+α。
圧倒的に風景写真や建築写真が多い中、たまに気まぐれで動物を撮ることがある。
そんな数少ない動物写真から、お気に入りをピックアップ。
まずはカモメ。
[伊勢二見浦(夫婦岩)のカモメ]
遠くを流れる船との取り合いが気に入ってます。
この写真を見る度にかもめのジョナサンを思い起こす。
[松島のカモメ]
飛んでる姿がエイに見えなくもない。
続いてスズメ。
[羽田空港展望デッキにて]
[横浜大さん橋デッキにて]
ここで飲食する人たちのおこぼれにあずかろうと、スズメやハトたちが寄ってくる。
緑色の毛色が色鮮やかなメジロ。
[自宅そばの多摩川河川敷にて]
どうやら桜の蜜を吸いに来てるようです。
ニワトリ。
[伊勢神宮内宮にて]
普段なにげなく食している鶏も、よく見ればなかなか神妙な姿をしてるんですよね...
蝶々。
[等々力渓谷]
[松島・藤田喬平美術館内の庭園にて]
重力に逆らって、空中で静止している様はなんとも不思議。
トカゲ。
[モルディブの小島、ホリデイアイランドのコテージにて]
人間もこんな風に壁を自在に這い回れると...
どんな社会になるのだろう。
この世界は人間だけのものではない。
人間最優先の世界でもない。
弱肉強食の世界で、たとえその頂点に人間がいるのだとしても、
その下にいる動物の生を無条件に蹂躙して良いわけではない。
強者といえど、必要以上に他の生物の生を侵すことはしてはならない。
それが生物界のルールである。
そしてどんなに知恵が進化したとしても、人間も生物である以上、
そのルールは厳守しなくてはならない。
でなければ、自然界のバランスが崩れるからである。
20世紀、人間はそのエゴの欲望に身をまかせ、自身の社会を一躍発展させた。
一方で外の生態系を破壊もしてきた。
外の生態系を破壊することで成り立つ生態系などない。
21世紀、人間はようやくそのことに気づいてきたといえる。
強者も弱者も、互いへの依存によって生態系は成り立っている。
それが共存というものであり、「愛」というものではないだろうか。
決して一つ屋根の下に一緒に暮らして愛玩することが動物への愛ではない。
しかし動物たちは予想以上に逞しく強いものである。
一見人間が征服し尽くしたかに見えるこの世界で、
動物たちはしたたかに生きている。
必死に、ただ正しく生きようとするその姿を垣間見るとき、
そこに云いようのない美の存在を感じて、僕はシャッターを押すのかもしれない。
来年はもっともっと、たくさん動物たちの美しい姿を撮りたい。
撮れるような社会に、世界にしていかなければならない。