[サルバドール・ダリ「バラの頭の女性」]
ドガ展を見に久々に横浜美術館へ行ってきました。
丹下健三設計により1988年竣工、翌1989年開館。
僕の中のイメージでは建築家には2つのタイプがあって、
デビューから早い時期に花開く天才肌タイプと、
晩年に花開く大器晩成型。
丹下さんは前者で、1955年の実質的なデビュー作となった広島平和記念公園から、
1964年の東京カテドラル、代々木競技場、香川県立体育館を頂点に、
以後はあまりぱっとしない印象がある。
...あくまで僕の中での印象なのだけど。
横浜美術館もぱっと見はモダニズムの重厚さは薄れ、
どちらかといえばポストモダンの軽さが見える。
モダニズム好きにはちょっとがっかりなのだけど、そこは巨匠、
内部空間はやはり素晴らしい。
みなとみらい線みなとみらい駅より徒歩5分。
エントランス。
エントランス前の噴水にはフラワーガーデンが。
「風の音符」。
中へ。
内部は企画展のドガ展エリアは撮影禁止。
グランドギャラリー。
行ったことないけど、
どこかオルセー美術館の雰囲気と似ていると思うのは気のせいだろうか。
円形の展示室2。
「ダリとシュルレアリスムの部屋」
ダリを中心としたシュルレアリズム作品が展示。
その隣ではイサム・ノグチ作品が展示。
[真夜中の太陽]
[下方へ引く力]
そのほかの作品群。
展示室3。
[ブランクーシ「空間の鳥」]
「ブランクーシとセザンヌのある部屋」
2Fホワイエ部分。
作者、作品名分からず(控えるのを忘れた)。
写真展示室前に展示されている古いカメラ。
ブレッソン、ケルテス、アジェ、ブラッサイ、ナダールなど、
そうそうたる顔ぶれがそろっていてびっくり。
2年生の時に写真表現史の授業を取っていたおかげで楽しめた。
[藤田喬平 飾筥『湖上の花』]
藤田喬平のガラス作品。
去年、松島のミュージアムを訪れました。
グランドギャラリー部分。
[ジョルジオ・デ・キリコ「ヘクトルとアンドロマケ」]
展示物ではないけれど。
ミースのバルセロナチェア...だよね?
やっぱ美しいなあ。
美術館周辺。
けっこう開発が進んでました。
美術館に向かって右側。
ランドマークタワー。
クイーンズスクエア方面。
【Information】オフィシャルサイト
アクセス:みなとみらい線みなとみらい駅より徒歩5分、JR桜木町駅から徒歩10分
開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
休館日:木曜日、年末年始